はじめに
子どもを「褒めること」は育児に欠かせませんが、「どう褒めるのが効果的なの?」と悩むことはありませんか?
幼児期は自己肯定感がぐんと育つ大切な時期。
だからこそ、ただ「すごいね!」と褒めるだけではなく、具体的な行動や努力を認めることが重要です。
具体的な行動や努力に焦点を当てた褒め言葉が、子どもにとってより効果的です。
特に発達凸凹の子どもは褒め方次第で大きく成長します。
本記事では、実際のエピソードを交えながら、幼児に効果的な褒め言葉をご紹介します。

1. 幼児に響く効果的な褒め言葉とは?

1️⃣「がんばったね!」
幼児は挑戦を重ねて成長します。
結果だけでなく、努力そのものを認めてあげると、失敗を恐れずに挑戦する姿勢が育まれます。
エピソード例
📌洋服のボタンを留められたとき
苦戦しながらも最後まで頑張って、ついに全部のボタンを留められたとき、「最後まであきらめずにがんばったね!」と声をかけると、満足そうな笑顔を見せてくれました。
📌苦手な野菜を食べたとき
苦手な野菜を一口食べられたとき、「挑戦してえらかったね。がんばったね。」と伝えたら、次も食べてみようと意欲を見せました。
📌公園の遊具に挑戦したとき
公園で高い遊具に挑戦して登り切った子どもに「怖かったけどがんばったね」と言うと、誇らしそうに振り返って笑顔を見せました。

2️⃣「〇〇できたの、ママすごく嬉しいよ!」
親も一緒に喜びを表現することで、子どもにとって親との喜びの共有が大切だと感じられます。
幼児は親が自分に注目してくれていることに非常に敏感なので、喜びを一緒に表現するのは有効です。
エピソード例
📌おもちゃを自分から片付けたとき
「ママのお掃除が楽になるなぁ。片付けてくれて本当にうれしいよ!」と言うと、満足そうに次も片付けようとしていました。

📌絵本を1ページ自分で読めたとき
「全部読めたのすごいね、ママすごくうれしいよ」と伝えたら、次は別の本を選んで持ってきました。
📌公園で自然に「ありがとう」と友だちに言えたとき
「ちゃんとお友達にお礼が言えてえらいね!そんな姿が見られて、ママうれしいな」と伝えると、少し照れながらも満足そうでした。

3️⃣「〇〇するの、とっても上手だったね!」
具体的な行動を褒めることで、どの行動が良かったのかを子どもが理解しやすくなります。
「絵を描くの上手だね」「靴を揃えられたね」など、日常の小さな成功を見逃さず認識してあげることが、自信につながります。
エピソード例
📌初めて折り紙で鶴を折れたとき
「羽の部分がきれいに折れたね!」と伝えると、さらにもう一つ挑戦し始めました。
📌ご飯をこぼさずに食べられたとき
「きれいに食べられたね!上手だったよ」と伝えると、次の日も「昨日ほめられたから、今日もきれいに食べるね!」と意識して丁寧に食べようとしていました。
📌近所の人に挨拶ができたとき
「挨拶、とっても上手だったね!」と褒めると、満足そうに次からも喜んで挨拶するようになりました。

4️⃣「考えたね、いいアイデアだね!」
創造力や問題解決力を認めると、子どもは自信を持って新しいことに挑戦します。
幼児は自分で考える力を伸ばし、何か新しいことを発見したり工夫することが大好きです。
そのプロセスを尊重してあげましょう。
エピソード例
📌積み木で遊んでいるとき、いつもとは違う形の家を作った子ども
「こんな形もできるんだね、いいアイデアだね!」と声をかけたら、さらに工夫を凝らし始めました。
📌おもちゃの取り合いを避けるため、自分から交代する提案をしたとき
「それはいい考えだね!」と伝えると、得意げに何度もおもちゃを交換していました。
📌描いた絵にストーリーをつけて説明してくれたとき
「そんな話が浮かぶなんてすごいね!いいアイデアだね」と言うと、もっと詳しく話してくれました。

5️⃣「優しくできたね!」
お友達や家族に優しい行動を取った時、優しさや思いやりを褒めてあげることも大切です。
これにより、社会的なスキルが育ち、他者との関わり方を学んでいきます。
エピソード例
📌赤ちゃんにおもちゃをそっと渡してくれたとき
「優しくできたね」と伝えると、嬉しそうにまたおもちゃを渡していました。
📌怪我をした弟に「大丈夫?」と声をかけたとき
「優しくできたね」と褒めると、友だちにも優しく接するようになりました。
📌ペットにおやつをあげるとき、ゆっくりと優しく手渡してくれた
「動物さんにも優しくてえらいね」と言うと、さらに大事に扱うようになりました。
📌弟が熱を出したとき、「大丈夫?」と心配していた時
「優しくしてくれてありがとう。きっと弟も喜んでるね」と声をかけると、さらに優しく励ましていました。

6️⃣「〇〇すると気持ちいいね!」
「気持ちいい」という感覚的な表現を使うことで、子どもがその行動自体を心地良いと感じられるようになります。
これは、片付けや挨拶といった習慣化したい行動を促すのに役立ちます。
エピソード例
📌自分の机をきれいに拭いた後
「ピカピカだと気持ちいいね!」と言うと、さらに床拭きを始めました。
📌公園で遊んだ後に手を洗ったとき
「手がきれいだと気持ちいいね!」と言うと、手洗いが楽しくなったようでした。
📌靴を揃えて脱いだ後
「靴が揃っていると気分いいね」と伝えると、次回からも意識して揃えてくれました。
📌頼まれごとに「はい」と返事ができたとき
「気持ちよくお返事できたね!あなたに頼んでよかったよ」と褒めると、得意げな表情を見せました。

7️⃣「自分でできたね!すごい!」
幼児は自立した行動を褒められると大喜びします。
難しいことに挑戦して成功したとき、「自分でできた!」という感覚を持たせることで、次の挑戦に対しても意欲が高まります。
エピソード例
📌初めて服のボタンをとめられたとき
「自分でぜんぶできたね」と言うと、得意気な顔で他のボタンも試していました。
📌公園で一人でブランコに乗れたとき
「ブランコ、自分でできたね!」と伝えると、ますます楽しそうに何度も挑戦していました。
📌自分でお皿を下げたとき
「全部一人でできてすごいね!」と言うと、「次もやる!」と意気込んでいました。
📌朝の身支度が一人でできた時
「手伝わなくても、ぜんぶ自分でできたね!すごいね!」と伝えると、「僕、すごかったね!」とご機嫌でした。

2. 褒め言葉のコツ
✅ 具体的に褒める
「〇〇ができたね!」と具体的に行動を褒める(行動を明確に伝える)ことで、子どもは何が良かったのかを理解できます。
子どもは自分の成長を実感できます。
✅ 努力を認める
結果だけでなく、「頑張っていたね」とプロセスや努力そのものを褒めることで、挑戦する意欲が育ちます。
✅ 喜びを共有する
「ママも嬉しいよ!」と伝えると、子どもは自分の行動が誰かを幸せにすることを学び、前向きな気持ちを持てるようになります。
3. よくある質問
「すごいね!」だけではダメなの?
「すごいね!」だけだと何が良かったのか伝わらず、子どもが本当に自信を持てないことがあります。
具体的な行動や努力を褒めるのが効果的です。子どもが失敗した時はどう褒めればいい?
「結果よりも挑戦したことが大事だよ!」「頑張ったね!」と、努力や過程を認める声かけをしましょう。
兄弟間で褒め方に差が出てしまう…
それぞれの頑張りを公平に認めるよう意識しましょう。
「◯◯ちゃんはこれが上手だったね」「◯◯くんはこれができたね」と個別に褒めるのがコツ。「ママ嬉しい!」は効果的?
はい!子どもは親の喜びを感じることで、ポジティブな行動を増やします。
何回も同じことで褒めてもいい?
OK!子どもは繰り返し褒められることで自信を深めていきます。
「褒めすぎ」はよくない?
無理に褒めるのはNGですが、適切なタイミングで自然に褒めるのは問題ありません。
年齢が上がると効果が薄れる?
幼児期だけでなく、小学生以降も適切な褒め方を意識すると効果的です。
叱るときと褒めるときのバランスは?
褒める回数を叱る回数の3倍以上にすると、自己肯定感が育ちやすくなります。
パパも褒めるべき?
もちろん!父親からの褒め言葉も子どもに大きな影響を与えます。
褒め言葉を増やすコツは?
子どもの行動をよく観察し、小さな成長にも目を向けることで、自然と褒める機会が増えます。
まとめ
- 幼児期は、褒め言葉で自己肯定感を育てる大切な時期
- 具体的な行動や努力を認めることで、子どもは挑戦する意欲を持つ
- 発達凸凹の子どもも、具体的な行動や努力を認めることで自信を持ち、前向きな成長につながる
- 親が喜びを共有することで、信頼関係が深まる
今日からぜひ、日常の小さな成長を見逃さず、効果的な褒め言葉を取り入れてみましょう!
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次回は、「育児中でもできる!ママのリフレッシュ時間を作る6つの方法」をご紹介します!
お楽しみに!