子育てブログ

5歳から始めるお金の勉強|遊びながら身につく『お金のカウンティング』完全ガイド

お店屋さんごっこのレジ前、子どもが100円を数えてレジに入れようとしている、ママが「すごいね!」と拍手している姿

はじめに

――遊びながら「生きる力」を育てる、小さなステップ🌱✨

最近、5歳の息子がおもちゃ屋さんやスーパーマーケットでふとこんなことを言いました。

👦「これ買うには…2,000円いるの?」
👦「これは500円かな?」
👦「おつりって、いくら返ってくるの?」

えっ…そんな会話できるようになってる!?😳
気づけば息子の中で「お金」への興味が急上昇していたんです。

実はこの「お金への関心」こそが、
家庭でできる お金のカウンティング学習の始めどき なんです。

とはいえ…

✔︎ いきなり難しい計算は不要!
✔︎ 遊びの延長でOK!
✔︎ 発達のでこぼこがあっても楽しく学べる!

むしろ、楽しめることこそがいちばんの学習材料💡
わが家でも「お店屋さんごっこ」を通して、自然と数字・硬貨・価値の理解が深まっていきました。

この記事では、そんな 「5歳でもすぐできる、お金の学び方4ステップ」
我が家のリアルな体験を交えながら、やさしく分かりやすく紹介します。

🎯STEP1:硬貨の弁別

まずは【見て・触って・比べる】ところから。

✔️ 具体的なやり方

  • 本物の硬貨(またはおもちゃのお金)を並べる
  • 「どれが10円?」「色で分けてみよう」など、遊びの感覚でOK
  • 触ると分かる「ざらざらの縁」などの特徴にも触れる

うちの息子は「10円は茶色!」と言って覚えました。

🎯STEP2:硬貨の種類を言う

形・色・大きさをヒントに、名称が一致すると「ぐっと実用的」に。

✔️ たとえば

  • 大きい銀色 →「これは100円!」
  • 小さい金色 →「5円だよ、穴あいてるね!」

特徴を言えるようになると、子どもは達成感でニコニコになります。

🎯STEP3:お金のカウンティング

いよいよ計算の入り口へ。

✔️ 最初にやるのは「同じ硬貨」

  • 10円玉だけを使って合計を出す
  • 100円玉だけで合計を出す
  • 「10円を3枚でいくら?」と数唱とリンクさせる

🎯STEP4:お金の抽出

ここまでできれば、実生活に一気に近づきます。

✔️ 練習例

  • 「30円つくってみて!」
    → 10円玉を3枚選ぶ
  • 「120円にするにはどうする?」
    → 100円+10円×2 を自分で考える

ここまで来ると、お店屋さんごっこもレベルアップ!
「ママ、これいくらですか?」と聞く姿がなんだか頼もしい。

✏️ 体験談:紙のお金では微妙だった…だから本物」を使った話

最初はよくある 紙のお金のおもちゃ を使ってみたんです。
でも実際は…

  • 食いつきが悪い
  • 気づいたらどこかに消えてる
  • なんとなく「本物感」がなくて5歳の息子には物足りない

正直、「これじゃお金の勉強につながらないな…」と感じました。

そこで思い切って、本物のお金を洗って使わせることに変更!✨
(※水で洗って完全に乾かせば衛生的にも◎)

すると…

👉 目の輝きが全然ちがう!
👉 重さ・質感がリアルで、硬貨の違いがわかりやすい
👉 「本物」というだけで集中力が段違い

もちろん、
「本物のお金はちょっと…」
という場合は 100均のお金セット も便利です。
サイズ感や重さが本物に近いので、紙より断然おすすめです。

🙋‍♀️【よくある質問|FAQ 】

5歳だとまだ早い?

興味が出たタイミングがベスト。発達段階に合わせて進めれば大丈夫。

本物のお金を使っていい?

もちろんOK。リアリティがあって理解が早くなります。

まず教えるべき硬貨は?

10円と100円がシンプルでスタートに最適。

穴あきの5円・50円は混乱しない?

「穴=スペシャルチーム」として別扱いにすると覚えやすいです。

数が苦手でもできる?

カウンティングは数概念の導入なので、むしろ「練習に最適」。

遊びながら教える方法は?

お店屋さんごっこ、ガチャごっこ、ジュース自販機ごっこが鉄板!

間違えてもいい?

むしろチャンスです。「どこが違うかな?」と一緒に考えられる。

兄弟でレベルが違うけど同時にできる?

上の子には「店員役」をお願いすれば双方が楽しめます。

1円・5円・50円・100円・500円…すべて教えるべき?

一気にやると混乱するので、興味と理解に合わせて徐々に。

目標はどこまで?

「何円を作る」ができれば実生活につながる十分な基礎が身につきます。

🌟まとめ

お金の学習は、ただ数字を覚えるだけではありません。
『生活の中で必要な考える力』を育てる絶好の機会です💰✨

もしあなたのお子さんが…

✔︎ お金やレジに興味を示し始めた
✔︎ 数を数えるのが好き
✔︎ ごっこ遊びをよくする

そんな様子があるなら、お金のカウンティングはまさに今が始めどき😊

遊びながら、楽しく、そして確実に“生きる力”が育っていきます。
今日から、ぜひ気軽に取り入れてみてくださいね🌈

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 私は、2歳と4歳の発達障害の息子を育てているママです。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、現役保育士監修のもと、発達に特性のあるお子さんとの向き合い方や、日々の悩みに寄り添う情報をこのブログで発信しています。 「ことばがゆっくり」「感覚に敏感」「お友だちとの関わりがむずかしい」そんな日々のちょっとした困りごとに、私自身もたくさん向き合ってきました。 このブログでは、🔸わが子のリアルなエピソード🔸家庭でできる関わりの工夫🔸ママの心がふっと軽くなるヒントなどをお届けしています。 🍀「私だけじゃないんだ」そう思える場所が、ここで見つかりますように。どうぞ、気軽に読んでいってください☺️

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