はじめに
子どもが自分で問題を解決できる力を育むことは、将来の自立につながります。
しかし、日々の子育ての中で「どうすればいいの?」と助けを求められたとき、つい親が答えを教えてしまうこともありますよね。
我が家でも、長男が「困った!」と感じるたびに頼ってくることが多く、最初はどう対応すればよいか悩みました。
でも、実は子どもにとって本当に大切なのは、自分で解決策を考え、試行錯誤する経験です。
この力は、将来困難に直面したときに乗り越える基盤となります。
そこで、親としてどのようにサポートすればよいのか、具体的な方法を紹介します。
今日から実践できるアプローチを、ぜひ試してみてください!
目次
- 実体験:長男の「おもちゃ貸し借り」問題解決法
- 問題解決のステップ
- 1. 子どもが問題を理解する
- 2. 解決策を考える
- 3. メリット・デメリットを比較する
- 4. 行動に移す
- 5. 結果を振り返り、学びを得る
- 6. 継続的なサポートとフィードバック
- 7.「挑戦する力」とのつながり
- 問題解決力を育むステップまとめ
- よくある質問
- まとめ
1. 実体験:長男の「おもちゃ貸し借り」問題解決法

問題の発端
ある日、4歳の長男が友達と遊んでいる際に、おもちゃの貸し借りを巡ってケンカになりました。
以前の私はすぐに「順番に使おうね」と言っていましたが、今回は少し立ち止まり、別のアプローチを試してみました。
親の対応例
NG例:「順番に使いなさい!」
OK例:「どうしたら二人とも楽しく遊べるかな?」
実践方法
長男はしばらく考え、「じゃあ、1回ずつ使って交代するのはどう?」と提案しました。
友達も納得し、その後はスムーズに遊べました。
重要なポイント
すぐに解決策を出すのではなく、子ども自身に考えさせることが大切です。
問いかけを通じて、子どもが問題解決の過程を学ぶことができます。
2. 問題解決のステップ

1. 子どもが問題を理解する
最初のステップは、子どもが何が問題かを理解することです。
具体的に言葉にする手助けをし、困難を整理することで、解決への第一歩を踏み出せます。
実践方法:
- 「今、何が困っているの?」と聞き、問題を言葉にさせる。
- 問題が複雑なら、「これはどう感じている?」「「これが一番大変だと思う?」とさらに具体的に考えさせる。
問題が整理できたら、一緒に確認して明確化しましょう。
2. 解決策を考える
次に、子どもに解決策を考えさせます。
親が解決策を出すのではなく、子どもにアイデアを出させ、自分で考える力を養います。
実践方法:
「どうすればいいと思う?」と質問し、複数の解決策を引き出しましょう。
これにより、問題解決の過程で思考力を養い、自信を持つことができます。
3. メリット・デメリットを比較する

出された解決策のメリットとデメリットを一緒に考え、最適な解決策を選ぶ手助けをします。
実践方法:
- 「この方法のいいところは何だろう?」
- 「うまくいかないかもしれない部分はどこ?」と問いかけ、選択肢を評価します。
子ども自身が最終的な選択をすることで、責任感と自己効力感を育てます。
4. 実行に移す
選んだ解決策を実際に試してみることが大切です。
子どもが自分のアイデアで行動することで、問題解決のプロセスを体験し、成功体験を得ることができます。
実践方法:
- 「じゃあ、この方法を試してみよう!」と前向きに行動を促す。
- 子どもが行動に移した際には、その過程を見守りつつ、必要に応じてサポートする。
- 小さな成功でも「うまくいったね!」としっかり褒めることで、次回への自信を育てる。
5. 結果を振り返り、学びを得る
解決策を試した後、振り返り、学びを得ることが重要です。
成功した場合も、うまくいかなかった場合も、その経験を次に活かせるようにします。
実践方法:
- 「この方法はどうだった?」と感想を聞き、何を学んだか一緒に話し合う。
- うまくいかなかった場合でも、「何が違ったらもっと良くなったと思う?」と前向きに捉えさせる。
- 振り返りの中で、次にどう活かせるかを考え、成長の機会に変える。
6. 継続的なサポートとフィードバック
問題解決スキルは一度身に付けたら終わりではなく、日常的に練習していくことが大切です。
継続的なサポートとフィードバックで、スキルを強化していきましょう。
実践方法:
- 子どもが問題を解決したとき、「また自分で解決できるかな?」と声をかけます。
- 解決策を考える習慣がつくまで、定期的にフィードバックを与えて、成長をサポートします。
- 継続的に成功体験を積ませ、自己肯定感を高めます。
自己肯定感を高めるための工夫
子どもが問題を解決した際の成功体験をしっかり褒めることで、自己肯定感を高めることができます。
成功体験が積み重なることで、次回への自信を育むことができます。
👉 関連記事:

7. 「挑戦する力」とのつながり
問題解決力は、子どもの「挑戦する力」とも深く関わっています。
何か困難にぶつかったとき、「どうせ無理」と諦めるのではなく、「どうすればできるかな?」と考えられる子どもは、積極的に挑戦できるようになります。
例えば、以前の記事で書いた「挑戦する力を育む方法」の一つとして、「失敗をポジティブに受け止める」ことを紹介しました。
この考え方は問題解決にも応用でき、「失敗しても大丈夫、次の方法を考えよう!」と前向きに促すことで、試行錯誤する習慣がつきます。
👉 関連記事:挑戦する力を育む方法
問題解決力を育むステップまとめ
3. よくある質問
問題解決スキルは何歳から育てるべき?
2~3歳頃から、簡単な「選択」をさせることで育て始めるとよい。
すぐに親が解決策を教えてしまうのはダメ?
長期的に見ると、子どもの自立心を阻害する可能性があるため、まずは「どうしたらいいと思う?」と問いかけるのがベスト。
子どもが解決策を考えられないときは?
選択肢を一緒に考えたり、ヒントを与えることで少しずつ習慣化させる。
兄弟げんかのような問題にも使える?
使える。「どうすればお互いが納得できる?」と話し合う機会を作るとよい。
問題を解決できなかったときの対応は?
失敗から学ぶ機会にし、「別の方法を試してみよう」と前向きに促す。
年齢によってアプローチは違う?
小さい子には具体的な選択肢を提示、大きくなったら自由に考えさせるのが効果的。
「待つ」ことが大事とは?
親がすぐに口を出さず、子どもが考える時間を確保することが重要。
日常生活のどんな場面で使える?
おもちゃの片付け、友達とのトラブル、宿題、習い事の練習など多岐にわたる。
子どもが「めんどくさい」と言ったら?
「解決したらどうなる?」とメリットを示して動機付けする。
習慣化するためのコツは?
「問題→考える→試す→振り返る」のサイクルを定期的に実践すること。
まとめ
子どもが問題を解決する力を育むためには、親がすぐに答えを教えるのではなく、考える機会を作ることが大切です。
✅ 困ったときは「どうしたらいいと思う?」と問いかける
✅ 子ども自身に解決策を考えさせ、試行錯誤を見守る
✅ 「挑戦する力」と結びつけることで、主体性を伸ばす
日常のちょっとした場面から実践できるので、ぜひ試してみてください!
子どもが自分で問題を理解し、解決策を考え、行動に移す力を育てることは、将来に向けた大きな財産になります。
そして、親もまた、子どもの成長を支えるサポートの仕方を学び、共に成長していくことが大切です。
親子で一緒に学び、未来への力を育んでいきましょう!
📌 参考サイト
🔜 次回予告
🔜 次回予告: 「子どもが挑戦する力をつけるための工夫:失敗から学ぶ力を育てよう」です。
お楽しみに!