はじめに|未就学児の「やる気」は声かけで変わる
👉 「未就学児」「声かけ」「やる気」
この3つは、毎日の育児で切っても切れないテーマではないでしょうか。
子どもに何かを身につけてほしいとき、
大人の「やらせたい気持ち」が先行してしまうことはよくあります。
しかし、やる気がなければ学びは始まりません。
わが家の結論は
👉 「やらせる」のではなく、「楽しいあそびに変える」ことでした。
目次
はじめに
子どもを「乗せる」ために大切な考え方
「続けなきゃ」は逆効果になることも
子どもは「動かす」より「転がす」
男の子・女の子で違う「乗せ方」
体験談① やらせようとした瞬間、拒否した話(ひらがな)
体験談② 遊びに変えたら一気に前向きに(時計)
体験談③ 手先の不器用さは「環境づくり」で変わった
体験談④ 「だるまさんがころんだ」で動きが変わった
体験談⑤ 身支度は「声かけ」ひとつで変わる
未就学児を「乗せる」ことば50選
よくある質問と答え(FAQ)
まとめ|無理に動かさなくていい
「続けなきゃ」は逆効果になることも
・毎日やらないと意味がない
・続けないと身につかない
そう思いがちですが、
実は引くことも立派な関わりです。
一度やめたことで、
子どもが自分から戻ってくるケースもあります。
子どもは「動かす」より「転がす」
子どもは指示で動かす存在ではなく、
👉 環境と関わり方で自然に動き出す存在。
手を変え、品を変え、
「遊び」の形で関わることが、結果的にいちばんの近道です。
男の子・女の子で違う「乗せ方」
男の子
👉「かっこいいね!」がスイッチ
プライドをくすぐる声かけが効果的。
女の子
👉「期待に応えよう」と頑張りすぎる傾向
やらせすぎず、気持ちの負担に注意が必要。
体験談①「やらせよう」とした瞬間、拒否した話(ひらがな)
ひらがなの練習をしてほしくて、
「毎日少しずつやろう」と声をかけていた時期がありました。
最初は座ってくれていたものの、
数日経つと
👉 ノートを見るだけで顔がこわばるように。
「今日はやらない」と言われ、
内心焦りながらも、思い切って一度やめることにしました。
数週間後、
「先生にお手紙書いてみようか?」と何気なく聞くと、
子どもがにこっと笑って、
「なんて書こうかな。手伝ってね」とポツリ。
👉 「やらせていたとき」より、自然に使っている
引くことの大切さを実感した出来事でした。
体験談② 遊びに変えたら一気に前向きに(時計)
時計の練習も、
「毎日少しずつやろう」と声をかけていた時期があります。
最初は座るものの、
次第に
👉「時計見るの、いやー」と拒否するように。
そこで、
一緒に時計の絵を描き、
「これ見ながらなら分かりやすいね」
「見れたら、かっこいいよ!」と声をかけてみました。
すると、
「これがあれば読めるよ。すごい?」とニコニコ。
👉 ただ練習するより、遊びにした方が効果的
親子で楽しく取り組めたことも、大きなポイントでした。
体験談③ 手先の不器用さは「環境づくり」で変わった
手先が不器用で、
本人もイライラしがち。
親としても心配していました。
そこで、
新聞紙を自由に使えるようにしてみると、
意外にも新聞紙あそびに夢中に。
最初は丸めて棒を作るだけでしたが、
遊びの中でいろいろ工夫するうちに、
少しずつ手先の動きがスムーズに。
👉
「はさみの練習」「折り紙の練習」をしようとするより、
気が向いた時に、
自分でできる環境を整えることが大切だと気づいた体験です。
体験談④「だるまさんがころんだ」で動きが変わった
身体の動きが不器用で、
「ゆっくり体を動かすのが苦手」と指摘を受けていました。
家で
👉 だるまさんがころんだごっこを始めると、
最初は毎回ダッシュ。
でも、繰り返すうちに
そっと、ゆっくり動くこともできるように。
👉
激しい動きが好きでも、
遊びの中なら「ゆっくり」も身につく
と感じた出来事でした。
体験談⑤ 身支度は「声かけ」ひとつで変わる
「早くして!」と言うより、
👉「今日もかっこいいね」「さすがだね」と声をかけた方が、
不思議と準備が早い。
子どもは、
動かされるより、
認められたときにスイッチが入るのだと実感しています。
🌱 未就学児を「乗せる」ことば 50選
① ワクワク型(あそびに変える)
- これ、ゲームにしてみよっか
- ミッションスタート!
- どっちが早いかな?
- レベルアップしてみる?
- 先生ごっこしよう
- ママ(パパ)と勝負!
- できたら次のステージね
- これ、秘密の練習なんだ
- チャレンジしてみる?
- 今日だけの特別ルールだよ
② プライドくすぐり型(特に男の子に◎)
- それ、かっこいいね
- さすがだね
- ○○くんだからできるね
- 今の動き、ヒーローみたい
- もうプロだね
- それ見たら先生びっくりするよ
- 大きくなったね
- もう一回見せて
- ママ、真似していい?
- そのやり方、天才じゃない?
③ 安心・寄り添い型(慎重な子に◎)
- 一緒にやろう
- そばにいるよ
- ゆっくりでいいよ
- 見てるだけでもいいよ
- 途中でやめても大丈夫
- できなくてもいいよ
- ちょっとだけやってみる?
- ママが先にやるね
- 分からなくなったら聞いてね
- ここまででOKだよ
④ 選択肢型(主導権を子どもへ)
- どっちにする?
- 先に○○?後で○○?
- 赤と青、どっち?
- 今日はどれやる?
- ママと?ひとりで?
- 座って?立って?
- 1回?それとも2回?
- 今やる?あとでやる?
- どこから始める?
- どんなやり方にする?
⑤ できた後を想像させる型
- できたら何しよっか
- 終わったら一緒に遊ぼう
- これ終わったらおやつだね
- できたら教えてあげよう
- 終わったらぎゅーしよ
- できたら写真撮ろうか
- ママ、楽しみにしてる
- できたら一緒に喜ぼう
- 終わったら〇〇行こう
- できたら教えてくれる?
よくある質問と答え(FAQ)
子どもがまったくやる気を出しません。どうしたらいい?
一度「やらせる」関わりをやめ、遊びに変える・距離を置くことも有効です。
毎日続けないと意味はないですか?
嫌いになるくらいなら、続けない方が良い場合もあります。
何歳から「乗せる声かけ」は有効ですか?
2〜3歳頃から効果が出やすいです。
発達特性のある子にも使えますか?
むしろ相性が良く、療育でも推奨される考え方です。
ほめすぎは逆効果になりませんか?
結果ではなく「過程」をほめることが大切です。
男の子と女の子で本当に違いますか?
傾向として違いがあり、声かけを調整すると効果的です。
「引く」タイミングが分かりません。
拒否や緊張が見えたら、一度やめるサインです。
何度も拒否されたらどうすれば?
形を変え、間隔を空けて再提案してみましょう。
叱らずに進めるのは甘やかしですか?
甘やかしではなく、自己肯定感を育てる関わりです。
親が疲れてしまいます。
親が無理をしないことも、長く続く支援につながります。
まとめ|無理に動かさなくていい
子どもを動かそうとしすぎなくて大丈夫。
無理に引っ張るより、
👉 楽しい方向に「転がしてあげる」。
それが、親子ともに疲れない関わり方だと感じています。