はじめに
発達に特性を持つ子どもを育てる中で、「療育」について悩むことはありませんか?
「どんなプログラムがあるの?」「本当に効果があるの?」と、不安や疑問を感じている方も多いでしょう。
私も最初は同じ気持ちでしたが、息子が療育センターで活動する中で、少しずつ親としてできるサポートの形が見えてきました。
この記事では、息子が療育センターで受けている 幼児向けの療育プログラムの具体的な1日の流れ をご紹介します。
療育を通じた成長の様子や、家庭で取り入れられる工夫も詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
さらに、療育を受ける中で感じた親子関係の大切さや、親としての葛藤については、以下の記事で詳しくお伝えしています。
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療育プログラム|1日の流れと意義・ポイント
1. 軽い運動遊び|心身のリラックスと運動能力の発達サポート
- 活動内容:
アンパンマンの曲に合わせてリズム運動やかけっこを行います。 - 意義:
心と体をほぐし、楽しく体を動かすことで、運動能力を高めます。 - 実感した効果:
最初はリズム運動が苦手だった息子も、療育を続ける中でステップを覚え、家でも自然に踊る姿が見られるようになりました。
「ママ、見て!」と嬉しそうに踊る姿を見るたびに、成長を感じています。
2. 親子コミュニケーション|絆を深める・信頼関係づくり
● 活動内容:
親子でハグや簡単なゲーム、会話を楽しむ時間です。
- 意義:
親との触れ合いを通じて、子どもが安心感を持ち、次の活動に集中しやすくなります。 - 家庭での取り入れ例:
療育で学んだことを活かし、就寝前に息子と毎晩「今日の楽しかったこと」を話す時間を作っています。
息子はお気に入りの絵本を持ってきて、その日学んだことや気づいたことを楽しそうに話してくれます。
3.お集まり(1回目)|集団行動練習・社会性を育てる基礎スキル
- 活動内容:
名前を呼ばれると元気よく返事をする練習や、順番を守るゲームを行います。 - 意義:
集団生活に必要な「待つ」「聞く」スキルを身につけます。 - エピソード:
息子は当初、待つのが苦手で途中で立ち歩いてしまうことがありました。
しかし、先生が「もう少しで順番が来るよ」と優しく声をかけてくれることで、少しずつ待つことの意味を理解してきたようです。
4. 製作活動|指先を使った感覚遊び
- 活動内容:
季節に合わせた工作や感覚遊び(粘土や絵の具遊び)を行います。 - 意義:
創造力や集中力を育て、達成感を味わう経験を積みます。 - 実感した変化:
触覚過敏がある息子は粘土遊びが苦手でしたが、先生が無理強いせずに少しずつ慣らしてくれたおかげで、今では自分から「これ作ってみたい!」と言えるようになりました。
完成した作品を持って帰るときの笑顔が、何よりの宝物です。
5.自由遊びと親のフィードバックタイム|家庭での療育活用法
- 活動内容:
子どもたちが自由に遊ぶ時間で、それぞれが好きな遊びに取り組みます。
ブロック遊び、おままごと、お絵かき、車のおもちゃなど、さまざまな道具が揃っており、各自の興味や関心に応じて自由に選択します。 - 意義:
自由遊びを通じて自己表現や自立性を育てる。
遊びを通じて社会性や協調性を学び、他の子どもたちとのやりとりを通じて成長します。 - 親にとっての時間:
スタッフからその日の療育の様子についてフィードバックを受けることで、子どもの成長や課題を具体的に把握する機会になります。 - 実感した効果:
- 息子が療育を始めた頃は、他の子どもたちとおもちゃの取り合いをすることが多かったのですが、少しずつ「順番を待つ」や「貸してと言う」などの行動が見られるようになりました。
- また、家庭では同じように自由に遊ぶ時間を意識して取り入れ、親子でブロック遊びを楽しむことが増えました。
息子が「これはトンネルだよ!」と説明しながら工夫する姿を見て、創造性が育っていると実感しています。
家庭での療育活用法
1. 家庭で自由遊びの時間を設ける:
療育で楽しんでいるブロックやおままごとを家でも用意しました。
息子が自由に遊べるスペースを確保し、「今日はこれを作ろう!」と親子で目標を立てることもあります。
2. 親のフィードバックを活用:
療育のフィードバックで教えてもらった「順番待ちの練習」や「おもちゃを共有するルール」を家でも実践。
3. 他の子どもとの交流から学ぶ:
療育で見た息子の姿を参考に、家でも同じ状況を作り、「こうすればもっと楽しいね」と一緒に工夫することが増えました。
6. お集まり(2回目)と絵本の読み聞かせ|集中力と次への期待感を育てる
● 活動内容:
1日の最後にみんなで集まり、絵本や紙芝居、パネルシアターを楽しみます。
ストーリー性のある読み聞かせに加え、子どもたちが物語に関わりながら楽しめる仕掛けが組み込まれることもあります。
- 意義:
読み聞かせを通じて集中力や想像力を養い、次の活動への期待感を育てます。
物語を楽しむことでリラックスしながら、一日を充実感の中で終えることができます。 - ポイント:
読み聞かせでは、子どもたちの興味を引きつける内容を選び、短い時間でも集中力が続く工夫してあります。
息子も次回の療育に期待を持つようになり、活動をポジティブに受け止められるようになってきました。 - 実感:
息子は以前、絵本に集中することが苦手でしたが、療育での読み聞かせが習慣化する中で徐々に興味を示すように。
家でも寝る前に絵本を読むと、興味津々で「また読んで」と言うことが増えました。
この時間が、親子の穏やかなひとときにもなっています。
7. 笑顔で「さようなら」の挨拶|達成感と社会的スキルを育む
- 活動内容:
最後に名前を呼ばれ、一人ずつ出席カードを先生から返却されます。
その後、友達や先生と笑顔で「さようなら」の挨拶を交わし、1日を締めくくります。 - 意義:
個別で名前を呼ばれることで、達成感と特別感を得られます。
また、「さようなら」の挨拶を通じて社会的スキルや礼儀正しさを自然に身につける時間です。 - ポイント:
一人ひとりが丁寧に扱われることで、自分の存在が認められていると感じられるように配慮されています。
また、挨拶は友達や先生との良好な関係を築く基本の一歩でもあります。 - 実感:
息子は初め、名前を呼ばれても恥ずかしがって小さな声で返事をしていましたが、療育が進むにつれ、元気よく「はーい!」と手を挙げる姿を見せてくれるように。
「今日も頑張った」という満足感を持って家路につく様子を見て、親としても大きな成長を感じます。
療育を通じて育む力
このように、療育での1日の締めくくりには子どもの達成感や次回へのモチベーションを高める工夫が随所にあります。
挨拶や集中力の時間が、幼稚園や家庭での行動にも少しずつ良い影響を与えていると実感しています。
全体の活動を通じた目標
療育センターでの活動は、子どもの運動能力や社会性、感覚の発達をバランスよく支援することを目的としています。
各活動を通じて、子どもたちは「できた!」という成功体験を重ねながら、自信を持って次のステップに進む力を育んでいます。
特に集団での活動では、幼稚園や将来の学校生活にも役立つスキルを少しずつ身につけています。
療育の効果を家庭で活かす方法:家庭での取り入れ方
療育で学んだ内容を家庭生活にも取り入れることで、子どもの成長をさらに支援できます。
家庭で実践していること
1. 運動遊びの取り入れ:
息子が好きな曲を流して一緒に踊る時間を作っています。
特に「おかあさんといっしょ」の曲がヒット中で、「次はこのステップね!」と息子が教えてくれるほど。
2. コミュニケーションの時間:
就寝前に「今日の楽しかったこと」を一緒に話す習慣を続けています。
この時間は、息子の成長だけでなく、親子の絆を深める大切なひとときです。
3.自己表現のサポート:
療育で学んだ遊びを参考に、家でも自由におもちゃを使えるスペースを確保。
「これで遊んでみたい」と自発的に選ぶ姿に感動しています。
療育で学んだ内容を家庭生活にも取り入れると、子どもの成長をさらに支援できます。
まとめ
療育を通じて、子どもはもちろん、親も新しい気づきを得て成長することができます。
息子が少しずつ自信を持ち、新しいことに挑戦する姿を見るたびに、療育の意義を実感しています。
家庭でできる小さな工夫を積み重ねることで、親子の絆も深まります。ぜひ療育プログラムを通じた経験を、日々の生活に取り入れてみてください。
次回予告
次回は、「発達検査の経緯と結果について」詳しくお伝えします。
ぜひお楽しみに!
また、発達に関する質問があれば、お気軽にコメントください 😊