子育てブログ

発達障害児の療育センターでのプログラム1日の流れと意義:成長サポートの具体的なポイント

今回は、息子が療育センターで受けた発達障害児向けの療育プログラムの1日を通して、療育の重要性や親ができるサポート方法についてお伝えします。療育は、発達障害を持つ子どもたちの成長を支える大切なプロセスであり、親としてどのようにサポートすべきか悩む方も多いでしょう。この記事では、療育の意義と具体的なサポート方法について詳しくご紹介します。

また、療育の意義を理解しつつ、親としてどうサポートすべきか悩んだ経験や、療育に踏み出すまでの葛藤については、こちらの記事で詳しく書いていますので、ぜひご覧ください。

1日の流れと意義・ポイント

1. 軽い運動で心身をリラックス|運動能力の発達サポート

  • 意義: 体を動かして心と体をリラックスさせることが目的です。リズム運動やかけっこなどを通じて、運動能力を育てます。
  • ポイント: 楽しみながら体を動かすことで、運動が苦手な子どもでも参加しやすく、運動への自信を育てることができます。
  • 実感
  • 息子も少しずつ運動を楽しむようになってきました。
    息子は最初、運動が苦手でリズム運動を嫌がることが多かったですが、療育を続ける中で少しずつ変化が見られました。以下のような改善が見られました。
  • 音楽に合わせてリズム運動をする際、最初は消極的でしたが、徐々に自分から手を叩くようになった。
  • 療育センターでの活動を通じて、ステップを踏むことに抵抗がなくなり、家でもダンスを楽しむようになった。
    このように、少しずつ運動を楽しむ息子の姿に、親としても大きな喜びを感じています。

2. 親子コミュニケーションの重要性|発達障害児との信頼関係づくり

  • 意義: 親子の触れ合いを通して、信頼感や安心感を育む時間です。ハグや会話を通じて、子どもが情緒的に安定します。
  • ポイント: 親と一緒に過ごすことで、安心感が生まれ、その後の活動に対する準備が整います。息子にとってもこの時間は安心できる大切なひとときです。
  • 取り組み
    親子コミュニケーションとして、息子と毎晩5分間の会話をするようにしました。特に好きな絵本の話題を持ち出すと、息子は嬉しそうに自分の考えを話し始めます。これが、情緒の安定にも繋がっていると感じています。

3.お集まり(1回目)で集団行動を学ぶ|社会性の成長促進

  • 意義: 集団生活に必要な基本スキルを学ぶ時間です。挨拶や自己紹介を通じて他者との関わり方を学びます。
  • ポイント: 息子も先生の指示を聞き、順番を待つ練習が少しずつできるようになっています。集団活動の中で社会性が養われてきました。

4. 製作活動で指先の発達を促す|感覚遊びを通じた療育の工夫

  • 内容: 季節やテーマに合わせた工作や感覚遊びを行います。
  • 意義: 創造力を育て、指先の器用さや集中力を高める活動です。息子も最初は苦手でしたが、少しずつ楽しさを感じるようになっています。
  • ポイント: 作品を作り上げる達成感を味わうことで、自信がついてきます。息子も完成した作品を誇らしげに見せてくれる姿が印象的です。

5.自由遊びと親のフィードバックタイム|家庭での療育活用法

  • 内容: 子どもたちが自由に遊ぶ時間。ブロックやお絵かきなどを通じて、自己表現や自立性を育てます。
  • 意義: 自主的に遊ぶことで、社会性や協調性を学びます。親にとっては、その日の療育の様子についてスタッフからフィードバックを受ける貴重な時間です。
  • ポイント: 他の子どもたちとの交流を見て、家でも同じようなアプローチを試しています。

6. お集まり(2回目)と絵本の読み聞かせ|集中力と次への期待感を育てる

  • 意義: 最後にみんなで集まり、1日の活動を振り返ります。絵本や紙芝居の読み聞かせを通じて、集中力を養い、次の活動への期待感を持たせます。
  • ポイント: 息子も徐々に次回の療育に対する期待感を持つようになりました。息子の療育をサポートする中で、発達検査が重要な役割を果たしました。発達検査を受けるきっかけや具体的な経験については、こちらをご覧ください

7. 散時の笑顔の挨拶|社会的スキルの習得と感謝の心を育む

  • 意義: 笑顔で挨拶を交わして1日を締めくくります。感謝の気持ちを育てる大切な時間です。
  • ポイント: 友達や先生と「さようなら」の挨拶を通じて、社会的なスキルを自然に身につけています。

全体の活動を通じた目標

療育センターでの活動は、子どもの運動能力や社会性、感覚の発達を多角的にサポートします。それぞれの活動を通じて、子どもが自信を持って新たな挑戦に取り組めるようになります。特に、集団での活動を通じて、幼稚園や将来の学校生活にも活かせるスキルが少しずつ身についていることが感じられます。

家庭での取り入れ方

療育センターで学んだことを、家庭の日常生活にも取り入れることで、子どもの成長をさらにサポートできます。例えば、日常の遊びや生活の中で、息子が学んだことを活かすシーンを積極的に作り出すことを心がけています。親子の触れ合いを大切にし、息子が安心して自分のペースで成長できる環境を整えていくことが、最も大切だと感じます。

まとめ

療育の意義とそのポイントを理解し、日常生活にうまく取り入れることで、子どもの成長をより効果的にサポートできます。療育センターでのフィードバックを大切にしながら、日々の生活の中で小さな工夫を積み重ねていくことが、子どもの健やかな成長に繋がります。

次回のブログでは、「発達検査を受けるきっかけ」についてお話ししますので、ぜひご期待ください!次回もお見逃しなく!
発達に関する質問があればお気軽にコメントください。

関連記事

  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして!「しょうがなすこ」と申します。2歳と4歳の男の子を育てるママで、現役保育士監修のもと、特性を持つお子さんとの育児についてブログで発信しています。このブログでは、同じような状況で悩む親御さんたちと共感し合い、困りごとを少しでも減らすヒントや、育児の楽しさを一緒に見つけられるような内容をお届けしています。 「ひとりじゃない」と感じられる温かい場になるように心を込めて書いていますので、ぜひ気軽に読んでみてください!

みんなが読んでいる人気記事

1

はじめに 発語が遅いお子さんを見て、「いつ話せるようになるのか」「どうやってサポートしたらいいのか」と悩んでいませんか?「発語」は子どもの成長における重要なステップです。自分の気持ちや要求を言葉で伝え ...

2

はじめに 子どもの成長を支える遊びの中でも、「つみき遊び」は特に注目されています。つみきは、単なるおもちゃ以上のものです。視空間認知力や手と目の協応、集中力を育む大切なツールとして、多くの発達に貢献す ...

3

はじめに 発達特性を持つ子どもにとって、日常生活で記憶や注意を保つのが難しいことがあります。その背景には、「ワーキングメモリ(作業記憶)」の機能が深く関わっています。 ワーキングメモリとは、短期間に情 ...

4

子どもの感情が爆発する場面に親としてどう対応したらいいのか、悩むことはありませんか?成長過程で避けられない子どもの感情の波。親としてどのようにサポートすればいいのか、戸惑う場面も多いですよね。我が家で ...

5

はじめに 以前、療育を始めるにあたって、私たち家族は多くの不安や疑問を抱えていました。しかし、実際に療育を受けてみて、「これを事前に知っていたら、もっと気持ちが楽だったかも」と感じることがありました。 ...

-子育てブログ
-, , , ,