はじめに
空間認知能力は、子どもの学習や運動能力に欠かせないスキルです。
特に発達段階にある子どもにとって、この力を遊びながら鍛えることが重要だと実感しています。
我が家でも、療育で学んだ遊びを家庭に取り入れたところ、息子の成長を実感できました。
例えば、最初はボールをうまくキャッチできなかった息子も、練習を重ねるうちにタイミングよく受け取れるように。
さらに、ジャグリングの練習を通じて、手の動きをコントロールする力も養われています。
このトレーニングの魅力は、特別な道具がいらず、親子で楽しく続けられること!
今回は、実際に我が家で取り組んでいる 6つの簡単な空間認知トレーニング をご紹介します。
遊び感覚で楽しみながら、お子さんの空間認知能力を伸ばしていきましょう!
目次
- はじめに
- 空間認知能力の重要性と療育での経験
- 家庭でのトレーニングの楽しさと効果
- ビジョントレーニング(注視・追視)
- 注視トレーニング
- 追視トレーニング
- ビジョントレーニングの効果と注意点
- ボール遊びで距離感を養う
- 大きなボールを使ったトレーニング
- 小さなボールを使ったトレーニング
- トレーニング時のポイント
- 親子で挑戦!ジャグリング
- ジャグリングの効果
- 家で始める簡単ジャグリング
- 間違い探しで空間認知能力を鍛える
- 間違い探しの効果と具体例
- 色判断ゲームで視覚認識力を高める
- 点描写トレーニングとは?トレーニングで細かい動きをサポート
- よくある質問
- まとめ
1. ビジョントレーニング(注視・追視)
ビジョントレーニング(注視・追視)は、目の動きや視覚処理能力を鍛えるためのトレーニング方法です。
特に、視線を安定させたり、動く物体を目で追う能力を育てることは、空間認知能力や反応速度を向上させる重要なステップとなります。
以下に、注視と追視のトレーニングを詳しく解説します。

🔹注視トレーニング
注視(じっと見る能力)は、特定の点や対象に視線を固定し続ける力を鍛えるトレーニングです。
物体を正確にとらえたり、集中力を高めるために必要なスキルです。
方法:
▶ 固定注視
・紙やボードに小さな点やマークを描き、それを一定時間見つめる
・初心者は 5秒 から始め、慣れてきたら 10秒、15秒 と時間を延ばす
・点の位置や背景の色を変えて難易度を調整
▶ 近遠注視
・遠くの物と近くの物を交互に見つめる
・例:遠くの壁に貼ったポスターと、手に持ったカードを交互に見る
・ピント調整力が鍛えられ、視覚処理がスムーズに
▶ 視点移動トレーニング
・2つ以上の固定点を用意し、視線を交互に移動
・点の間隔を広げたり、時間制限を設けると難易度アップ
🔹追視トレーニング
追視(動く物体を目で追う能力)は、動的な視覚情報を処理しながら体の動きをコントロールするために重要なスキルです。
▶ ボール追視
・ボールを左右や上下に動かし、目で追わせる
・初めはゆっくり、慣れてきたら徐々にスピードアップ
・ボールの色や大きさを変えることで、集中力や適応力を強化
▶ ペン追視
・ペンやスティックをゆっくり動かし、先端を目で追う練習
・曲線やジグザグの動きを取り入れると、視線の柔軟性が向上
・トレーニング後、目が疲れる場合は休憩を挟む
▶ 光点追視
・暗い部屋でレーザーポインターや懐中電灯の光を動かし、それを目で追う
・目に直接光が当たらないよう注意
・ゲーム感覚で取り組めるため、子どもの興味を引きやすい
このように、楽しみながら継続できる工夫をすると、効果が高まります!
ビジョントレーニングの効果
✅ 視覚と体の連動性向上
目で見た情報を素早く体に伝えられるようになり、スポーツや日常動作がスムーズに。
✅ 集中力アップ
視線をコントロールできるようになり、学習や遊びの場面での注意力向上。
✅ 反応速度向上
動く物体に素早く反応できるようになる。
注意点
⚠ トレーニングは 1回10分以内 に抑え、目に負担をかけすぎないようにする。
⚠ 週 3〜5回 継続すると効果が現れやすい。
⚠ 視覚や発達について不安がある場合は 療育センターや専門家 に相談を。
おすすめの実践ポイント
✨ 遊びとして取り入れるとモチベーションUP!
✨ 兄弟や家族と一緒に行うと楽しく続けやすい!
ビジョントレーニングは、視覚的な空間認知力を鍛えるだけでなく、親子のコミュニケーションの時間としても最適です!
2. ボール遊びで距離感を養う
ボール遊びは、 空間認知能力のトレーニング に効果的で、シンプルながらも多様なアプローチが可能です。
ボールの大きさによって鍛えられる能力が異なるため、それぞれの特性を活かした練習が大切です。
ボールを使うことで、 距離感を学びながら手と目の協調性 も鍛えられます。
キャッチボールや転がし遊びなど、 楽しみながら取り組める点 も魅力です。

🔹大きなボールを使ったトレーニング
大きなボールは 視認性が高く、初心者でも扱いやすい 特徴があります。
特に バランス感覚・距離感・タイミング を鍛えるのに最適です。
▶ キャッチ&スロー
・両手でボールをキャッチし、投げ返すシンプルな動作
・高さや速さを変えることで 反応速度やタイミングの精度 を向上
・小さい子どもには 柔らかいビニールボール を使うと安心
▶ 転がし遊び
・座った状態でボールを転がして相手に渡す練習
・ 目と手の連動性 や 相手との距離感 を意識する力が身につく
▶キックトレーニング
・ボールを蹴って指定された場所まで運ぶ練習
・足での操作を加えることで 全身の連動性や力加減の調整 を学ぶ
🔹小さなボールを使ったトレーニング
小さなボールは、 細かな動作や精密なコントロール を必要とするため、難易度が上がります。
この練習を通じて、より 高度な空間認知能力 を鍛えられます。
▶片手キャッチ
・片手で小さなボールを投げてキャッチする練習
・ 最初は利き手で 、慣れたら反対の手でも挑戦し 左右のバランス を鍛える
▶ピンポン玉かご入れゲーム
・ピンポン玉を床に転がし、カゴや箱に入れる遊び
・ カゴの位置や距離を変えて難易度を調整 できる
・ 集中力や目と手の協調性を高める 効果がある
● スプーンリレー
・小さなボールやピンポン玉を スプーンに乗せて運ぶゲーム
・ 手首の微調整やバランス感覚 を育むのに最適
トレーニング時のポイント
● 安全性の確保
・ 柔らかい素材のボール を使用し、怪我のリスクを避ける
・小さいボールは 誤飲の危険性があるため注意が必要
● 遊び感覚で取り組む
・子どもが楽しめるように 「○回成功したらご褒美!」 などの目標設定が効果的
● 徐々に難易度を上げる
・ 成功体験を積むことで自己肯定感が向上し、挑戦意欲が増す
ボール遊びは、 楽しみながら空間認知能力を伸ばせる 最適なアプローチです。
家族で取り組めば 親子のコミュニケーションの場 となり、 良い思い出作り にもなります!
3. 親子で挑戦!ジャグリング空間認知トレーニング効果と詳しい方法
ジャグリングは、視覚・動作・反応を連携させる高度なトレーニングですが、初心者でも楽しみながら少しずつ習得できる遊びです。
▶ ジャグリングの効果
- 空間認知能力の向上:
ボールの動きを予測し、空間での位置関係を正確に把握する力を鍛える。
自分とボール、複数のボール同士の距離感を瞬時に捉える必要があるため、応用力も身につく。 - 反応速度の向上:
キャッチや投げるタイミングを素早く判断することで、反射神経を鍛える。 - 集中力の強化:
複数の動作を同時に行うため、注意力が必要になる。 - バランス感覚の向上:
ボールの高さや間隔を一定に保つため、全身の微調整能力を養う。
以下で、初心者がつまずきやすいポイントや年齢別の取り組み方も紹介しながら、親子で楽しく挑戦できる方法を解説します。

🔹初心者向けジャグリングの始め方
ジャグリングは難しく見えますが、段階を踏めば無理なく取り組めます。
まずは簡単なステップから始めましょう。
① ボール1つで練習(基礎)
- 両手を使い、1つのボールを交互に投げる。
- 目線より少し上の高さで投げ、落ちる位置を正確に把握する。
- 慣れるまで繰り返し、リズム感を身につける。
▶ つまずきポイントとコツ
- ボールを落とす不安 → 柔らかいボールを使い、落としても気にならない環境を整える。
- 手の動かし方がぎこちない → ゆっくりと動かし、スムーズに投げる練習をする。
② ボール2つで交互投げ(基礎固め)
- 両手に1つずつボールを持ち、片方のボールを投げる。
- そのボールが頂点に達したら、もう片方のボールを投げる。
- ボールが落ちるタイミングを意識しながら、交互に繰り返す。
▶ つまずきポイントとコツ
- 高さがバラバラになる → 一定の高さで投げることを意識する。
- キャッチがうまくできない → 壁の前で練習し、飛んでいく方向を制限する。
③ ボール3つに挑戦(発展)
- 最初に投げる手にボールを2つ持ち、もう一方の手には1つ持つ。
- 最初のボールを投げ、頂点に達したら2つ目のボールを投げる。
- 3つ目のボールも同様に投げ、リズムよく続ける。
▶ つまずきポイントとコツ
- ボールがバラバラに飛ぶ → 同じ高さと軌道を意識し、焦らず練習する。
- 途中で止まってしまう → 短い時間での成功を目標にし、少しずつ時間を延ばす。
④さらに難易度を上げて挑戦
▶ ボールの数を増やす
- 慣れてきたら4つ、5つと増やすことで、さらなるスキルアップが期待できます。
▶ 道具を変える
- ボール以外にもリングやクラブ(棒状の道具)を使うことで、新しい挑戦ができます。
▶ 動きながらのジャグリング
- 片足立ちや移動しながらジャグリングを行うと、さらに高いバランス感覚が要求されます。
🔹コツと工夫
✅ 高さを一定に保つ
- ボールを投げる高さを目線より少し上に統一することで、安定したリズムが生まれます。
✅ 最初は柔らかいボールを使用
- ソフトな素材のボールを選ぶと、キャッチミスしても安全です。
- 小さな袋状のジャグリングボールもおすすめです。
✅ 壁を利用する
- 壁の前に立ち、ボールが遠くに飛ばないようにすると練習がスムーズです。
✅ 短時間の練習を繰り返す
- 集中力を保つため、1回5〜10分程度の練習を数回に分けて行うのがおすすめです。
🔹年齢別の取り組み方
● 小さな子ども向け(3~5歳)
- 柔らかいボールや風船を使い、1つのボールを投げる遊びからスタート。
- 転がし遊びでボールを手のひらで受け渡す練習をする。
- スプーンリレーなど、ジャグリングに繋がる基礎的な遊びを取り入れる。
● 小学生向け(6歳以上)
- 2つのボールを使った交互投げの練習を開始。
- 成功回数を増やすチャレンジ形式にして楽しむ。
- 音楽に合わせてリズムよく投げる練習をする。
🔹ジャグリングを家庭で楽しく取り入れる方法
▶ 親子で競争
- 「何回続けられるか」や「どちらが安定しているか」を競うゲーム形式にすると、楽しさが倍増。
▶ 音楽を活用
- 好きな曲に合わせてリズム良くジャグリングすると、テンポ感覚が鍛えられ、練習も楽しくなる。
▶ 映像を撮影して確認
- 自分の動きを後から確認することで、改善点が分かりやすくなる。
ジャグリングは、楽しみながら空間認知能力を鍛えられる効果的な遊びです。
初心者がつまずきやすいポイントを押さえつつ、年齢に応じた取り組み方を工夫すれば、無理なく習得できます。
ぜひ親子で挑戦し、自信や達成感を育みましょう!
4. 間違い探しで空間認知能力を鍛える方法
間違い探しは、楽しみながら視覚的な注意力や空間認知能力を鍛えられるトレーニング方法です。
2つの似た絵の違いを探すことで、以下のような力が身につきます。
▶身に付く力
- 観察力の向上:
物事の微細な違いを見つける力が養われる - 集中力の強化:
じっくりと観察することで注意力が鍛えられる - 問題解決能力の向上:
仮説を立て、検証する力が身につく - 認知速度の向上:
慣れることで、素早く情報を処理するスキルが向上する
また、大人の脳トレーニングとしても効果的で、家庭でも簡単に取り入れられます。
家庭でできる間違い探しは、印刷物だけでなく、日常の風景や物の配置を少し変えて挑戦することもできます。

✅ 間違い探しの効果
● 空間認知能力の向上
- 図形の対称性やパターンのズレを発見することで、視覚情報を正確に認識する力が育つ。
● 注意力と集中力の強化
- 細かな違いを見つけるには、じっくりと観察する力が必要。
- 特に視覚に関する「選択的注意」が鍛えられる。
● 問題解決能力の向上
- 「どこが違うのか?」を探る過程で、観察・仮説・検証の論理的思考が身につく。
● 認知速度の向上
- 慣れると、絵全体を素早くスキャンし、違いを見つけるスピードが向上する。
✅ 具体的な取り組み方
▶ 1. 簡単な間違い探しから始める
- 初めての子どもには、違いの数が少なく明確なもの(5箇所程度)がオススメ。
- 例:色が違う、形が欠けている など。
▶ 2. 徐々に難易度を上げる
- 少しずつ違いの数が多く、微妙な変化がある問題に挑戦。
- 例:影の向きが異なる、背景の模様が変わっている など。
▶ 3. 時間制限を設ける
- 制限時間をつけることで、集中力と判断速度がさらに向上。
▶ 4. チームで協力する
- 家族や友達と協力して取り組むと、コミュニケーション能力や協調性も育まれる。
✅ 具体的な遊び方の例
▶ ペーパー形式
- 本やプリントの間違い探しを活用。
- 市販の間違い探しブックを使うのも効果的。
▶ デジタル形式
- タブレットやスマホの間違い探しアプリを使用。
- アニメーションや音声付きのアプリは子どもに人気。
▶ 手作り間違い探し
- 自分で2枚の絵を描き、違いを作って問題を作成。
- 親子で問題を出し合うと、さらに楽しめる。
▶ リアル間違い探し
- 部屋や日常の風景で間違い探しをする。
- 例:「リビングのどこが変わった?」と問いかける。
- 身近な環境の変化に気付くことで、視覚認知力が鍛えられる。
✅ 注意点と工夫
● 褒めることを忘れずに
- 子どもが間違いを見つけたら「すごいね!」と褒めることで、達成感と意欲がUP。
● 子どもに合った難易度を選ぶ
- 難しすぎると挫折しやすいので、レベルに合った問題を。
● 時間や量を調整する
- 長時間だと疲れるので、短時間で区切りながら楽しむ。
✅ 遊びながら学ぶアレンジアイデア
▶ テーマを決める
- 季節(春・夏・秋・冬)、イベント(ハロウィン、クリスマス)をテーマにすると興味がUP。
▶ 難易度別にランキング
- 自分の得点を記録し、ランキング形式で目標設定するとやる気が出る。
▶ 親子で役割交換
- 親が問題を作る→子どもが解く
- 子どもが問題を作る→親が解く
- 役割を交代することで、さらなる楽しさが生まれる。
間違い探しは、短い時間で取り組めるため スキマ時間にも最適なトレーニング です。
遊びを通じて 視覚的な認知力や集中力を育てる ことができます。
ぜひ、日常に取り入れて、お子さんの成長をサポートしてみてください!
5. 色判断ゲームで視覚認識力を高める
色を見分ける力は、視覚的な空間認知や情報処理能力を高めるだけでなく、集中力や反応速度の向上にも効果的です。
また、日常生活では以下のような場面で役立ちます。
▶ 信号の色を確認する
▶ 服をコーディネートする
▶ おもちゃや道具を種類ごとに分けて片付ける作業
家庭にあるカラフルなアイテムを活用し、楽しくゲーム感覚でトレーニングしてみましょう!

🔹色判断トレーニングの効果
● 視覚認識力の向上
➡ 色の違いを瞬時に判断することで、視覚的な注意力と認識力が養われる。
● 反応速度の向上
➡瞬時に色を見分けるトレーニングを通じて、刺激に対する反射的な反応が素早くなる。
色を素早く認識し、瞬時に行動する力がつく。
● 分類能力の発達
➡ 色をグループ分けすることで、整理整頓のスキルも向上。
● 問題解決能力の向上
➡ 色のパターンを見極めることで、判断力や分析力が鍛えられる。
🔹具体的なトレーニング方法
① ボールを使った色集めゲーム
【準備】
▶ 赤・青・黄色・緑などの色ボールを用意
【遊び方】
▶ 「赤いボールだけ集めて!」と指示し、子どもが色を見分けて集める
▶ 徐々に難易度を上げ、「赤と青を一緒に集めて!」と複数色を指示
【効果】
✅ 瞬時に色を判断する力を育てる
✅ 聞いた情報を保持する「作業記憶」も鍛えられる
② 色カードの仕分けゲーム
【準備】
▶ 異なる色のカード・布切れ・ブロックを用意
【遊び方】
▶ テーブルにランダムに広げ、指定された色を仕分ける
▶ タイムを測り、スピードを競うとゲーム性アップ!
【効果】
✅ 色を素早く認識し、整理する力を強化
③ 色スピードゲーム
【準備】
▶ 「ドブル」などのカラフルなカードゲームやアプリを用意
【遊び方】
▶ 表示された色に即座に反応し、正しい行動を取る
(カードを叩く・指を差す など)
▶ 競争形式にすると、より楽しめる
【効果】
✅ 反射神経&集中力を同時に鍛えられる
④ 色合わせパズル
【準備】
▶ カラーパズルや色の異なる部品を組み合わせる玩具を用意
【遊び方】
▶ 指定された色のパターンになるようにパズルを組み立てる
▶ 制限時間を設けると、ゲーム性が増す
【効果】
✅ 視覚的なパターン認識&問題解決能力がアップ
⑤ 色判断クイズ
【準備】
▶ 色付きのイラスト(例: 赤くないリンゴの絵)を用意
【遊び方】
▶ 「リンゴの本当の色は?」と質問し、正しい色を選ばせる
▶ 難易度を上げる場合、絵に異なる色をつけて「本当の色ではないものを探して!」と指示する方法も。
【効果】
✅ 色の概念を学び、日常生活での色の役割を理解する
🔹 注意点と工夫
✅ 子どものペースに合わせる
➡ 難易度は成長に応じて調整し、焦らず楽しく進める。
✅ 適切な声かけをする
➡ 成功したら「すごい!よく見つけたね」と褒める。
➡ 失敗したら「惜しい!もう一回やってみよう」とポジティブに励ます。
✅ 色覚の特性に配慮
➡ 色覚に特性がある場合、難しさを感じたら専門家に相談。
✅ 親子で楽しむ
➡ 競争型のゲームにすると、親子で一緒に盛り上がれる!
色判断トレーニングは、遊びながら 視覚認識力・情報処理能力 を高める絶好の機会です!
日常のちょっとした時間を活用し、楽しみながらスキルを伸ばしていきましょう✨
6. 点描写トレーニングとは?トレーニングで細かい動きをサポート
点描写トレーニングは、紙の上の点や線を視覚的に認識し、それをなぞったり結んだりする活動を通じて、手と目の協調(視覚・運動協応)を養う方法です。
▶ 効果
- 手先の器用さ や 空間認知能力 を高める
- 集中力 を鍛える
- 幼児から児童まで幅広い年齢で活用可能
- 親子で取り組むことで 安心感と達成感 を得られる

🔹点描写トレーニングの目的
▶ 視覚認知の強化
- 点の位置や間隔を目で追い、空間を正確に把握する力を育む
▶ 運動の精度向上
- 手指の微細な動きをコントロールし、ペンや鉛筆で正確に描けるようになるために必要な正確な運筆力を養う
▶ 集中力の向上
- 点を結ぶ作業には集中が必要であり、長時間のタスクに取り組む姿勢を養う
▶ 学習スキルの基礎作り
- 書く動作の基本となる運筆力を高めることで、文字や絵の学習がスムーズに
▶ 達成感の向上
- 完成した図形や絵を見ることで「やり遂げた」という満足感を得られ、自己肯定感を高める
🔹具体的なトレーニング方法
①点と点をつなぐ遊び(簡単な方法)
▶ 準備
- 紙にいくつかの点を打つ
▶ 方法
- 点を順番につないで簡単な図形を作る
- 徐々に複雑なパターンに挑戦
▶ 効果
- 視覚認知力 と 手先の運動能力 が向上
② 点つなぎ(ドット・トゥ・ドット)
▶ 準備
- 点が番号順やアルファベット順に並んだプリントを用意
▶ 方法
- 点を順番に線で結び、形を作る
- 簡単な形(丸、三角)から始め、徐々に複雑な図形や動物の絵へ挑戦
▶ 効果
- 数字やアルファベットの認識と同時に、手と目の連携を強化
③点の上をなぞる
▶ 準備
- 点線で描かれた絵や文字をプリントした用紙を用意
▶ 方法
- 点を一つずつ正確になぞる
- ペンの太さを変えたり、色鉛筆を使って楽しさを加える
▶ 効果
- 運筆力 と 集中力 を養う
- 完成した絵が達成感につながる
④ 点描写による創作
▶ 準備
- 無地の紙と複数の色ペンを用意
▶ 方法
- 子どもが自由に点を描き、その点を結んでオリジナルの絵を作る
- 親がテーマ(例: 星座、動物)を設定し、点の配置を手伝う
▶ 効果
- 想像力を刺激 しながら、手先の巧緻性を育てる
⑤点の間隔を測るトレーニング
▶ 準備
- 点と点の間隔が異なるプリントを用意
▶ 方法
- 点を結ぶ際、均等な力加減で線を引く練習をする
- 隣の点までの距離感を掴む訓練
▶ 効果
- 空間の距離感を測る能力 が養われ、運筆のバランス感覚が向上
🔹レベルアップの工夫
▶ テンポを変える
- 点を結ぶスピードを早めたり遅くしたりして、柔軟な対応力を養う
▶ 点以外の要素を加える
- 点を結ぶだけでなく、完成した絵を色塗りして仕上げることで、楽しさをプラス
▶ 点の配置を難しくする
- 点の間隔を不規則にする、視覚的な迷路を作る などの要素を加える
▶ 親子で競争する
- 誰が早く・正確に点を結べるか競争すると、ゲーム感覚で楽しめる
🔹日常生活への応用
▶ 文字を書く際の運筆力アップ
- ひらがなやアルファベットの学習に役立つ
▶ 図形認識や地図の読解
- 点を結ぶ練習が空間認知力を向上させる
▶ 手先を使う作業の改善
- 細かい作業や絵を描く能力が向上
🔹無理のない進め方
▶ 子どもの集中力や能力に合わせる
- 簡単なものから始め、徐々にレベルを上げる
▶ ポジティブな声かけ
- 「ここまでできたね!」「素敵な絵になったよ」と褒めることでやる気を引き出す
▶ 休憩を取りながら進める
- 長時間のトレーニングを避け、短時間で何度か行う

点描写トレーニングは、楽しく取り組める活動でありながら、学習や日常生活に役立つスキルを育てます。
ぜひ親子で楽しみながら取り組んでみてください!
よくある質問
空間認知能力とは何ですか?
物体の位置や距離、方向を把握する能力のこと。スポーツや学習に役立つ。
子どもの空間認知能力を鍛えるメリットは?
運動能力が向上し、学習(算数・図形問題)が得意になる。
家庭でできる簡単な空間認知トレーニングは?
ビジョントレーニング、ボール遊び、間違い探し、ジャグリングなど。
どの年齢からトレーニングを始めると良いですか?
幼児期からが理想だが、小学生からでも効果あり。
トレーニングは毎日やるべき?
週3~5回でOK。短時間でも継続が大事。
発達障害の子にも効果がありますか?
はい!特に運動が苦手な子や、空間把握が苦手な子に役立つ。
道具なしでできるトレーニングは?
「目を使うゲーム」「間違い探し」「視点移動ゲーム」など。
効果を実感するのにどれくらいかかりますか?
1~3か月で徐々に変化が見える。
大人でも空間認知能力を鍛えられますか?
もちろん!脳トレやスポーツで改善可能。
どのトレーニングが一番おすすめですか?
子どもの興味に合わせるのがベスト。まずはボール遊びやビジョントレーニングから。
まとめ
遊びながら楽しく鍛える!親子でできる空間認知トレーニング
空間認知能力を鍛えることは、子どもの日常生活や学びを大きくサポートします。
私自身、息子と遊ぶ中でその効果を実感してきました。
今回ご紹介した 「ビジョントレーニング」「ボール遊び」「ジャグリング」「間違い探し」「色判断」「点描写」 の6つのトレーニングは、家庭で簡単に取り組めるものばかり。
何より、子どもが楽しみながらできるのが最大の魅力!
✨ 親子で笑いながら遊ぶことで、無理なく認知力を伸ばせる!
✨ 遊びを通じた時間が、親子の絆を深める絶好の機会に!
ぜひ、ご家庭で楽しみながら これらの遊びを取り入れ、お子さんの成長をサポートしてみてください。
さらに、こうした視覚的なサポートや家庭での工夫は、療育の場面でも役立ちます。
遊びながら、楽しく視覚トレーニングを取り入れてみましょう!
療育での経験を基にしたさまざまなトレーニング内容やアイデアを掲載していますので、ぜひこちらもご覧ください。
次回予告
「育児疲れや落ち込みから回復する7つの方法|他の子どもと比べてしまう時の対処法」
次回もお楽しみに!