子育てブログ

発達障害の子どもにおすすめ!『くれよんのくろくん』で学ぶ絵本療育

はじめに

療育は、特性を持つ子どもが安心して成長できる環境を整え、個性を伸ばす大切な支援です。
その中でも 「絵本」 は、子どもの心に寄り添い、言葉の力や想像力を引き出し、豊かな感性を育む絶好のツール✨

今回ご紹介するのは、 『くれよんのくろくん』シリーズ 🎨
我が家でも息子と一緒に楽しみながら、成長を実感した絵本です📚

「お友達との関わり方が難しい…」
「おもちゃの貸し借りが苦手…」

こんなお悩みを持つ親御さんにこそ、ぜひ手に取ってほしいシリーズです💡
この絵本を通して、 親子で学びと成長を共有する時間を楽しんでみませんか?

目次

1️⃣ 『くれよんのくろくん』とは?発達支援に役立つ理由
 ┣ どんなストーリー?
 ┣ くろくんが伝えるメッセージ
 ┗ 子どもの心の成長につながるポイント

2️⃣ 『くれよんのくろくん』の各巻まとめ|発達支援に活かす活用ポイント🎨
 ┣ くれよんたちのやりとりから学べること
 ┣ 発達特性のある子どもへの影響
 ┗ 幼稚園・保育園での活用事例

3️⃣ 『くれよんのくろくん』を活かした家庭療育の実践法
 ┣ 親子での読み聞かせのコツ
 ┣ 感想を共有するメリット
 ┗ 遊びや日常生活への応用アイデア

4️⃣よくある質問

5️⃣ まとめ

1️⃣『くれよんのくろくん』とは?発達支援に役立つ理由

📖 どんなストーリー?

なかやみわさん作の『くれよんのくろくん』シリーズは、子どもたちにとって身近な「クレヨン」が主人公の絵本シリーズです。
クレヨンたちのやりとりを通して、友情や個性、自己表現の大切さを学べる内容になっています。

🎨 くろくんが伝えるメッセージ

・「みんな違ってみんないい」──自分の個性を大切にすること
・ 仲間と協力する楽しさ
・ できることが違っても、それぞれに役割がある

💡 子どもの心の成長につながるポイント

・ 社会性や自己肯定感を育む
・ 創作活動を通して自己表現を楽しむ
・ 絵本の内容を体験遊びにつなげることで、療育にも活用可能

2️⃣ 『くれよんのくろくん』の各巻まとめ|発達支援に活かす活用ポイント🎨

✏️ くれよんたちのやりとりから学べること

📖 『くれよんのくろくん』

新品のまま使われずにいたクレヨンたち。
仲間が次々と画用紙に絵を描く中、黒だけが仲間外れに…。
しかし、黒のクレヨンも仲間と協力し、自分の色の価値を見つけていきます。
そんな彼が仲間たちと協力し、自分の色の価値を見つける心温まる物語です。
🔍 療育的観点:
自己肯定感を育み、「みんな違ってみんないい」という多様性を理解するきっかけに。

💡 【我が家の実例】息子と読んだときの反応:
息子は「くろくんって最初悲しそうだけど、最後はみんなと仲良しになれてよかったね!」と共感していました。

📖 『くろくんとふしぎなともだち』

机の上で出会ったバスや船、新幹線と遊びながら、大きな絵を完成させるストーリー。
🔍 療育的観点:
協力する楽しさを学び、自分の工夫で周りを喜ばせる達成感を味わうきっかけ(経験)につながる。
💡 【我が家の実例】息子と読んだときの反応:
何回も繰り返し読み、「新幹線を走らせる場面が楽しい!」と夢中に。
画用紙いっぱいに道路を描いていました。

📖 『くろくんとなぞのおばけ』

仲間が次々と姿を消し、最後に残ったくろくんが勇気を出して原因を探るドキドキの物語。
ドキドキするミステリー要素と、仲間を大切にする気持ちが描かれています。
🔍 療育的観点:
「怖いけど挑戦する」体験を通じて、勇気や仲間を思いやる気持ちを育む。
人とのつながりを大切にする感性を育てます。

💡 【我が家の実例】息子と読んだときの反応:
「くろくん、こわくなかったの?」と心配そうにしながらも、最後は「がんばったね!」と笑顔で感想を話していました。

📖 『くろくんとちいさいしろくん』

迷子になった白いクレヨン・しろくんを助けるくろくん。
くろくんが自分のスペースを譲り、仲間として迎え入れますが、最後にはしろくんの仲間が迎えに来る…。
🔍 療育的観点:
年下の子を思いやる気持ちや、相手の立場に立つことを学ぶ。

📖 『くろくんたちとおえかきえんそく』

くろくんたちが遠足で遊園地に出かけるお話。
読者自身が線を引いたり模様を描いたりして、オリジナル絵本を完成させる参加型の一冊。
🔍 療育的観点:
想像力や手先の発達を促し、自己表現の楽しさを学ぶ。
💡 【我が家の実例】息子と読んだときの反応:
息子と一緒に絵本を読みながらお絵かきをしたところ、「見て!くろくんたちの道を描いたよ!」と大喜び。
自分の絵を誇らしげに見せてくれました。

🧩 発達特性のある子どもへの影響

自己表現の幅を広げる
→ お絵かきと組み合わせて楽しめる
共感力を育む
→ くれよんたちの気持ちを想像しながら読むことで、感情の理解が深まる
安心感を得られる
→ 「自分もくろくんみたいに大丈夫」と思えるストーリー展開

🏫 幼稚園・保育園での活用事例

読み聞かせ活動
→ 物語を通して、子ども同士の思いやりを育む
お絵かき遊びと組み合わせる
→ クレヨンの特性を活かして、自由に表現する時間を作る
ルール遊びに応用
→ 『くれよんくんのすごろく』で順番を守る練習ができる

『くれよんくんのすごろく』

人気絵本シリーズの世界が、楽しいすごろくゲームに!
約101×72cmの大きな盤面は迫力満点。
家族や友達と一緒にワイワイ楽しめること間違いなしです。
🔍療育的観点:
すごろく遊びを通じて、順番を守ることや簡単なルール理解、カードを集める達成感などを楽しく学べます。
手先を使うカード操作や、家族とコミュニケーションをとりながら進める体験が、社会性や協調性の発達を促します。
💡 【我が家の実例】息子と読んだときの反応:
息子と一緒に遊んだ際、「どこに進むかな?」とサイコロを振る瞬間をとても楽しんでいました。
カードを集めるたびに大興奮し、「またやりたい!」と何度もリクエスト。

『くれよんのくろくん』が子どもに与える影響

『くれよんのくろくん』シリーズは、楽しいストーリーの中で子どもの社会性や感情の成長をサポートしてくれる素敵な絵本です。

自己表現力の向上
色を使って自由に表現することを学べる
コミュニケーション力の発達
絵本の内容を親子で話し合うことで、感情の言語化を促せる
協調性の育成
登場キャラクターたちの関わりを通して、助け合いの大切さを学べる

📌 おすすめの楽しみ方
読み聞かせを通じて、親子の会話を増やす
お絵かきと組み合わせて、子どもの創造力を引き出す
すごろくと一緒に遊ぶことで、楽しみながら社会性を育てる

家庭でも取り入れやすいので、ぜひ親子で楽しみながら読んでみてください📚✨

3️⃣『くれよんのくろくん』を活かした家庭療育の実践法📖

📢 親子での読み聞かせのコツ

🔹 キャラクターごとに声を変えて読むと、子どもの興味を引きやすい!
🔹 「次はどうなると思う?」と問いかけながら読むと、想像力を育てられる。

📚 関連記事はこちらもおすすめ!

➡️🔗子どもが夢中になる!絵本の読み聞かせ7つのコツと実践例
➡️🔗療育に効果的!絵本が子どもの発達に与える5つのメリット

🖌️ 創作活動に発展

📌 絵本を読んだ後に、実際にクレヨンでお絵描きをする時間を作るのがオススメ!
📌 「自分だけのくろくんを描いてみよう!」とテーマを与えると、子どもがのびのびと表現できる。

🗣️ 感想を共有するメリット

👂 「どのクレヨンが好きだった?」と聞くことで、子どもの価値観や感じ方を知ることができる。
💬 「くろくんはどう感じたと思う?」と問いかけると、共感力を育てられる。

📚 関連記事はこちらもおすすめ!

➡️🔗【幼児の発語・思考力を伸ばす】絵本×ディスカッション
➡️🔗【年齢別】1歳〜5歳におすすめ絵本まとめ

4️⃣よくある質問

絵本療育とは何ですか?

絵本を活用して子どもの発達をサポートする方法です。
言葉の発達、想像力、共感力を育みます。

『くれよんのくろくん』は何歳から楽しめますか?

3歳~7歳が対象ですが、発達に応じて幅広い年齢で楽しめます。

療育にどう役立ちますか?

多様性の理解、自己肯定感の向上、協力する力を育てるのに役立ちます。

読み聞かせのコツは?

キャラクターの声を変える、感想を話し合う、関連する遊びを取り入れると効果的です。

『くれよんのくろくん』を読んだ後のアクティビティは?

クレヨンでお絵描き、すごろく遊び、ロールプレイなどがおすすめ。

発達障害の子どもにも向いていますか?

はい。特に社会性や自己表現が苦手な子どもにおすすめです。

どの順番で読むのがいいですか?

シリーズ1作目の『くれよんのくろくん』から読むとストーリーの流れが分かりやすいです。

絵本を活用する際の注意点は?

子どもの興味に合わせて無理に読ませないこと、ポジティブな声かけを意識すること。

図書館でも借りられますか?

ほとんどの図書館で借りられますが、人気があるため事前に予約するとよいでしょう。

他におすすめの療育向け絵本は?

『ねずみくんのチョッキ』『くまのがっこう』『おおきなかぶ』なども発達支援に役立ちます。

まとめ

『くれよんのくろくん』シリーズは、 子どもの心を育み、協力や思いやりの大切さを学べる 絵本です📖💡

特性を持つお子さんにとっても、
友達との関わり方
気持ちの伝え方
おもちゃの貸し借り
を楽しく学べるきっかけになります😊

\ まずは1冊、親子で読んでみませんか? /

読み終わったら、
「くろくん、頑張ったね!」
「〇〇ちゃんだったら、どんな色を塗る?」
と声をかけながら、 親子で感想を話し合う時間 を作るのもおすすめです🌈

この絵本を通して、お子さんの成長を一緒に楽しんでいきましょう✨

📢次回予告

次回は、「赤ちゃんの発達を促す『あかちゃんのあそびえほん』|療育的視点で徹底解説」を紹介します。
お楽しみに!

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 私は、2歳と4歳の発達障害の息子を育てているママです。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、現役保育士監修のもと、発達に特性のあるお子さんとの向き合い方や、日々の悩みに寄り添う情報をこのブログで発信しています。 「ことばがゆっくり」「感覚に敏感」「お友だちとの関わりがむずかしい」そんな日々のちょっとした困りごとに、私自身もたくさん向き合ってきました。 このブログでは、🔸わが子のリアルなエピソード🔸家庭でできる関わりの工夫🔸ママの心がふっと軽くなるヒントなどをお届けしています。 🍀「私だけじゃないんだ」そう思える場所が、ここで見つかりますように。どうぞ、気軽に読んでいってください☺️

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