はじめに
以前、療育を始めるにあたって、私たち家族は多くの不安や疑問を抱えていました。
しかし、実際に療育を受けてみて、「これを事前に知っていたら、もっと気持ちが楽だったかも」と感じることがありました。
これから療育を考えている方や、児童発達支援に興味をお持ちの親御さんへ、少しでも参考になればと思い、私たちの経験から学んだ7つの大切なポイントを共有します。
1. 療育は「特別な場所」ではなく「サポートの場」
療育は、特別な場所ではなく、子どもの成長を日常的にサポートする場「日常の延長」として捉えることが大切です。
家庭でも取り入れられるサポートがたくさんあるため、「特別視」せず、日々の子育てをより良くする手助けとして療育を活用することが大切です。
2. 子どものペースを大切にする
療育は、子ども一人ひとりのペースに合わせて進められます。劇的な変化を期待せず、小さな成長を喜びながら進むことが重要です。
子どものペースを尊重し、焦らず、穏やかに療育に取り組みましょう。
3. 療育のプロはほめ上手
療育のスタッフは、子どものできることに焦点を当て、たとえ失敗しても努力をしっかり称えてくれます。
この姿勢は、親に安心感を与え、子どもとの時間をより楽しめるようになります。スタッフのサポートが、子どもの成長を促進し、親の心の負担を軽くします。
4. 親も一緒に成長する場
療育は、子どもだけでなく、親も一緒に学び成長できる場所です。
他の親御さんとの交流や専門家からのアドバイスを通じて、視野が広がり、より豊かな子育てができるようになります。
療育を通して、家族全員が一緒に成長することが大切です。
5. 「完璧」を目指さないことの大切さ
療育を受ける中で、完璧を求めるよりも、日々の小さな成長を喜びながら進むことが大切だと学びました。
療育はマラソンのようなもので、一歩一歩着実に進むことが、子どもの成長を支えます。
6. パートナーとのコミュニケーションが大切
療育を始める前には、夫との話し合いが不可欠でした。
お互いの考えを理解し、共通の目標を持つことで、スムーズな療育のスタートを切れます。
パートナーとの協力とコミュニケーションが、家族全員にとって大切な基盤となります。
7. 自分の手を離す時間も必要
療育の専門スタッフに任せる時間は、親にとっても大切な休息の機会です。
時には自分の手を離し、信頼できる専門家に頼ることで、心の余裕を持ち、親自身もリフレッシュできます。
最後に
私たちが療育を始める前に知っておきたかったことを7つのポイントとしてご紹介しました。
これから療育を考えている方々が少しでも安心して前に進むことができるよう、私たちの経験が役立つことを願っています。
療育センターでの活動を経て、私たちは児童発達支援の利用を決めました。
最初は月に2回の療育でしたが、児童発達支援を受けることで、ほぼ毎日療育に取り組むことができるようになり、自然と生活の一部となりました。
療育を通して、私たち親子は日常の中で大きなサポートを受けられるようになり、家族全員で一緒に成長しています。
次回は、「発達障害をテーマにした感動の日本の名作ドラマ10選!」をお届けします。お楽しみに!