はじめに
子どもが遊びやゲームで勝ち負けにこだわる姿、親としてついヒヤヒヤしてしまいますよね💦

「勝たないと泣いてしまう」「ルールを守らずズルをする」…そんな場面に悩む方も多いはずです。
でも、勝ち負けにこだわるのは、向上心や努力の表れでもあります。
この記事では、勝ち負けにこだわる子どもへの対応方法と、負けても楽しめる心を育てる5つのポイントをわかりやすく解説します😊
遊びや日常で少しずつ取り入れられる工夫も紹介するので、今日からすぐ実践できます!
目次
- 勝ち負けにこだわる子どもの心理とは?
- 勝ち負けにこだわる子どもへの5つの対処法
2-1. 「勝ち負け以外の価値」に目を向ける声かけ
2-2. ズルをしたときは「大切なこと」を伝える
2-3. 「負けても楽しい」経験を増やす工夫
2-4. 事前に「負けたらどうする?」を決めておく
2-5. 親自身が「負けても楽しむ姿」を見せる - 勝ち負けにこだわるのは成長の証
- 実体験:勝ち負けにこだわる息子の成長ストーリー
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:負けても楽しめる経験を少しずつ増やそう
1. 勝ち負けにこだわる子どもの心理とは?
💡 子どもが勝ち負けにこだわるのは、向上心や努力の表れです。
自分の成長を感じたい気持ちや、遊びを全力で楽しむ心が背景にあります✨
ただ、ルールを無視したり、負けたときに泣いてしまうこともあります💦
大切なのは、「勝つこと」以外にも価値があることを伝えることです😊
2. 勝ち負けにこだわる子どもへの5つの対処法

2-1. 「勝ち負け以外の価値」に目を向ける声かけ
勝つことだけで評価するのではなく、挑戦することや成長することの大切さを伝えます。
💬 声かけ例:
- 「勝ち負けより、楽しかったことを教えて!」
- 「今日は〇〇が前より上手になったね!」
- 「ルールを守って遊べたね!かっこいい!」
💡 コツ:勝った・負けた以外の評価ポイントを意識して伝える
2-2. ズルをしたときは「大切なこと」を伝える
ズルやルール違反はダメなことと教えつつ、「みんなが楽しく遊ぶためのルール」を伝えます。
💬 声かけ例:
- 「ズルをしちゃうと、みんなが楽しくなくなるよね?」
- 「ルールを守って最後までやった方が、もっと楽しいよ!」
💡 コツ:怒るのではなく、「楽しいゲームにするにはどうする?」と考えさせる
2-3. 「負けても楽しい」経験を増やす工夫
負けても楽しい!と思える遊びを取り入れることが大切です🎲
💡 工夫例:
- チーム戦にして勝ち負けのプレッシャーを減らす
- 運の要素が強いゲームを取り入れる(じゃんけん、すごろくなど)
- 「負けても○○がもらえる」ルールを作る
例:「負けた人は勝った人に好きな動物を教えてもらえる」
💡 コツ:勝ち負けを意識しすぎない遊びを意識
2-4. 事前に「負けたらどうする?」を決めておく
負けたときのルールを事前に決めておくと、感情が爆発しにくくなります😌
💬 例:
- 「負けても怒らずに握手しよう!」
- 「負けたら『またやろうね!』って言おう」
- 「負けても最後まで座って見守ろう」
💡 コツ:事前に約束すると納得しやすくなる
2-5. 親自身が「負けても楽しむ姿」を見せる
親がわざと負けて見せることで、「負けても楽しい!」を体感させます🌟
💬 例:
- 「あ〜負けちゃった!でも楽しかった!」
- 「次はどうやったら勝てるか考えてみるね!」
💡 コツ:「負ける=悔しい」ではなく、「次の挑戦のチャンス」と教える
3. 勝ち負けにこだわるのは成長の証
子どもが勝ち負けにこだわるのは、ただのわがままではありません。
努力や向上心が育っているサインなんです。
たとえば、勝つために工夫したり、練習を重ねたりする姿は、「挑戦したい」という気持ちの表れでもあります。

でも、この気持ちだけだと友達との関係でトラブルになることも。
だからこそ、親や支援者は勝ち負け以外の価値も伝えることが大切です。
- 「最後まであきらめずに挑戦できたこと」
- 「友達と楽しく遊べたこと」
- 「自分なりに工夫してみたこと」
こうした努力や工夫を褒めることで、子どもは勝敗だけでなく、過程や楽しさにも喜びを見つけられるようになります。
この時期の勝ち負けへのこだわりは、成長の一部。
焦らず見守りながら、少しずつ競争だけではない楽しみ方を体験させてあげることが大切です🌱

4. 実体験:勝ち負けにこだわる息子の成長ストーリー🎮🏃♂️
うちの息子も、勝ち負けにこだわるタイプで、日常のあちこちで小さなトラブルがありました💦
- 椅子取りゲームでお友達とぶつかる
- おいかけっこで負けそうになると手が出そうになる
- テレビゲームで負けると泣いたり「やり直したい」と言う
特にマリオカートでは、順位が入れ替わるたびに一喜一憂して、ゲームを楽しめないことも…。
勝ったときに自慢してしまったり、他の子の勝利を認められなかったりすることもありました。

発達クリニックの先生に相談したところ、
「この年齢では競争心が強く出るのは自然なこと」
「特性によって強く出る場合もあるが、時間と経験で落ち着くことが多い」とアドバイスをいただきました😊
実際に療育先では、「誰が一番か」ではなく、
「最後までやりきれるかな?」
「友達に優しくできるかな?」
と目標を変えて遊ぶ工夫をしています。
また、負けたときの反応を練習するために、ポーズやフレーズを繰り返して切り替え方を学ぶこともしています💡
まだまだ練習中ですが、少しずつ「まあいいっか」と言えることも増え、手が出る回数も減ってきました。

勝ち負けにこだわるのは成長の一部。
少しずつ、競争心を友達との協力や楽しみにつなげる経験を積んでいます🌟
4. よくある質問(FAQ)
うちの子は負けるとすぐ泣きます。どうしたらいいですか?
事前に「負けたときのルール」を決めておくと感情が爆発しにくくなります。
負けても楽しめる経験を少しずつ増やしましょう。ズルをしたときは叱るべきですか?
怒るよりも「みんなが楽しく遊ぶためにはどうしたらいい?」と考えさせる声かけがおすすめです。
勝ち負け以外で褒めるポイントは何ですか?
成長したこと、ルールを守れたこと、挑戦したこと、楽しむ姿勢などです。
チーム戦にすると勝ち負けにこだわらなくなりますか?
ある程度プレッシャーを減らせます。
運の要素が強いゲームも取り入れると効果的です。親が負けてもいいのですか?
はい。親が負けても楽しむ姿を見せると、子どもも「負けても楽しい」と学べます。
幼児でも勝ち負け以外の価値を理解できますか?
はい。「楽しかったこと」「成長したこと」を具体的に伝えると理解しやすくなります。
負けたときに慰めるべきですか?
必要以上に慰めるより、「次はどうやったら勝てるか」を考えさせる方が前向きです。
家庭でできる負けても楽しい遊びはありますか?
じゃんけん、すごろく、チーム戦、負けても小さなご褒美があるゲームがおすすめです。
勝ち負けにこだわるのは悪いことですか?
いいえ。向上心や努力の証です。大切なのは勝ち負け以外の価値も伝えることです。
継続して教えるコツはありますか?
毎回少しずつ褒め方や声かけを変えて、勝ち負け以外の楽しさや成長を意識させることです。
まとめ:負けても楽しめる経験を少しずつ増やそう
焦らず少しずつ、「負けることも楽しめる!」経験を増やしていくことが大切です😊✨
勝ち負けにこだわるのは、子どもが努力したい・上手になりたいという向上心を持っている証拠。
その気持ちを否定せず、大切に受け止めてあげましょう。

具体的には、日常や遊びの中で、
- 「最後までやりきれたね!」
- 「友達に優しくできたね!」
- 「工夫して挑戦できたね!」
といった勝敗以外の価値に目を向ける声かけを意識します💡
少しずつ経験を積むことで、子どもは「勝つことだけじゃない楽しさ」に気づき、負けても切り替えられる力が育ちます。
そして、競争心を努力や協力、楽しむ力につなげることができるようになります🌱
親は見守りながら、ちょっとした成功や成長を共に喜ぶことで、子どもは安心して挑戦でき、心の成長も育てることができます。

📢次回予告
「幼稚園でのお友達トラブル体験談|親ができるサポートと家庭での工夫」
どうぞお楽しみに。
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