はじめに|何度言っても守らないのは「わざと」とは限らない
「何度言ったら分かるの?」
「約束したのに、どうして守れないの?」
「その場では返事をするのに、すぐ同じことを繰り返す」
子どもがルールや約束を守らないと、親はイライラしてしまいますよね。
わが家でも、幼児期には、
- おもちゃを片付けない
- 順番を待てない
- 寝る前のトイレを嫌がる
- 食事前の手洗いを忘れる
- 公園から帰る時間になっても遊び続ける
といった場面に何度も悩みました。
なかでも大変だったのが、公園から帰るときです。
「もう帰る時間だよ」
と声をかけても、息子は「まだ遊ぶ!」と全力で拒否。
公園で大泣きする息子を説得し、最後は抱きかかえて連れて帰ることもあり、親子ともに疲れ果てていました。
当時の私は、「約束したのだから守らせなければ」と考えていました。
しかし、息子の様子をよく見ると、ルールを分かっていないのではなく、
- 遊びを急に終えられない
- あとどれくらい遊べるのか分からない
- 帰った後に何をするのか見通せない
- 楽しい気持ちから次の行動へ切り替えにくい
という困りごとがあることに気づきました。
そこで、言葉で何度も注意する方法から、
- 終わりを事前に伝える
- タイマーで見えるようにする
- やることを小さく分ける
- 毎回同じ流れにする
という方法へ変えました。
すると、すぐに毎回成功したわけではありませんが、「帰る時間」を少しずつ受け入れられる日が増えていきました。
この記事では、子どもがルールを守らない理由と、わが家で実践した5つの習慣づけを体験談とともに紹介します。
※子どもの発達や感じ方には個人差があります。すべての方法が、すべての子どもに同じように合うわけではありません。
子どもがルールを守らない5つの理由

子どもがルールを守らないとき、「反抗している」「親を困らせている」と考えてしまいがちです。
しかし、実際にはルールを守るまでの途中で困っていることがあります。
子どもを直接変えようとして苦しくなったときは、「変えられるのは自分の行動や伝え方」という考え方も役立ちます。
▶ 【子どもの自信を育てる】人は自分しかコントロールできない視覚支援カード|親子関係が楽になる考え方
1.ルールの意味を理解できていない
「ちゃんとして」
「早くして」
「お行儀よくして」
といった言葉は、大人には分かっても、幼い子どもには具体的な行動が伝わりにくいことがあります。
「ちゃんと片付ける」ではなく、
赤いブロックを、この箱に入れよう。
のように、何をどこまで行えばよいかを具体的に伝えます。
2.言われたことを覚えておくのが難しい
子どもは返事をしても、別のものへ注意が移ると、指示を忘れてしまうことがあります。
特に複数のことを一度に伝えると、最初や最後の指示しか残らない場合があります。
手を洗って、着替えて、水筒を持ってきて。
ではなく、
まず、手を洗おう。
と一つずつ伝えた方が行動しやすい子もいます。
何度伝えても行動できないときは、反抗しているのではなく、気持ちが高ぶって言葉を受け取りにくくなっている可能性もあります。▶ 子どもの感情コントロールを育てる家庭でのサポート方法
3.今していることを途中で終えるのが難しい
遊びや動画を突然終了させられると、気持ちを切り替えられないことがあります。
これは、ルールを知らないのではなく、「分かっているけれど止められない」状態です。
終了前に、
- あと10分
- あと5分
- あと1回
- これが終わったらおしまい
と予告すると、気持ちを準備しやすくなります。
4.ルールが多すぎる・難しすぎる
大人が一度に求めていることが多いと、子どもは何から始めればよいか分からなくなります。
「全部片付けて」ではなく、
- ブロックを箱に入れる
- 車を棚に戻す
- 絵本を並べる
と分けることで、取り組みやすくなります。
5.疲れ・空腹・感覚の苦手さが影響している
眠い、お腹が空いた、音がうるさい、服や水の感触が不快など、そのときの状態によって行動できないことがあります。
「できるはずなのに、今日はできない」という日があるのも自然です。
困った行動をするときは、子ども自身も困っている場合があります。こども家庭庁も、体罰等によらない子育ての工夫として、子どもの状況や気持ちを理解し、具体的な伝え方を考えることを案内しています。kodomoshien.cfa.go.jp
ルールを伝える前に確認したい5項目
子どもを注意する前に、次の項目を確認してみましょう。
| 確認すること | 見直すポイント |
|---|---|
| 理解できている? | ルールを具体的な言葉で伝えたか |
| 覚えていられる? | 指示を一つずつ伝えたか |
| 今の行動を止められる? | 終了前に予告したか |
| 本人にできる難しさ? | 課題を小さく分けたか |
| 体調や環境は大丈夫? | 疲れ・空腹・感覚刺激がないか |
「守れる子にする」のではなく、「守りやすい伝え方や環境にする」という視点が大切です。
発達障害のある子どもには、一人ひとりの特性に応じた早期からの適切なサポートが重要だと政府広報でも案内されています。gov-online.go.jp
家庭のルールを習慣化する基本の4ステップ
ステップ1|ルールを一つに絞る
最初から複数のルールを定着させようとせず、今困っているものを一つ選びます。
たとえば、
遊んだら、ブロックを箱へ入れる。
だけから始めます。
ステップ2|子どもができる行動に言い換える
「走らない」のような禁止だけでなく、代わりにする行動を伝えます。
- 走らない → ここでは歩こう
- 大声を出さない → お話の声で話そう
- 散らかさない → 車はこの箱に入れよう
- ふざけない → 椅子に座ろう
ステップ3|見える形にする

必要に応じて、次のような視覚的な手がかりを使います。
- 写真
- イラストカード
- チェックリスト
- タイマー
- 足形マーク
- 収納箱のラベル
- 「まず・つぎ」の予定表
視覚支援は、それ自体で子どもを従わせるものではありません。
子どもが「何をするのか」「いつ終わるのか」を理解するための手がかりとして使います。
言葉だけでは気持ちを伝えにくい子には、絵や色を使った視覚支援も役立ちます。わが家で作った感情カードはこちらで無料公開しています。
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ステップ4|できた行動を具体的に伝える
「偉いね」だけでなく、何ができたのかを言葉にします。
タイマーが鳴ったら、おもちゃを箱に入れられたね。
順番が来るまで待てたね。
自分で手洗いカードを見られたね。
結果だけでなく、途中で確認したことや、助けを求められたことも認めます。
家庭でうまくいったルールと習慣づけの成功例5つ
成功例1|おもちゃの片付けは「全部」ではなく一種類から

以前の困りごと
遊び終わった部屋を見て、
全部片付けて!
と伝えていました。
しかし、子どもは何から始めればよいか分からず、片付けずに別の遊びを始めることがありました。
変えたこと
最初は一種類だけにしました。
まず、車をこの箱に入れよう。
車が終わったら、
次はブロックを入れよう。
と伝えました。
わが家で試した工夫
- おもちゃごとに収納場所を決める
- 箱に中身の写真やイラストを貼る
- 親が最初の一つを入れて見せる
- 「どちらから片付ける?」と選ばせる
- 片付ける量を3個だけにする
- 短い片付けソングを使う
タイマーを使う場合も、競争を嫌がる子には無理に速さを求めません。
タイマーが鳴るまでに全部片付けよう。
ではなく、
タイマーが鳴ったら、片付けを始めよう。
という開始の合図として使う方法もあります。
成功と考える基準
一人で全部片付けることだけが成功ではありません。
- 親と一緒に1個片付けた
- 箱の場所を確認できた
- 声かけ後に戻ってこられた
- 途中で休みながら片付けた
これらも、習慣化につながる一歩です。
おすすめ商品
- 写真やラベルを貼れる収納ボックス
- 視覚タイマー
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成功例2|順番は「待って」ではなく次が分かるようにする
以前の困りごと
息子は、遊具やおもちゃの順番を待つことが苦手でした。
「待って」と言われても、いつまで待てばよいのか分からず、不安になっていたのだと思います。
家庭で取り入れた練習
- 親子でボールを交互に転がす
- カードゲームで「ママの番・子どもの番」を交代する
- 名前カードを並べる
- ぬいぐるみを使って順番を見せる
- 「あと一人」のように残りを伝える
声かけの変更
×「ちゃんと順番を守って」
○「今はママの番。次は○○くんの番だよ」
○「このカードが一番上になったら順番だよ」
待っている時間が分かると、受け入れやすくなる子もいます。
守れなかったとき
順番を抜かしたときに人格を責めず、行動を止めて、次にすることを短く伝えます。
今はお友達の番だよ。ここで一緒に待とう。
興奮している最中に長く説明せず、落ち着いてから振り返ります。
成功例3|寝る前のトイレは夜の流れに組み込む
以前の困りごと
寝る直前に、
トイレに行った?
と聞くと、「行かない」「出ない」と拒否されることがありました。
そのたびに説得すると、寝る前の親子双方のストレスになっていました。
変えたこと
毎晩の流れを固定しました。
- 歯磨き
- トイレ
- 絵本
- 消灯
チェックリストやイラストで順番を見せ、
トイレに行ったら、次は絵本だよ。
と伝えました。
トイレだけを突然要求するのではなく、夜の流れの一部にしたことで、少しずつ受け入れやすくなりました。
ご褒美シールの使い方
シールを使う場合は、「おしっこが出たこと」ではなく、本人が取り組める行動を対象にします。
- トイレまで行けた
- 便座に座れた
- チェックリストを確認できた
排泄は本人の意思だけでは調整できないこともあるため、出なかったことを失敗にしないようにします。
注意点
寝る前にトイレへ行っても、おねしょが必ず防げるわけではありません。
叱ったり、過度に水分を制限したりせず、頻度や排尿の状態が気になる場合は、小児科や泌尿器科などへ相談してください。
成功例4|手洗いは道具と手順を子どもに合わせる
以前の困りごと
「手を洗って」と伝えても、水で少しぬらして終わることがありました。
手洗いを忘れているだけでなく、
- 蛇口に手が届かない
- 水の感触が苦手
- 泡立てる順番が分からない
- 早く食事や遊びへ移りたい
といった理由も考えられます。
家庭で試した工夫
- 踏み台を置く
- 子どもが押しやすい泡タイプの石けんを使う
- 手洗いの手順をイラストで貼る
- 親と一緒に洗う
- 短い歌を終了の目安にする
- タオルを子どもが取りやすい場所に置く
見せる手順
- 手をぬらす
- 石けんをつける
- 手のひら・手の甲・指の間を洗う
- 水で流す
- タオルで拭く
国立成育医療研究センターでは、手のひらだけでなく、手の甲、指の間、爪の先なども洗い、ハンドソープをつけてから流すまで15秒以上こすり合わせる方法を案内しています。国立成育医療研究センター
歌を使う場合も、「歌えば必ず十分」という意味ではありません。洗う部分を親子で確認するための目安として使います。
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- 子ども用踏み台
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- 泡タイプのハンドソープ
- 手洗いポスター
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商品を紹介するときは、滑りにくさ、安定性、感覚過敏への配慮も記載します。
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成功例5|公園から帰れない子には「終わりの予告」をする

わが家で一番困ったルール
息子が幼児だった頃、公園から帰る時間を守ることに苦戦しました。
公園で夢中になって遊んでいると、
もう帰る時間だよ。
と声をかけても、
やだ!まだ遊ぶ!
と大泣き。
説得しても動かず、最後は抱っこで連れて帰ることもありました。
私は「約束したのに守らない」と思っていましたが、息子にとっては、楽しい遊びが突然終了したように感じていたのだと思います。
効果を感じた工夫1|段階的に予告する
公園へ着いたときに帰る流れを伝えます。
タイマーが鳴ったら、最後に滑り台を1回して帰ろうね。
さらに、
- あと10分
- あと5分
- あと1回
と段階的に知らせました。
効果を感じた工夫2|「最後の一つ」を決める
最後に滑り台とブランコ、どちらをする?
と本人に選んでもらいました。
遊びを突然奪われるのではなく、自分で終わり方を選べるようにしました。
効果を感じた工夫3|終了アクションをつくる
わが家では、
- 最後に1回ジャンプする
- 公園に「またね」と手を振る
- タイマーを自分で止める
といった行動を、帰るときの合図にしました。
同じ終了アクションを繰り返すことで、「この後は帰る」という流れが分かりやすくなりました。
効果を感じた工夫4|帰宅後の予定を伝える
帰ったらおやつを食べよう。
おうちに着いたら好きな絵本を読もう。
と、帰宅後の予定を伝えました。
ただし、毎回お菓子で動かすのではなく、「次に何があるか」を知らせることを目的にします。
すぐに成功しなくても大丈夫
タイマーを使った初日から、泣かずに帰れたわけではありません。
予告しても泣く日もありました。
それでも同じ流れを繰り返すうちに、
タイマー鳴ったね。
最後に滑り台して帰る。
と、自分から確認できる日が増えていきました。
「泣かなかったか」だけでなく、
- 予告を聞けた
- 最後の遊びを選べた
- 一度泣いても帰れた
- 次の予定を確認できた
ことも成功として捉えるようにしました。
ご褒美は使ってもいい?罰との違い
ご褒美を使うこと自体が、すべて悪いわけではありません。
ただし、
守らなかったらおやつなし。
できないなら遊ばせない。
と脅す方法は、ルールの意味を理解することにつながりにくく、親子ともにつらくなる場合があります。
ルールを守らせることに疲れてしまった日は、すべてを完璧に進めなくても大丈夫です。短時間でできる気分転換も取り入れてみてください。
▶ 忙しいママにおすすめ!今すぐできるストレス解消アイデア11選
取り入れやすい方法
- 片付けたら次の遊びへ進む
- トイレへ行ったら絵本を読む
- 支度が終わったら好きな遊びを選ぶ
これらは行動と次の予定が自然につながっています。
シールを使う場合も、物を買うことだけを目標にせず、
- できたことを見える化する
- 親子で振り返る
- 達成を一緒に喜ぶ
ために使う方法があります。
▶ルールを教える時間だけでなく、家族で笑ったり協力したりする時間を増やすことも大切です。
家庭で取り入れやすい遊びや習慣は、未就学児との家族時間を充実させる7つの習慣で紹介しています。
子どもがルールを守れなかったときの対応
1.危険な行動はすぐに止める
道路への飛び出し、人を叩く、物を投げるなど、安全に関わる行動は、まず短い言葉で止めます。
止まって。
叩かない。
ここを歩くよ。
理由の説明や振り返りは、安全を確保して落ち着いてから行います。
2.人格ではなく行動を伝える
×「悪い子だね」
×「約束を守れない子だね」
○「おもちゃを投げると危ないよ」
○「使い終わったら箱へ戻そう」
子ども自身を否定せず、変えてほしい行動を伝えます。
3.長い説教をしない
興奮しているときは、長い説明が入りにくいことがあります。
その場では短く伝え、落ち着いてから、
何が難しかった?
次はどうしたら分かりやすいかな?
と一緒に考えます。
4.親が限界なら一度離れる
何度伝えても守らない場面が続くと、親も疲れます。
怒鳴りそうになったら、子どもの安全を確認して少し離れ、水を飲む、深呼吸する、家族へ交代を頼むなどの対応を取って構いません。
「しつけ」のためであっても、体罰や暴言で子どもを傷つけることは認められません。子ども家庭支援センターなどへ相談することもできます。練馬区
「何度言ったら分かるの?」と怒りそうになったときは、いったん離れて親自身の気持ちを整えることも必要です。
▶ 【育児の怒りを手放す方法】アンガーコントロール×認知行動療法で感情を整える実践術
もし感情的に怒ってしまっても、そこで親子関係が終わるわけではありません。謝り方や関係の修復方法はこちらにまとめています。
▶ 【体験談】子どもに怒りすぎて後悔…親子関係を修復するアンガーマネジメント5ステップ
ルール表やタイマーが合わないときは?
視覚支援やタイマーは便利ですが、すべての子どもに合うとは限りません。
タイマーが苦手な場合
- 音量を小さくする
- 音ではなく色で残り時間を示す
- 親が終了時間を知らせる
- 「あと1回」の回数で伝える
イラストカードを見ない場合
- 本人の写真を使う
- カードを一枚だけにする
- 実際の場所に貼る
- 親も一緒に指差す
- 本人が好きな絵柄にする
ご褒美シールを嫌がる場合
- シールを使わない
- できたことを口頭で確認する
- 写真で記録する
- カレンダーに丸を付ける
- 次の活動へ進めることを達成にする
支援方法に子どもを合わせるのではなく、子どもの反応を見ながら方法を調整します。
よくある質問
子どもがルールを守らないのは、親を困らせるためですか?
必ずしもそうではありません。
ルールを理解できていない、忘れた、切り替えられない、難しすぎる、疲れているなど、さまざまな理由が考えられます。
何歳から家庭のルールを教えればよいですか?
幼児期から、年齢や発達に合った簡単なルールを伝えられます。
最初は「親と一緒に箱へ入れる」など、小さな行動から始めましょう。
何回言っても覚えない場合はどうすればよいですか?
同じ言葉を繰り返すだけでなく、指示を一つにする、見本を見せる、写真やカードを使う、環境を整える方法を試します。
視覚支援がないと動けなくなりませんか?
視覚支援は、理解や自立を助けるための手がかりです。
できるようになったら、子どもの様子を見ながらカードを減らしたり、簡単な声かけへ移行したりできます。
タイマーが鳴ると余計に怒ります
音への敏感さや、「終わらされる」という不安が考えられます。
音の小さいタイマーや色で示すタイマー、「あと1回」という回数での予告に変更してみましょう。
片付けを嫌がる子にはどう伝えますか?
「全部片付けて」ではなく、「車を3台、この箱へ入れよう」と量と場所を具体的に伝えます。
順番を待てない子にはどう対応しますか?
誰の番か、次は誰か、あとどれくらいかを見えるようにします。家庭で短い交代遊びを取り入れる方法もあります。
寝る前のトイレを嫌がる場合は?
夜の流れを固定し、歯磨き、トイレ、絵本などを順番に示します。無理に排尿させたり、出なかったことを責めたりしないようにします。
ルールを作りすぎると負担になりますか?
ルールが多すぎると、子どもも親も疲れてしまいます。
安全や生活に必要なものから、2~3個程度に絞って始めましょう。
発達障害の可能性があるのでしょうか?
ルールを守れないことだけで発達障害とは判断できません。
家庭や園、学校での困りごとが続く場合は、担任、保健センター、小児科、発達相談窓口などへ相談してください。
まとめ|「守らせる」より「守れる方法」を一緒に探そう
子どもがルールを守らないとき、すぐに「わがまま」「反抗」と決めつける必要はありません。
まず確認したいのは、
- ルールを理解できているか
- 覚えていられるか
- 今の行動から切り替えられるか
- 本人にできる難しさか
- 疲れや感覚の苦手さがないか
という点です。
わが家では、
- 片付けるものを一種類に絞る
- 順番をカードで示す
- 夜の流れをチェックリストにする
- 手洗いの手順を見えるようにする
- 公園では終了前に予告する
といった工夫を取り入れました。
特に、公園から帰れず毎回大泣きしていた息子が、
タイマー鳴ったね。
最後に滑り台して帰る。
と確認できるようになったことは、私にとっても大きな変化でした。
大切なのは、泣かないことや、一度で完璧に守ることではありません。
予告を聞けた、親と一緒にできた、途中で気持ちを切り替えられたことも、次につながる成功です。
子どもに合った「分かり方」と「できる量」を探しながら、少しずつ家庭のルールを育てていきましょう。
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