はじめに
「自分のいいところを書いてね。」
小学校でそんな宿題が出て、
「何を書けばいいの?」
と困ってしまう子は少なくありません。
「自己肯定感を育てたい。」
「自分に自信を持ってほしい。」
「小学生に人気の絵本を探している。」
そんな方におすすめしたいのが、『ぼくのいいとこ』です。
この絵本は、「自分のいいところって何だろう?」と考えるきっかけをくれる一冊です。
我が家では、小学校で「自分のいいところを発表する」という学習があり、その参考になればと思って親子で読みました。
読んでみると、子どもだけでなく、大人も「いいところ」の見つけ方を改めて考えられる素敵な内容でした。
『ぼくのいいとこ』はどんな絵本?
『ぼくのいいとこ』には、
- やさしい
- しりたがる
- ねばりづよい
- しんらいできる
- おもいやりがある
など、さまざまな「いいところ」が紹介されています。
「足が速い」「勉強ができる」といった目立つ長所だけではなく、
人それぞれの素敵な個性が言葉で表現されています。
そのため、
「ぼくはこれかも。」
「わたしはこんなところがあるかな。」
と、自分自身に当てはめながら読める絵本です。

我が家で読んだきっかけ【体験談】
ある日、小学校の宿題で「自分のいいところを書いてきましょう」という課題が出ました。
私はすぐに書けるものだと思っていたのですが、
子どもは「うーん……。」と考え込んでしまい、なかなか思いつきませんでした。
「えっ、そんなに考えても思いつかないんだ。」
その姿を見て、正直少しショックを受けました。
親から見れば、「笑顔が素敵」「最後まで頑張れるところ」など、たくさんの良いところが思い浮かびます。
でも、子ども自身は、それをまだ自分の言葉で表現することが難しかったようです。
「もっと自分の良さに気付けるようになってほしい。」
そう思ったことが、この絵本を手に取るきっかけでした。
それから我が家では、寝る前や一日の終わりに、
「今日のいいところを一つ発表しよう。」
という時間を作るようにしました。
「最後まで宿題を頑張れたね。」
「困っている友達に優しくできたね。」
「ありがとうが言えたね。」
そんな小さな「できた」を一緒に見つけて言葉にすることで、
少しずつ自分の良さを意識できるようになってきたと感じています。
そんなタイミングで出会ったのが、『ぼくのいいとこ』でした。
この絵本には、さまざまな「いいところ」が分かりやすい言葉で紹介されていて、
「いいところって、こんなふうに表現できるんだ」と、親子で楽しく読み進めることができました。
読んで感じた魅力
私が一番良いと感じたのは、
「みんな違って、みんないい。」
という考え方が自然に伝わることです。
運動が得意なことだけが長所ではありません。
友達に優しくできること。
最後まで頑張れること。
知りたい気持ちを大切にできること。
どれも、その子だけの大切な魅力です。
「自分には何もない。」
そう思ってしまう子でも、
「これなら自分にも当てはまるかもしれない」と感じられる言葉がきっと見つかると思います。
実際に我が家でも、
「ぼくは最後まで頑張れるかな。」
「ぼくは優しいかな。」
と親子で話す時間が増えました。
幼稚園の弟も一緒に楽しめました
この絵本は小学生向けに読み始めましたが、一緒に聞いていた幼稚園の弟も興味津々でした。
「やさしい」「がんばりや」など、分かりやすい言葉がたくさん出てくるので、
年少の子どもでも「これ、お兄ちゃんだね!ママだね!パパだね!」と楽しみながら読んでいました。
兄だけでなく弟も、「ぼくは○○かな?」と自分のいいところを考えるきっかけになり、
家族みんなでお互いの良いところを話し合う時間にもなりました。
小学生に人気の絵本としてはもちろん、幼稚園のお子さんがいるご家庭でも兄弟一緒に楽しめる一冊だと感じています。
こんな小学生におすすめ
- 自分のいいところが分からない子
- 自己肯定感を育てたい子
- 学校で長所を発表する予定がある子
- お友達の良いところを見つける学習をしている子
- 心が育つ人気の絵本を探しているご家庭
自分のいいところを探してみよう
「自分のいいところ」と言われても、すぐには思いつかない子は少なくありません。
そんなときは、「できること」ではなく、「いつもの行動」から考えてみるのがおすすめです。
「やさしい」
「ありがとうが言える」
「最後まで頑張れる」
「本を読むのが好き」
「動物が好き」
これらはすべて、その子らしい素敵な長所です。
勉強や運動が得意でなくても、良いところはたくさんあります。
下の視覚支援カードを見ながら、
「これは自分に当てはまるかな?」
と親子で一緒に探してみてください。
きっと、「こんなところも自分のいいところだったんだ」と新しい発見があるはずです。


親子で「今日のいいところ」を見つけよう
我が家では、この絵本を読んでから、一日の終わりに
「今日のいいところを一つ発表しよう。」
という時間を作るようになりました。
例えば、
- 「今日はお友達に『ありがとう』が言えたね。」
- 「最後まで宿題を頑張れたね。」
- 「弟に優しくできたね。」
- 「困っているお友達を助けられたね。」
どんなに小さなことでも、毎日続けることで、
「自分にもいいところがある。」
という気持ちが少しずつ育ってきたように感じています。
自分では気付けない長所も、家族が言葉にして伝えてあげることで、自信につながることがあります。
ぜひ、この視覚支援カードを見ながら、親子で「今日のいいところ探し」を楽しんでみてください。
今日のいいところを〇で囲んでみよう
視覚支援カードは、
全部当てはまる必要はありません。
今日は
✅ありがとうが言えた
でもいいです。
明日は
✅お手伝いができた
でもいいです。
毎日一つだけ〇を付けることで、
子ども自身が
「自分にもいいところがある。」
と感じやすくなります。
毎日たくさん見つけようとしなくても大丈夫です。
「今日は一つ見つかった。」
それだけでも十分です。
まとめ
『ぼくのいいとこ』は、小学生に人気がある理由がよく分かる絵本でした。
我が家では、「自分のいいところを発表する」という学校での学習をきっかけに読みましたが、
親子でお互いの良いところについて話す時間が生まれました。
自分の長所は、意外と自分では気付きにくいものです。
この絵本は、「どんなところが自分の良さなのか」を親子で考えるきっかけをくれる一冊だと思います。
小学生向けの人気絵本を探している方や、自己肯定感を育てたいと考えている方に、ぜひおすすめしたい絵本です。
この絵本をきっかけに、ぜひ親子で「今日のいいところ探し」を始めてみてください。