はじめに|児童発達支援と幼稚園、両方通って大丈夫?
「児童発達支援と幼稚園は併用できるの?」
「療育の日は幼稚園を休ませるべき?」
「幼稚園を早退して通ってもいいの?」
「子どもが疲れすぎないか心配」
児童発達支援を利用しようと考えたとき、わが家がかなり悩んだのが、幼稚園との両立でした。
幼稚園も大事。
児童発達支援も必要。
でも、両方入れると子どもが疲れてしまうのではないか。
私自身、最初はかなり迷いました。
わが家では、幼稚園に通いながら、
- 療育の日は幼稚園を休む
- 午後早退して療育へ行く
- 幼稚園後に短時間の児童発達支援へ通う
- 1日型の児童発達支援を利用する
という形を、その時期に合わせて組み合わせてきました。
この記事では、児童発達支援と幼稚園を併用したわが家のスケジュールや、園への伝え方、子どもが疲れすぎない工夫を体験談としてまとめます。
同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
結論|児童発達支援と幼稚園は併用できる。でも無理なく調整が大事
結論から言うと、児童発達支援と幼稚園は併用できます。
ただし、わが家が感じたのは、両方を完璧にこなそうとしないことが大切だということです。
幼稚園にも、児童発達支援にも、それぞれ大切な役割があります。
幼稚園では、
- 集団生活
- 行事
- 友達との関わり
- 年齢相応の生活経験
を積むことができます。
一方、児童発達支援では、
- 子どもの特性に合わせた個別支援
- 苦手なことの練習
- 少人数での社会性の練習
- 専門職からのサポート
- 親へのフィードバック
が受けられます。
どちらか一方だけが正解ではなく、子どもの状態に合わせてバランスを取ることが大切だと感じました。
児童発達支援と幼稚園を併用する主なパターン

児童発達支援と幼稚園を併用する方法には、いくつかのパターンがあります。
| 併用パターン | 特徴 |
|---|---|
| 幼稚園を休んで児童発達支援へ行く | 子どもの負担は少なめ。園の活動を休む日が出る |
| 午後早退して療育へ行く | 午前は園、午後は支援。両方経験できる |
| 幼稚園後に短時間支援へ行く | 園生活を維持しやすい。疲れには注意 |
| 1日型児童発達支援を利用する | 生活スキルや集団支援を長めに受けられる |
| 週ごとに組み合わせる | 子どもの体力や予定に合わせやすい |
わが家は、子どもの成長や家庭の予定に合わせて、これらを組み合わせてきました。
パターン1|幼稚園を休んで児童発達支援へ行く
最初の頃は、児童発達支援の日に幼稚園を休むこともありました。
「幼稚園を休ませてまで療育に行っていいのかな」
と悩んだこともあります。
でも、まだ慣れない時期や、子どもが疲れやすい時期は、無理に両方行かせるよりも、児童発達支援の日は幼稚園を休む方が合っていることもありました。
メリット
- 子どもの負担が少ない
- 支援に集中しやすい
- 朝から落ち着いて準備できる
- 親もスケジュールを組みやすい
デメリット
- 幼稚園の活動を休むことになる
- 行事練習や制作に遅れが出ることもある
- 子どもが幼稚園に行きたい日だと迷う
わが家では、幼稚園の行事前や、本人が楽しみにしている活動がある日は、幼稚園を優先することもありました。
パターン2|午後早退して療育へ行く
次に多かったのが、幼稚園を午後早退して療育や児童発達支援へ行くパターンです。
午前中は幼稚園で過ごし、午後から支援に向かう形です。
わが家では、この形が比較的使いやすい時期がありました。
メリット
- 幼稚園の生活も経験できる
- 支援も受けられる
- 午前だけなら子どもの負担が少ない
- 園とのつながりを保ちやすい
デメリット
- 送迎が忙しい
- お昼寝や休憩が取りにくい
- 子どもが疲れていると午後の支援に集中しにくい
- 早退の連絡が必要
午後早退の日は、朝からバタバタしやすいです。
そのため、わが家では前日に持ち物をまとめておき、当日はなるべく余裕を持って動けるようにしていました。
パターン3|幼稚園後に短時間の児童発達支援へ通う
短時間型の児童発達支援は、幼稚園後にも通いやすいスタイルでした。
1時間ほどの支援なら、園生活を大きく崩さずに利用しやすいです。
わが家も、幼稚園後に短時間支援へ通ったことがあります。
メリット
- 幼稚園を休まずに通える
- 支援時間が短く、負担が少なめ
- 個別課題に集中しやすい
- 園生活と両立しやすい
デメリット
- 幼稚園後で疲れている日もある
- 夕方の家庭時間が短くなる
- 送迎の負担がある
- 子どもによっては集中しにくい
このパターンは、体力がある日には合っていました。
ただし、園で疲れた日は無理をしないことも大切だと感じました。
パターン4|1日型の児童発達支援を利用する
1日型の児童発達支援は、保育園や幼稚園に近い流れで、長めの時間を過ごせる支援です。
わが家では、集団生活や生活スキルを育てる目的で利用しました。
メリット
- 生活リズムの中で支援が受けられる
- 友達との関わりを練習しやすい
- トイレ・食事・身支度など生活面も見てもらえる
- 長期休みに助かる
デメリット
- 子どもによっては疲れやすい
- 幼稚園を休む日が出る
- 行事練習などとの調整が必要
- 1日型と幼稚園の役割を考える必要がある
1日型は、短時間型とは違い、生活全体を見てもらえる安心感がありました。
ただ、幼稚園とのバランスはその都度考える必要がありました。
わが家のスケジュール例
わが家では、時期によってスケジュールを変えていました。
あくまで一例ですが、こんな形です。
例1|幼稚園+午後療育の日
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 朝 | 幼稚園へ登園 |
| 午前 | 幼稚園で活動 |
| 昼前後 | 早退 |
| 午後 | 療育・児童発達支援 |
| 夕方 | 帰宅・休憩 |
この日は、帰宅後に予定を詰め込みすぎないようにしていました。
例2|幼稚園後に短時間支援の日
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 朝 | 幼稚園へ登園 |
| 日中 | 幼稚園で過ごす |
| 降園後 | 短時間型の児童発達支援へ |
| 夕方 | 帰宅 |
| 夜 | 早めに休む |
短時間型の日は、夕方以降の負担を減らすことを意識しました。
例3|1日型児童発達支援の日
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 朝 | 児童発達支援へ |
| 日中 | 集団活動・生活支援・自由遊び |
| 夕方 | 帰宅 |
| 夜 | ゆっくり過ごす |
1日型の日は、家では頑張らせすぎないようにしていました。
幼稚園にどう伝えたか

児童発達支援を利用する時、幼稚園にどう伝えるかも悩みました。
わが家では、最初からすべて詳しく話すというより、必要な範囲で伝えました。
例えば、
「発達面で相談している機関があり、定期的に支援を受ける予定です」
「療育の日は早退やお休みをすることがあります」
「園での様子も支援先と共有したいので、必要に応じて相談させてください」
という形です。
大切なのは、幼稚園を責める言い方をしないことだと感じました。
「園で困っているから療育に行かせます」
というより、
「家庭・園・支援先で同じ方向を向いてサポートしたいです」
という伝え方の方が、先生も受け止めやすいと思います。
幼稚園に伝えてよかったこと
幼稚園に伝えてよかったことは、次のような内容です。
- 子どもの特性
- 苦手な場面
- 感覚過敏のこと
- 全体指示が通りにくいこと
- 友達との距離感
- 気持ちの切り替えに時間がかかること
- 療育でうまくいっている声かけ
特に、療育でうまくいっている声かけを共有すると、園でも取り入れてもらいやすくなりました。
例えば、
「あと1回で終わり」
「見るだけでも大丈夫」
「先に予定を伝えると安心しやすい」
などです。
子どもが疲れすぎないための工夫

幼稚園と児童発達支援を併用すると、子どもが疲れやすくなることがあります。
わが家で意識したのは、次のようなことです。
1. 予定を詰め込みすぎない
療育や児童発達支援の日は、帰宅後に予定を入れすぎないようにしました。
特に夕方は疲れが出やすいので、家ではゆっくり過ごすことを優先しました。
2. 前日に持ち物を準備する
当日の朝にバタバタすると、親も子どもも疲れます。
前日に、
- 着替え
- 水筒
- お弁当
- 連絡帳
- 必要書類
- おやつ
を準備しておくと、かなり楽でした。
3. スケジュールを見える化する
予定変更が苦手な子には、見通しがあると安心しやすいです。
わが家では、
「今日は幼稚園に行って、そのあと療育だよ」
「療育が終わったら帰るよ」
と、先に流れを伝えるようにしていました。
絵カードやカレンダーを使うのもおすすめです。
4. 疲れている日は無理しない
子どもの様子を見て、
「今日は疲れているな」
「園でかなり頑張ったな」
と思う日は、無理をしない選択も大切です。
通うことも大事ですが、休むことも大事です。
5. 園行事の前後は調整する
運動会や発表会の前は、園での練習が増えます。
その時期に児童発達支援を詰め込みすぎると、子どもが疲れてしまうこともあります。
わが家では、行事前後は幼稚園を優先したり、支援の予定を調整したりしました。
併用してよかったこと
児童発達支援と幼稚園を併用してよかったことは、たくさんあります。
幼稚園での困りごとを支援で練習できた
幼稚園で困っていたことを、児童発達支援で練習できたのは大きかったです。
例えば、
- 順番を待つ
- 友達との距離感
- 気持ちを言葉にする
- 先生の指示を聞く
- 活動の切り替え
などです。
支援先で練習したことが、少しずつ園生活にもつながっていきました。
家庭だけで抱え込まなくてよくなった
児童発達支援を利用することで、親だけで抱え込まなくてよくなりました。
「この困りごと、どうしたらいいんだろう」
と悩んだ時に、相談できる場所があるのは本当に心強かったです。
子どもに安心できる居場所が増えた
息子にとって、児童発達支援は安心できる場所のひとつになりました。
幼稚園とは違う雰囲気の中で、少人数で認めてもらえる経験が増えたことは、自己肯定感にもつながったと感じています。
併用で大変だったこと
もちろん、大変なこともありました。
- 送迎が忙しい
- スケジュール管理が難しい
- 幼稚園を休むことに迷う
- 子どもの疲れを見極める必要がある
- 持ち物が増える
- 連絡先が増える
特に、送迎と予定管理は大変でした。
でも、無理なく続けるために、完璧を目指さないことが大事だと感じました。
よくある質問
児童発達支援と幼稚園は併用できますか?
併用できます。幼稚園を休んで利用する、午後早退して通う、幼稚園後に短時間支援へ行くなど、家庭や子どもの状態に合わせて調整できます。
療育の日は幼稚園を休ませてもいいですか?
家庭の判断や園との相談によります。子どもの負担が大きい場合は、療育の日に幼稚園を休む選択もあります。
幼稚園を早退して児童発達支援へ行ってもいいですか?
可能な場合があります。園のルールや支援先の時間に合わせて、事前に相談しておくと安心です。
幼稚園後に児童発達支援へ行くと疲れませんか?
子どもによります。短時間型なら通いやすい場合もありますが、疲れている日は無理をしないことも大切です。
幼稚園には児童発達支援のことを伝えた方がいいですか?
伝えておくと連携しやすくなります。すべてを詳しく話す必要はありませんが、早退や欠席がある場合は共有しておくと安心です。
幼稚園にどう伝えればいいですか?
「発達面で支援を受ける予定があり、早退やお休みをすることがあります」と、必要な範囲で伝えるとよいです。
併用すると子どもに負担がかかりませんか?
負担がかかる場合もあります。予定を詰め込みすぎず、帰宅後は休む、行事前後は調整するなどの工夫が大切です。
1日型と短時間型はどちらが併用しやすいですか?
幼稚園を維持したい場合は短時間型が併用しやすいことがあります。生活スキルや集団経験を重視する場合は1日型が合うこともあります。
園と児童発達支援は連携できますか?
事業所や園によりますが、訪問や情報共有ができる場合があります。見学時や契約時に確認しておくと安心です。
併用で一番大切なことは何ですか?
子どもの体力と気持ちを見ながら、無理なく続けることです。幼稚園も児童発達支援も、どちらも子どもの成長を支える場所です。
まとめ|幼稚園も児童発達支援も、子どもを支える大切な場所
児童発達支援と幼稚園の併用は、最初はとても迷いました。
幼稚園を休ませていいのか。
早退してもいいのか。
子どもが疲れすぎないか。
悩むことはたくさんありました。
でも実際に併用してみると、幼稚園と児童発達支援には、それぞれ違う良さがあると感じました。
幼稚園では、集団生活や行事、友達との関わりを経験できます。
児童発達支援では、子どもの特性に合わせた支援や、少人数での練習ができます。
どちらも、息子にとって大切な場所でした。
大事なのは、どちらかを完璧にこなすことではなく、子どもの様子を見ながら、その時期に合ったバランスを探すこと。
無理なく、焦らず、家庭に合う形で続けていけば大丈夫です。