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家庭で簡単にできる!子どもの自己肯定感を高める10の効果的アクティビティ

はじめに

子どもの自己肯定感は、将来の自信と挑戦する力を育てるカギ🔑です。
でも実際には、自己肯定感をどう育てればいいのか悩むこと、ありませんか?

私の息子も、家では元気いっぱいなのに、集団に入ると自信を失ってしまうことが多くありました。
そのため、療育の中でも「自己肯定感を高めること」が大きな課題の一つに。

療育の先生からはこんなアドバイスをいただきました。

「少しずつ成功体験を積み重ねていくことが大切ですよ」

さらに先生は続けて、

「根拠のない自信に満ちている子っていますよね。そういう子は将来すごく成長するんです。『僕はできる』、『私はできる』 って思えることが、すごく大切なんですよ」

その言葉に、私はハッとしました。
息子にも、たとえ根拠がなくても「自分ならできる」と思える心を育ててあげたい、と。

この記事では、家庭で楽しく取り入れられる「自己肯定感アップの工夫」やおすすめアクティビティをご紹介します。
親子で笑顔になれる時間が、きっとお子さんの「自信の種🌱」になりますよ。

\関連記事はこちらもおすすめ/
👉 [子どもの自己肯定感を育む5つの工夫と家庭でできる実践方法]

目次

  1. 自己肯定感を高める5つのクリエイティブな遊び
    • 自由な絵を描く
    • 手先を使ったクラフト活動
    • オリジナルの物語を作る
    • 音楽やリズム遊び
    • 自然を感じる
  2. 協力プレイで達成感と信頼を築く
    • パズルやブロック遊び
    • 家庭で楽しむチーム戦ゲーム
  3. 成長を見える化する自己評価ノート
    • 毎日の「達成ノート」を作ろう
    • 小さな目標設定で成功体験を重ねる
  4. よくある質問
  5. まとめ

1. 自己肯定感を高める5つのクリエイティブな遊び🎨

子どもの自己肯定感は、「できた!」「楽しい!」という小さな成功体験の積み重ねで育まれます。
そのためには、子どもが自由に自分を表現できる場をつくることがとても大切です。

ここでは、家庭で気軽に取り入れられる、自己肯定感を育てるクリエイティブな遊びを5つご紹介します。
毎日の遊びの中に、子どもの「自信の芽🌱」を育てるヒントを見つけてみましょう。

1️⃣ 自由にお絵かきして「自分の世界」を表現する

絵を描くことは、子どもにとってありのままの自分を表現できる貴重な手段です。
「うまく描こう」としなくてOK。
ルールを設けず、好きな色・形で自由に描かせることで、「自分でいいんだ」という気持ちが育ちます。

描いた作品はぜひ、リビングや冷蔵庫などに飾ってみてください✨
家族に「見て!」「すごいね!」と言ってもらえることで、達成感と自己肯定感がぐんと高まります。

2️⃣ 手を使って作る「クラフト活動」で達成感を味わう

折り紙・紙コップ・粘土・トイレットペーパーの芯など…
身近な素材でのクラフト遊びは、創造力と集中力、達成感を同時に育ててくれます。

作品が完成したときには「こんなに上手にできたね!」と一緒に喜んであげましょう😊
自分の手で何かを作り上げる経験が、子どもに「やればできる!」という前向きな気持ちをもたらします。

3️⃣ 親子でオリジナル物語をつくる📖

「今日は○○くんがヒーローだったら、どんな冒険をする?」
そんな問いかけから始まる物語づくりは、想像力と言語表現力を豊かにし、子どもが自分のアイデアに自信を持つきっかけになります。

物語の中では、どんなことでも叶います。
「自分の考えが受け入れられる」「自分の世界を広げられる」経験は、自己肯定感の大きな土台になります🌟

4️⃣ リズム遊びや音楽・ダンスで自己表現を楽しむ🎶

音楽やダンスは、子どもが自分の感情や思考を身体で自由に表現できる遊びです。
家にあるスプーンやお鍋でリズムをとったり、好きな音楽で即席ダンスパーティーを開いたり。
「楽しい!」「自分らしくていいんだ」と感じられる時間になります。

ポイントは、大人も一緒に楽しむこと
「見ててね!」「こんなふうにできたよ!」と子どもが自信を持って表現できる環境をつくりましょう。

5️⃣ 自然とふれあいながら五感を刺激する🌿

公園や庭、ちょっとしたお散歩も、子どもにとっては創造性あふれる大冒険です。
落ち葉や小石を並べてアートを作ったり、砂場でお山やお城をつくったりする中で、自然を使った自由な表現が生まれます。

「自分の手で何かを生み出す」体験を積み重ねることが、自信と自己肯定感につながります。
特に感覚の敏感なお子さんには、無理なく楽しめる自然遊びがぴったりです🍃

💡ポイント:遊びはすべて「成功体験」に変わる

どの遊びも、「やってみた」「できた」「楽しかった」という体験が、自己肯定感を育てる原動力になります。
上手にできるかどうかよりも、「あなたのやったことに価値があるよ」と伝えていくことが大切です。

2. 協力プレイで達成感と信頼を築く🤝✨

親子で「一緒にやり遂げた!」という経験は、子どもの自己肯定感をぐっと高め、親子の信頼関係も深まります。
今回は、家庭で楽しめる協力プレイのアイデアをご紹介します💡

6️⃣ パズルやブロック遊び🧩🧱

大きなパズルを一緒に完成させたり、ブロックで街を作ったり…。
子どもは自分の手で「完成」に貢献できると、自信が芽生えます。

年齢に合わせた難易度でステップアップ
✅「ここできたね!」「これ難しかったね」と声をかけることで達成感UP

家族で「できたね!」と喜びを共有することで、子どもの中に「自分ってすごい」という感覚が育っていきます🌱

7️⃣ 家庭で楽しむチーム戦ゲーム🎲(ボードゲーム・カードゲーム)

ボードゲームやカードゲームでのチーム戦も、自己肯定感と社会性を育てるチャンス

🟡 勝ったときの喜び
🟠 負けたときのくやしさ
🟢 相手を思いやる気持ち

これらを親子で一緒に体験できるのが、家庭でのゲームの良いところです🎉

🎯おすすめのボードゲーム・カードゲーム一覧

対象年齢は目安なので、お子さんの発達段階に合わせてお楽しみください😊

🟣① バランスゲーム:集中力&達成感

  • ジェンガ(6歳〜)
     → 木のブロックを崩さないように抜き取るシンプルなゲーム
      崩さず抜く緊張感が楽しい!
    集中力と手先の器用さを育てます。
  • キャプテン・リノ(5歳〜)
     → カードで塔を作るゲーム。
    失敗も含めて楽しめ、挑戦意欲が湧きます。

🟢② 協力型ゲーム:チームワークと成功体験

  • 果樹園ゲーム(2〜3歳〜)
     → 協力して果物を収穫し、カラスが来る前に全員で目標を達成するサイコロゲーム
      チームワークや達成感を家族全員で共有できます。
     
  • パニック・パニック(6歳〜)
     → ミッションをクリアする協力ゲーム。
    小さな成功体験の積み重ねで自信がつきます✨

🔵③ カードゲーム:感情の共有と社会性

  • ウノ(7歳〜)
     → 手持ちのカードを使い切ることを目指すシンプルなルールのゲーム
      勝敗がはっきりするからこそ、感情の整理やルール理解が育ちます
  • スピード(6歳〜)
     → 反射神経と集中力が必要なカードゲーム!
    勝ったときの喜びが自信になります。
      

🟡④ 戦略ゲーム(ストラテジー系):思考力と達成感

  • 人生ゲーム(8歳〜)
     → 人生の選択を体験しながら、将来について親子で話せるきっかけに。
  • カルカソンヌ(8歳〜)
     → タイルを並べて街を広げていく戦略性のあるゲーム。
    戦略を立てて進めることで思考力UP。
      計画的に物事を進める力が育ちます。
  • ワードウルフ(10歳〜)
     → 言葉のヒントから仲間外れを見つける推理型ゲーム。
    コミュ力&観察力が身につきます。
  • ドブル(6歳〜)
     → スピード勝負で絵柄を見つけるゲーム。
    瞬発力と集中力を育てつつ達成感も◎

これらの遊びを通して、子どもは「自分ってできるんだ」という実感を積み重ね、自信を育んでいきます🌟
家族みんなで楽しい時間を共有することが、自然なかたちでの「自己肯定感アップ」につながりますよ😊✨

3. 成長を「見える化」して自己肯定感アップ ✨

家庭での「自己評価ノート」は、子どもの小さな成長や頑張りを可視化できる大切なツールです。
「今日できたこと」「挑戦したこと」などを日々記録することで、達成感を積み重ね、自信につながります。

8️⃣ 毎日の「達成ノート」で小さな成功を記録

ノートや手帳、ホワイトボードなどに、子ども自身が「できたこと」や「がんばったこと」を毎日書き留めましょう。
たとえば、「今日は自分で靴をはけた」「お友達にありがとうが言えた」など、どんなに小さなことでもOKです。

📌 親のコメントを添えると、子どものモチベーションがさらにアップします。

🎯 小さな目標設定で達成感を積み上げる

「今日はおもちゃを一つ片づける」「一緒に挨拶する」など、子どもに合わせた「ちょっと頑張れば届く目標」を設定しましょう。
目標を達成したら、自己評価ノートに記録し、達成感をしっかり味わわせてあげることが大切です。

継続することで、子ども自身が「できる自分」に気づき、自信が育まれていきます。

4. 一日の終わりにポジティブな対話を 🌙

一日の終わりに、親子で「今日よかったこと」や「嬉しかったこと」を話す時間をつくることで、子どもは安心感と自信を得られます。
この小さな習慣が、前向きな気持ちを育む土台になります。

9️⃣ 「おやすみ前の対話」で心を整える時間に

「今日、どんなことが嬉しかった?」「頑張ったことは何だった?」と、穏やかに話を聞く時間を持ちましょう。
子どもにとってこの時間は、「自分を大切にされている」と実感できる特別なひとときになります。

🛌 安心して眠りにつけることで、情緒の安定にもつながります。

🔟 感謝の言葉を習慣にする

「ありがとう」「助かったよ」「一緒にいて楽しかったよ」など、感謝の言葉を毎日の中にちりばめましょう。
親からの温かい言葉は、子どもの自己価値感を高め、家庭の絆もより強くなります。

💬 日々の「ありがとう」は、子どもの心を育てる魔法の言葉です。

5. よくある質問

自己肯定感が低いと子どもにどのような影響がありますか?

自己肯定感が低いと挑戦を避ける傾向が強まり、学業や人間関係にも影響が出る場合があります

家庭での取り組みだけで効果はありますか?

家庭での取り組みが基盤となり、自己肯定感を育む大きな力になります。
療育や学校とも連携するとさらに効果的です。

どの年齢の子どもに適していますか?

本記事のアクティビティは2歳から小学生まで幅広い年齢層に対応しています。

子どもがすぐ飽きてしまいます。どうすればいいですか?

子どもの興味に合わせて活動内容を変えたり、短時間で終えられるものから始めてみましょう。

自己評価ノートを続けられるコツは?

子どもと一緒に楽しみながら記録し、親からの褒め言葉を添えると続けやすくなります。

自己肯定感を高める遊びで注意するポイントは?

無理にやらせるのではなく、子どもが楽しく取り組めるよう環境を整えることが重要です。

子どもが失敗を恐れて参加しません。どうすれば?

小さな成功体験を積ませる活動から始めて、失敗しても大丈夫だと安心させましょう。

外での活動が苦手な子どもにおすすめの遊びは?

室内でできるクラフト活動やオリジナル物語作りが適しています。

親が忙しいときでも実践できますか?

短時間でできる活動を選ぶか、週末に親子で取り組む特別な時間を作るのも効果的です。

活動を記録する方法を教えてください。

写真や動画で記録するほか、子どもと一緒にアルバムを作るのもおすすめです。

まとめ日常の中で自己肯定感を育む

子どもの自己肯定感を育てるには、「日常に小さな成功体験をちりばめること✨」がポイントです。
たとえば、クリエイティブな遊びや「できたね」を言葉にする時間、1日の振り返りなど。
こうした積み重ねが、子どもの心の中に“自信”という根を張らせてくれます。

そして何より、親子で一緒に楽しむことが一番の自己肯定感サポートになります。
子どもが「自分は大丈夫」と思える土台を、毎日の関わりで築いていきましょう😊

今日からできる小さな工夫、ひとつ実践してみませんか?
その一歩が、子どもの未来を支える「大きな自信」につながります✨

🌼次回予告🌼

次回のブログでは、
親子のコミュニケーションが深まる!子どもが話したくなる質問リスト」をご紹介します。
お楽しみに!

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして!「しょうがなすこ」と申します。児童発達支援アドバイザーの資格を持つ2歳と4歳の男の子を育てるママで、現役保育士監修のもと、特性を持つお子さんとの育児についてブログで発信しています。このブログでは、同じような状況で悩む親御さんたちと共感し合い、困りごとを少しでも減らすヒントや、育児の楽しさを一緒に見つけられるような内容をお届けしています。 「ひとりじゃない」と感じられる温かい場になるように心を込めて書いていますので、ぜひ気軽に読んでみてください!

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