はじめに
「また川の事故のニュース……。」
夏休みになる7月・8月は、毎年のように子どもの水難事故が報道されます。
「川 事故」
「水難事故 子ども」
そんな言葉を検索するたびに、胸が苦しくなります。
ニュースを見るたびに思うのは、
もし自分の子どもだったら…
想像しただけで胸が締め付けられます。
もちろん、自分の子どもだけではありません。
近所の子ども。
友達。
学校の子どもたち。
誰一人として、こんな事故に遭ってほしくありません。
事故のニュースを見るたびに、
「どうしたら防げるんだろう。」
と考えていました。
そして私がたどり着いた答えは、とてもシンプルでした。
⚠️ 今回の視覚支援カードには、少し刺激が強いものも含まれています。
お子さんの年齢や性格に合わせて、無理のないものを選んでご活用ください。
私は子どもを怖がらせたいわけではありません。
ただ、川は命に関わる事故が起こることもある、とても危険な場所です。
「川には絶対に入らない」ということを子どもにしっかり伝えたい。
その思いから、あえて危険性が伝わりやすいイラストも作成しました。
一番大切なのは「川に入らないこと」
川は浅く見えても急に深くなります。
石は滑ります。
流れは思っているより速く、足を取られると踏ん張ることができません。
「少しだけ。」
「友達もいるから。」
「足だけなら。」
そんな気持ちが、大きな事故につながることがあります。
だからこそ、一番大切なのは、
「川には入らない。」
これを子どもが理解し、行動できるようになることだと思っています。
子どもには「危ないよ」だけでは伝わりにくい
子どもに、
「危ないからダメ。」
と言うだけでは、
「なんで?」
と思ってしまうことがあります。
特に小学校低学年や視覚優位のお子さんは、
言葉だけよりも、イラストで見た方が理解しやすいことが少なくありません。
そこで、
子どもが一目で
「川には入らない。」
と思える視覚支援カードを作りました。
無料公開|川には入らない視覚支援カード
まずは「川には入らない」という約束から伝えてみましょう。
川には入らない(カード①〜⑨)
①「川には入らない」👇

②「川は泳ぐところじゃない」👇

③「川には入らない。流れはみえないよ」👇

④「川は遊ぶ場所じゃないよ」👇

⑤「川は笑っていても危ない。見えない危険」👇

⑥「川には入らない 危険箇所」👇

⑦「川には入らない。見るだけにしてね。」👇

⑧「川には入らない。見て楽しむだけ。」

⑨「川には入らない。見るだけで楽しんで」👇

川は、こうやって溺れる(カード⑩~⑪)
⑩ 川に溺れてしまうときの状態👇

⑪ 川に溺れてしまうときの状態👇

落とした物は取りに行かない (カード⑫~⑮)
⑫ 「流れたら諦めよう。とりにいかない。」👇

⑬ 「川におとしたものは取りにいかない。命が一番大切」👇

⑭ 「川に取りにいかない。落としたものより、君が大切」👇

⑮ 「さかなは逃げても、また会える」

川には入らない。大切な人たちが悲しむよ。(カード⑯~⑰)
⑯ 「川には入らない。大切な人が心配するよ」👇

⑰ 「川には入らない。皆大好き」👇

「ちょっとだけ」「少しだけ」がいちばん危ない(カード⑱~⑳)
⑱ 「ちょっとだけなら」がいちばん危ない👇

⑲ 「少しだけ」が一番危ない👇

⑳ 「少しだけ」が危ない👇

ぼくなら、わたしなら大丈夫って思わないで(カード㉑~㉒)
㉑ ぼくだけは(私だけは)大丈夫

㉒ 「川には入らないが一番安全」👇

みんなでも危ない(カード㉓~㉖)
㉓ 「ともだちがいても、川は危ない」👇

㉔ 「みんなだから大丈夫はないよ。みんな危ない」👇

㉕ 「みんなだから大丈夫はないよ」👇

㉖ 「たのしくても、誰か一人でもおぼれてしまったら」👇

古くから言われる言い伝え(カード㉗~㉝)
㉗ 「川には見えない手がある」

㉘ 「水は足をつかむ」👇

㉙ 「雨がやんでも鬼の川」👇

実際に、雨が止んだ翌日や翌々日でも、晴れて穏やかそうに見える川でも、増水していたり、流れが速い状態が続いていたりすることがあります。
「晴れたから大丈夫」と思わず、雨が降ったあとの川には近づかないことが大切です。
㉚ 「カッパに連れていかれる」👇

㉛ 「カッパに連れていかれる」

㉜ 「水の神様に呼ばれても返事をしない」👇

㉝ 「川の神様が怒る」👇

お家へ帰ろう(カード㉞~㊴)
㉞ 「川より楽しいものが待ってるよ」👇

㉟ 「かわよりおうちでまっているよ」👇

㊱「かわよりおうち」👇

㊲ 「かわきもちよさそう...でも、まっているよ」

川に入ると帰れないことも
㊳ 「かわにはいると...いつものまいにちにかえれないこともある」👇

㊴ 「すこしだけ入ろうはやめて、家では皆がまっているよ」👇

ご家庭や学校で伝えてほしいこと
子どもは、
- 少しだけなら大丈夫
- 友達もいるから大丈夫
- 浅そうだから大丈夫
と思ってしまうことがあります。
でも、
川は子どもの考える「大丈夫」を簡単に超えてしまいます。
だからこそ、
毎年夏になる前に、
親子で、
学校で、
学童で、
地域で、
「川には入らない。」
この約束を何度でも確認してほしいと思っています。
📢【拡散希望】
このカードは、
印刷して
ご家庭
学校
学童
放課後等デイサービス
などで自由にお使いください。
毎年繰り返される子どもの水難事故。
一人でも多くの子どもの命を守るために、
この「川には入らない」視覚支援カードを必要としている方へ届けていただけるとうれしいです。
まとめ
事故は、起きてからでは遅いです。
「うちの子は大丈夫。」
そう思っていても、事故は突然起こります。
だから私は、
子どもが一目で理解できる「川には入らない」視覚支援カードを作りました。
このカードが、
ご家庭や学校で命を守るきっかけになり、
一人でも多くの子どもが無事に夏を過ごせることを願っています。