はじめに
「つい『きらい!』『あっちいって!』と言ってしまう…」
「怒ると強い言葉が出てしまう…」
「言ったあとに後悔しているようだけど、また同じことを言ってしまう…」
そんな悩みはありませんか?
小学校低学年では、まだ自分の気持ちを上手に言葉で表現することが難しく、思わず強い言葉が出てしまうことがあります。
でも、一度口にした言葉は、相手の心に残ることがあります。
だからこそ、思いやりのある言葉を選ぶことを、小さい頃から少しずつ身につけていくことが大切です。
そこで今回は、
「一度口にした言葉は相手の心に残ります。だからこそ、思いやりのある言葉を選びましょう。」
を分かりやすく伝える視覚支援カードを無料公開します。
結論|やさしい言葉は、相手も自分も笑顔にします
言葉には、人を元気にする力があります。
例えば、
- 「ありがとう」
- 「だいじょうぶ?」
- 「いっしょにあそぼう」
- 「がんばったね」
こんな言葉をかけてもらうと、うれしい気持ちになります。
反対に、
- 「きらい」
- 「あっちいって」
- 「もうあそばない」
などの言葉は、相手を悲しい気持ちにしてしまうことがあります。
どんな言葉を選ぶかで、人との関わり方は大きく変わります。
なぜ強い言葉を言ってしまうの?
子どもは、
- 悔しい
- 怒った
- 悲しい
- 思い通りにならない
という気持ちを、まだ上手に言葉へ変えることができません。
特に、
- ASD
- ADHD
- 発達ゆっくりのお子さん
- 感情のコントロールが苦手なお子さん
は、気持ちが先にあふれてしまい、強い言葉が出てしまうことがあります。
そのため、
「ダメ!」
と叱るだけではなく、
「どんな言葉なら相手がうれしいかな?」
と一緒に考えることが大切です。
視覚支援カードがおすすめな理由
「やさしい言葉を使おう。」
と言われても、子どもには少し抽象的です。
視覚支援カードなら、
- 悲しくなる言葉
- うれしくなる言葉
をイラストで見比べることができます。
目で見て理解できるので、「次はこの言葉を使ってみよう」という気持ちにつながります。
視覚支援カード(無料公開)
言葉のプレゼント 視覚支援カード

内容
男の子が
🎁「ありがとう」
🎁「すごいね」
🎁「いっしょにあそぼう」
というプレゼントを渡す。
相手は笑顔😊
背景はキラキラ✨
子どもにも意味が伝わりやすいです。
やさしい ことばを つかおう 視覚支援カード

内容
左
😠
「いや!」
「きらい!」
🥀
灰色の花
⬇
右
😊
「ありがとう」
「だいすき」
「がんばったね」
🌸🌷🌼
カラフルな花
✨✨✨
やさしい言葉は、相手の心にきれいな花を咲かせることをイメージできるカードです。
家庭でできる声かけ
子どもがやさしい言葉を使えたら、
こんな声かけがおすすめです。
- 「ありがとうって言えてうれしかったよ。」
- 「やさしい言葉だったね。」
- 「お友達もうれしそうだったね。」
- 「その言葉を言われたら、自分もうれしいね。」
できた場面をその場で褒めることで、やさしい言葉が少しずつ増えていきます。
我が家の体験談
我が家でも、
遊びに夢中になると、
「もういや!」
「きらい!」
と言ってしまうことがありました。
そのたびに、
「そんな言い方はダメ!」
と注意していましたが、なかなか変わりませんでした。
そこで、
「どんな言葉なら、お友達がうれしいかな?」
とイラストカードを見ながら話すようにしました。
すると、
「ありがとう!」
「いっしょにあそぼう!」
という言葉が少しずつ増えてきました。
今振り返ると、
「言ってはいけない言葉」を教えるより、「使ってほしい言葉」を見える化したことが、大きなきっかけになったように感じています。
よくある質問(FAQ)
この視覚支援カードは何歳から使えますか?
年長から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
言葉の意味だけでなく、「相手がどう感じるか」をイラストで理解しやすくなります。
ASDやADHDの子どもにも向いていますか?
はい。視覚優位のお子さんは、言葉だけの説明よりもイラストで見える化することで理解しやすくなります。
やさしい言葉と傷つく言葉を比較しながら学べます。
子どもが怒ると暴言を言ってしまいます。どうすればいいですか?
まずは感情を受け止めたうえで、「どんな言葉なら相手が悲しまないかな?」と一緒に考えてみましょう。
叱るだけではなく、使ってほしい言葉を具体的に示すことが大切です。
「やさしい言葉」はどんな言葉ですか?
例えば、「ありがとう」「だいじょうぶ?」「いっしょにあそぼう」「がんばったね」「ごめんね」など、
相手を思いやる気持ちが伝わる言葉です。
家庭ではどのように使うと効果的ですか?
朝の登校前や、お友達と遊ぶ前にカードを見たり、
その日の出来事を振り返りながら「今日はどんなやさしい言葉が言えたかな?」と話したりすると効果的です。
学校でも活用できますか?
はい。支援級・通常級を問わず、道徳や学級活動、自立活動、ソーシャルスキルトレーニング(SST)などで活用できます。
子どもが「ありがとう」をなかなか言えません。
無理に言わせるよりも、大人が日頃から「ありがとう」を使う姿を見せることが大切です。
視覚支援カードと合わせて繰り返し見せることで、少しずつ自然に使えるようになります。
友達を傷つける言葉を言ったときはどう対応すればいいですか?
すぐに叱るだけでなく、「その言葉を言われたらどんな気持ちになるかな?」と一緒に考える時間を作りましょう。
その後、「こんな言い方ならどうかな?」と代わりの言葉を提案すると学びにつながります。
印刷して教室や家庭で掲示しても大丈夫ですか?
利用ルールの範囲内であれば、家庭や学校で掲示教材として活用できます。
毎日目にすることで、やさしい言葉を意識しやすくなります。
このカードと一緒に使うとおすすめの視覚支援カードはありますか?
「誰にでもやさしく接する」「『たすけて』が言えるって勇気だよ」
「あいさつで気持ちもにこにこ」「できたことを見つけよう」などと組み合わせると、
思いやりやコミュニケーションの力を総合的に育てられます。
まとめ
一度口にした言葉は、相手の心に残ることがあります。
だからこそ、
- やさしい言葉を選ぶこと
- 相手の気持ちを考えること
- 思いやりを言葉で伝えること
を少しずつ身につけていきたいですね。
視覚支援カードを活用しながら、「やさしい言葉」が自然に増える毎日を目指していきましょう。