はじめに
「『できなかった…』と落ち込んでしまう…」
「できたことより、失敗したことばかり気にしてしまう…」
「少ししか進んでいないと思って、やる気をなくしてしまう…」
そんな悩みはありませんか?
小学校低学年では、
- テスト
- 宿題
- なわとび
- 鉄棒
- 勉強や運動
などで、できなかったことばかりに目が向いてしまう子も少なくありません。
でも、本当に大切なのは、「まだできないこと」だけを見るのではなく、「今できるようになったこと」に目を向けることです。
そこで今回は、
「不満ばかり探すより、今できることに目を向けると前向きになれます。」
を分かりやすく伝える視覚支援カードを無料公開します。
結論|「できた!」を見つけると、前向きな気持ちが育ちます
人は、できないことばかり気にしていると、
「どうせできない…」
という気持ちになりやすくなります。
一方で、
- 「今日は1問できた!」
- 「昨日より上手になった!」
- 「最後まで頑張れた!」
と、自分の成長に気付くことができると、
「もう少し頑張ってみよう!」
という前向きな気持ちにつながります。
なぜ「できないこと」ばかり気になってしまうの?
子どもは、
- 周りの友達と比べてしまう
- 完璧を目指してしまう
- 失敗が強く印象に残る
ことで、「できなかったこと」に意識が向きやすくなります。
特に、
- ASD
- ADHD
- 発達ゆっくりのお子さん
- 自信をもちにくいお子さん
は、小さな成功に気付きにくいことがあります。
だからこそ、
「今できること」を一緒に見つけてあげることが大切です。
視覚支援カードがおすすめな理由
「前向きに考えよう。」
と言われても、小さな子どもには難しいものです。
視覚支援カードなら、
- 「80点できた!」
- 「昨日よりできた!」
- 「ここまで頑張れた!」
など、成長を目で見て確認できます。
「できた!」を見える化することで、自分の成長を実感しやすくなります。
視覚支援カード(無料公開)
できたことを見つけよう


内容
左(❌) 😟
宿題 ❌「まだできない…」 モヤモヤ☁️
右(⭕) 😊
宿題 ⭕「1もんできた!」
✨✨✨ できた所に⭐
同じものでも見方を変えると気持ちが変わるよ(コップの水) 視覚支援カード


内容
コップの水
左 🥤 少ししか入ってない 😟 「まだない…」
右 🥤 同じコップ 😊 「こんなにある!」
✨✨ 同じ物でも見方が違うことが伝わります。
同じものでも見方を変えると気持ちが変わるよ(テスト)視覚支援カード


テスト
左 📝 80点 😟 「20点できなかった…」
右 😊 80点 ✨ 「80点できた!」 見方を変えることが伝わります。
見方を変えると気持ちも変わるよ(階段)視覚支援カード


内容
左 😣 上を見て 「まだまだ…」
右 😊 後ろを見る 「ここまで来た!」 ✨ 成長が伝わります。
できたことをみつけよう(虫眼鏡)視覚支援カード


虫めがね
左 🔍 失敗だけ見ている
😟 右 🔍
できた所を見る 😊
「できない」→「できた」


内容
左
❌ 「できない」
↓
右 ⭕ 「きのうより できた!」 ✨
できたことを みつけよう


内容
左
😟
「まだ できない…」
☁️ モヤモヤ
⬇
右
😊
「1つ できた!」
⭐⭐⭐
✨✨✨
できないことではなく、「できたこと」に目を向ける大切さを伝えるカードです。
家庭でできる声かけ
子どもが落ち込んでいるときは、
こんな声かけがおすすめです。
- 「今日は何ができたかな?」
- 「昨日よりできるようになったね。」
- 「最後まで頑張れたね。」
- 「一歩進めたことがすごいね。」
結果だけではなく、努力や成長を認めることで、自己肯定感につながります。
我が家の体験談
我が家でも、
宿題や運動のあとに、
「できなかった。」
と言うことがよくありました。
でも、よく話を聞いてみると、
漢字を1つ覚えたり、
なわとびが1回多く跳べたり、
少しずつ成長していました。
そこで、
「できなかったこと」ではなく、
「今日できるようになったこと」を一緒に探すようにしました。
すると、
「今日はここまでできた!」
と笑顔で話してくれることが増えてきました。
今振り返ると、
自信は、大きな成功ではなく、小さな「できた!」の積み重ねから育つものなのだと感じています。
よくある質問(FAQ)
この視覚支援カードは何歳から使えますか?
年長から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
イラストを見ながら「できたこと」に目を向ける習慣を楽しく身につけられます。
ASDやADHDの子どもにも効果がありますか?
はい。視覚優位のお子さんは、言葉だけで励まされるよりも、「できたこと」をイラストで見える化することで、
自分の成長を実感しやすくなります。
子どもが「できなかった」と落ち込んでしまいます。どう声をかければいいですか?
「何ができなかった?」ではなく、「今日は何ができたかな?」「昨日よりできるようになったことはあるかな?」と、
小さな成長に目を向けられるように声をかけてみましょう。
「できたこと」を見つけると、どんな力が育ちますか?
自己肯定感や挑戦する気持ち、最後まで頑張る力が育ちやすくなります。
「またやってみよう」という前向きな気持ちにもつながります。
家庭ではどのように使うと効果的ですか?
宿題や習い事のあとにカードを見ながら、
「今日の『できた!』を1つ見つけよう」と親子で振り返る時間を作ると、成長を実感しやすくなります。
学校でも活用できますか?
はい。通常級・支援級を問わず、学級活動や道徳、自立活動、ソーシャルスキルトレーニング(SST)などで活用できます。
子どもが友達と比べて落ち込んでしまいます。
友達と比べるのではなく、「昨日の自分」と比べることを意識すると、小さな成長に気付きやすくなります。
「前より○○ができるようになったね」と具体的に伝えることが効果的です。
テストの点数が悪いと自信をなくしてしまいます。
点数だけを見るのではなく、
「前回より5点上がった」「最後まで解けた」「字が丁寧に書けた」など、努力や成長した部分を一緒に見つけてあげましょう。
印刷して教室や家庭で掲示しても大丈夫ですか?
利用ルールの範囲内であれば、家庭や学校で掲示教材として活用できます。
毎日目にすることで、「できたことを見つけよう」という意識づけにつながります。
このカードと一緒に使うとおすすめの視覚支援カードはありますか?
「さいごまでやってみよう」「チャレンジするとせいちょうできる」
「『たすけて』が言えるってゆうきだよ」「心が落ち着く習慣が身につく」
「思いやりのある言葉が身につく」などと組み合わせると、自己肯定感や挑戦する力、
コミュニケーション力を総合的に育てられます。
まとめ
不満や失敗ばかり探していると、自信を失いやすくなります。
だからこそ、
- 今日できたこと
- 昨日より成長したこと
- 頑張れたこと
に目を向けることが大切です。
視覚支援カードを活用しながら、「できた!」を見つける習慣を育て、自分の成長を喜べる力を少しずつ伸ばしていきましょう。