子育てブログ

発達検査は必要?吃音・幼稚園での困りごとから決断した理由とは

はじめに

👋 こんにちは。当ブログにお越しいただきありがとうございます。
今回は、「発達検査を受けるか迷ったとき、親はどう向き合うのか?」というテーマで、私たち家族のリアルな体験をお話しします。

「うちの子、ちょっと他の子と違うかも…」
「発達検査を受けさせた方がいいのかな…」
そんな不安や戸惑いを感じたことはありませんか?

私自身、息子の「吃音(ことばの詰まり)」が悪化し、3歳8か月のときに専門病院を受診したことをきっかけに、発達検査の必要性と向き合うことになりました。

当時はこんな悩みでいっぱいでした👇

  • 幼稚園でお友達とうまく関われない
  • 家庭でも癇癪やパニックが増えてきた
  • 夫と「本当に検査が必要なのか?」と何度も話し合った

そんな私たち家族が、なぜ発達検査を受ける決断をしたのか
その過程で得られた気づきや、迷っていた私の背中を押してくれた言葉についてもお伝えします。

🌱 この体験記が、同じように悩むパパ・ママの「判断のヒント」になれば嬉しいです。

目次

  1. 発達検査を受けるきっかけ
    ● 【吃音と発達検査】受ける決断を後押しした言葉
    ● 【葛藤と希望】発達検査に踏み切るまでの気持ちの揺れ
    ● 【幼稚園での困りごと】「もしかして発達に特性が?」と思い始めた瞬間
  2. 【夫にどう伝える?】発達検査の必要性を理解してもらうまでの道のり
    ● なぜ夫の理解が必要だったのか?
    ● 夫と話し合うために意識したこと
    ● 夫が納得したきっかけ
    ● 家族で納得して進むことが大切
  3. 就学前に知っておきたい
    支援学級と放課後等デイサービスの利用条件をわかりやすく解説
    支援学級・通級指導教室は、診断なしでも入れる?
    放課後等デイサービスはどうなの?
    ママ・パパが知っておくべき「今できる準備」
  4. よくある質問
  5. まとめ

1. 発達検査を受けるきっかけ 吃音と日常の変化から見えた課題

【吃音と発達検査】受ける決断を後押しした言葉🗣️

息子に「吃音(ことばの詰まりや繰り返し)」が見られ始めたのは、2歳半ごろ。
それは「おしゃべりが大好き!」だった息子が、言葉を発するたびに辛そうな様子を見せる日々の始まりでした。

3歳半になると吃音はさらに悪化し、親としての無力感に打ちひしがれる毎日。
私たちはついに療育スタッフへ相談することにしました。

すると、吃音の専門病院を紹介され、診察を受けた際に、先生からこんな助言を受けたのです。

「吃音のあるお子さんは、言葉以外の発達にも課題を抱えていることが多いです。まずは発達検査を受けてみましょう。」

この一言が、私たちにとって大きな決断への第一歩になりました。

息子は2歳半頃から吃音が見られ、3歳半になるとさらに悪化しました。
おしゃべりが大好きだった息子が、言葉を発するたびに苦しそうな様子を見て、親としての無力感に打ちひしがれました。

療育スタッフに相談したところ、吃音の専門病院を紹介され、診察を受けることに。
その際、担当の先生よりこんな助言をいただきました。
「吃音のあるお子さんは、言葉以外の発達にも課題を抱えていることが多いです。まずは発達検査を受けてみましょう。」
この言葉は、親として非常に大きな決断を迫るものでした。

【葛藤と希望】
発達検査に踏み切るまでの気持ちの揺れ🌀

  • 「本当に検査まで必要なのか?」
  • 「検査の結果を知ってしまったら、息子の未来はどう変わるんだろう?」
  • 「でも、検査を受ければ、もっと息子のことを理解できるかもしれない…」

不安と希望が入り混じる中、私たちは少しずつ発達検査の必要性を感じ始めました。

【幼稚園での困りごと】
「もしかして発達に特性が?」と思い始めた瞬間🏫

吃音が目立つようになると、幼稚園でもさまざまな困りごとが出てきました。

▼具体的な困りごとの例

  • 登園時に泣いて嫌がる、行き渋りが続く
  • お友達との距離感が近すぎてトラブルに
  • 園内ではほとんど話さず、少し孤立気味
  • 先生の指示が通りづらく、運動会のダンスやフォーメーションが覚えられない

そんな中、ある日先生から言われた言葉が、私の心を揺さぶります。

「療育を考えられていますか?」

すでに私たちは療育を始めていたのですが、先入観で見られることへの不安から、その事実を先生には伝えていませんでした。
けれどこの一言で、「もっと息子の状態を深く理解しなければ」という思いが強まりました。

【家庭での困りごと】育児の限界を感じた日常の変化🏠

幼稚園での様子と同じように、家庭でも困りごとが目立つように。

▼家庭で見られた困りごと

  • 些細なことで癇癪を起こす
  • 壁にクレヨンで落書きしてしまう
  • テレビに物を投げて壊してしまう

まだ療育を始めたばかりだったこともあり、「今すぐ検査すべきかどうか」と迷う気持ちもありました。

けれど、目の前の困難を前に私は決意します。

息子の状態を正確に把握し、彼に本当に合った支援を受けることが必要だ――

こうして、私たちは発達検査を受ける決断をすることになったのです。

まずは「わが子を知ること」から始めよう👣

発達検査を受けるかどうかは、簡単な決断ではありません。
けれど、「もっと深くわが子を理解する」という視点から見ると、大きな一歩となります。

💡 「もしかしてうちの子も…」と感じたら、まずは地域の相談窓口や療育センターに問い合わせてみましょう。

🌱 同じような経験をされた方、ぜひコメント欄で体験をシェアしてください。
あなたの声が、誰かの支えになります。

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2.【夫にどう伝える?】発達検査の必要性を理解してもらうまでの道のり👨‍👩‍👦

🟡なぜ夫の理解が必要だったのか?

発達検査を受けるには、家族の同意と協力が不可欠です。
特に我が家では、夫の理解を得ることが大きな壁となりました。

夫は当初、発達検査に対して否定的でした。
理由は、こんなものでした👇

  • 「まだ3歳で早すぎる」
  • 「発達障害だと決めつけたくない」
  • 「周囲になんて説明すればいいのか…」

これらの言葉には、息子への愛情と、未来を思うがゆえの不安が込められていたのだと、今は思えます。

🟢夫と話し合うために意識したこと🗣️

否定的な姿勢にショックを受けつつも、私は夫を責めないように意識しました。
まずは感情ではなく事実ベースで話すことを心がけました。

🔍話し合いの中で伝えたこと

  • 息子の困りごとの具体例(吃音・癇癪・園での孤立など)
  • 将来「困る前に支援する」ことの大切さ
  • 検査は診断ではなく、息子の特性を知るためのスタート地点であること

このように、「息子を守るために検査が必要」という視点で何度も話を重ねることで、夫の気持ちに少しずつ変化が生まれました。

💡夫が納得したきっかけ

ある日、夫がポツリとこう言いました。

「今のままで本当にいいのかなって、最近よく考えたんだ。何もしないままでいるより、息子のためになることがあるなら、できることをやってみるのもアリかなって思うようになったよ。」

この言葉をきっかけに、夫は発達検査に前向きになってくれました。
理解には時間がかかるもの。
でも、「子どものために」という軸を共有できたことが、大きな転機でした。

家族で納得して進むことが大切

発達検査は、「障害の有無を決めるため」ではなく
「子どもの特性を知り、支援の方法を見つけるため」の第一歩です。

パートナーに理解してもらうのは簡単ではありませんが、
「子どもを思う気持ちは同じ」という前提を忘れず、対話を続けていくことが大切です✨

📣あなたも一人で抱え込まずに…

もし、同じように「パートナーにどう伝えるか」で悩んでいたら、ぜひコメントで体験をシェアしてください📝
あなたの声が、きっと誰かの助けになります。

3. 【就学前に知っておきたい】
支援学級と放課後等デイサービスの利用条件をわかりやすく解説🏫✨

夫と何度も話し合い、ようやく「発達検査を受けよう」と決断した私たち。

でも…
なぜそこまでして検査が必要だったのか?

それは、「今の困りごとを把握するため」だけでなく、
小学校入学後の支援につながる、大切な第一歩になるからです。

実は、小学校で支援学級や放課後等デイサービスなどのサポートを受けるには、
就学前からの準備がとても重要なんです👀

ここでは、就学前に知っておきたい「支援学級」や「放課後等デイサービス」の利用条件について、ママ・パパにもわかりやすくまとめました👨‍👩‍👧‍👦

🟢支援学級・通級指導教室は、診断なしでも入れる?📝

結論:発達検査や診断が「なくても入れる」が、「あったほうがスムーズ」!
というより…現実的には、ないと難しい場合も多いんです💦

自治体や学校によって基準は異なりますが、主にこんな情報が判断材料になります👇

  • 保護者・園からの申し出
  • 就学時健康診断や教育相談での指摘
  • WISCなどの発達検査結果
  • 医師の意見書・診断書など

🧠診断が「絶対条件」ではありませんが、
「支援が必要です」と説明するための根拠として、発達検査はとても有効。

学校や教育委員会も、検査結果があると判断しやすくなるんです✨

🟠放課後等デイサービスはどうなの?👧🌈

結論:受給者証の取得が必要。そのためには「診断」または「発達検査による所見」が基本。

放課後等デイサービスは、放課後に療育や生活支援を受けられる福祉サービス。

利用には「受給者証」の取得が必須で、以下のような流れになります👇

  1. 市区町村の福祉窓口に申請
  2. 医師の診断書、または発達検査結果を提出
  3. 面談・調査を経て「受給者証」発行
  4. サービス利用スタート🎉

📄【提出書類の一例】

  • ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD・LDなどの診断
  • 療育センター・専門機関による発達検査結果や支援計画書

【比較でわかる】支援を受けるために必要なこと

利用サービス発達検査 or 診断が必要?補足ポイント
支援学級・通級❌必須ではないあると判断材料になり、話がスムーズに進みやすい
放課後等デイサービス✅ 原則必要受給者証の発行には、診断や検査結果の提出が必要

🌱ママ・パパが知っておくべき「今できる準備」

就学後のサポート体制は、就学前の準備がカギです。

「まだ小さいし、様子見でもいいかな…」と思っていても、
いざ小学校入学が近づくと、時間が足りずに後悔するケースも少なくありません。

特に発達関連の病院や検査機関は、予約が数ヶ月先まで埋まっていることもザラなんです💦

だからこそ、今のうちに動いておくことで、
後悔せずに子どもに合った選択ができるようになります🌟

📣「うちも同じ状況かも…」と感じた方へ

あなたの不安や迷いは、決して一人だけのものではありません。
私も同じように悩んで、葛藤して、少しずつ進んできました。

実は、私自身も発達検査を受けるまでに長い時間がかかりました
すぐに決断できることではありませんし、無理にすすめたいわけではないんです。

でも、就学のタイミングが近づくと、診断や検査の話は避けて通れなくなることが多く
「もっと早く知っていればよかった…」と焦る親御さんの声を何度も耳にしました。

だからこそ、この記事では「必要になったときに備えて、今知っておいてほしい」という想いでお伝えしています🌷

4. よくある質問

発達検査ってどんなことをするの?

知能検査や言語理解、運動能力、社会性などを多角的に評価します。

何歳から発達検査は受けられるの?

一般的には2歳半ごろから受けることができます。年齢に応じた検査項目が設定されます。

吃音があるだけで発達検査は必要?

吃音だけでなく、他の発達特性が隠れていることもあるため、検査を勧められることがあります。

検査を受けると発達障害の診断が確定するの?

発達検査は診断の一部ですが、それだけで診断が確定するわけではありません。

夫や家族が理解してくれない場合はどうしたらいい?

子どもの困りごとを具体的に伝え、検査の目的を「支援の第一歩」として話すと伝わりやすくなります。

検査を受けるデメリットはある?

一時的な不安やレッテル貼りへの懸念がありますが、正確な理解と早期支援のための一歩となります。

発達検査の費用はどれくらい?

病院や自治体によりますが、公費負担が使えるケースもあります。

療育と発達検査の違いは?

発達検査は「評価」、療育は「支援(トレーニングや関わり方)」です。

検査の結果が悪かったらどうなるの?

結果は「今の状態」を把握するもので、支援方法を決める参考になります。悪い・良いではありません。

検査を受けて良かったことは?

子どもの得意・不得意が見え、家庭や園での対応がしやすくなります。親の安心感にもつながりました。

まとめ

📌 発達検査を受ける決断は、私たち家族にとって勇気のいる選択でした。
不安や葛藤もありましたが、結果的に「息子に合った支援」を受けるための第一歩となり、今では本当に良かったと思っています。

子どもの「困り感」は、大人が想像する以上に本人にとって大きなストレスです。
だからこそ、早めに気づき、寄り添うことが大切なのだと実感しました。

もし今、迷いや不安を感じている方がいれば——

👪 ご家族でじっくり話し合いながら、一歩ずつ前に進んでみてください。

🗨️ ご質問や感想があれば、ぜひコメント欄でシェアしてくださいね!

🔜次回予告

次回は【体験談】発達検査WPPSI-IIIを受けた息子|検査の流れと親の気づきをお届けします。
どうぞお楽しみに!

参考リンク

🔗 関連リンク(内部リンク・外部リンクの設計)

  • ✅【体験談】療育を始めた理由と発達検査の決め手(準備中)
  • ✅【保存版】発達障害のチェックリスト&支援先まとめ(準備中)

📚 外部参考サイト:

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして!「しょうがなすこ」と申します。児童発達支援アドバイザーの資格を持つ2歳と4歳の男の子を育てるママで、現役保育士監修のもと、特性を持つお子さんとの育児についてブログで発信しています。このブログでは、同じような状況で悩む親御さんたちと共感し合い、困りごとを少しでも減らすヒントや、育児の楽しさを一緒に見つけられるような内容をお届けしています。 「ひとりじゃない」と感じられる温かい場になるように心を込めて書いていますので、ぜひ気軽に読んでみてください!

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