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幼稚園・保育園で水分をとらない/給食を食べない子どもへの対策と克服法【体験談】

はじめに

こんにちは🌸
今日は、私が実際にとても悩んだ「幼稚園での困りごと」についてお話しします。

うちの子は、幼稚園に通い始めたころから 「水分をほとんどとらない」「給食を食べない」 という問題を抱えていました😢。

家ではお茶もご飯も普通に食べられるのに、園では手をつけない…。
満杯の水筒を持ち帰ってくるたびに、
「熱中症にならないかな」「体力は大丈夫かな」と不安になり、
同時に「こんなにまで我慢しているんだ」と思うと胸がぎゅっと苦しくなりました💧。

きっと同じように悩んでいる保護者の方も多いはず。
そこで今回は、私が実際に試した工夫や少しずつ改善できた方法 を、体験談を交えてまとめてみました✨。

目次

  1. なぜうちの子は園で飲めない・食べないのか?
     感覚が敏感だから
     環境に影響されるから
     心理的な不安
  2. トイレに行かなきゃ💡という心理的不安について
  3. トイレ対策の工夫
     先生と「トイレは自由に行ける」ルールを共有
     トイレの環境に慣れる練習
     家と似た安心アイテムを使う
    水分とトイレの関係を一緒に理解する
  4. 私が試した「水分をとらない子への工夫」
  5. 私が試した「給食を食べない子への工夫」
  6. よくある質問
  7. まとめ

1. なぜうちの子は園で飲めない・食べないのか?

先生と話し合ったり、毎日の様子を観察したりする中で見えてきたのは、理由はひとつではありませんでした。
大きく分けると 「感覚の敏感さ」「環境の影響」「心理的な不安」 の3つでした。

感覚が敏感だから

うちの子は 「感覚へのこだわり」 が強めで、特に 触感や匂い に敏感でした。

  • 冷めたご飯の触感や匂いが苦手
  • 「混ざった料理」は食感の違いが気になって食べにくい
  • 家では炊き立てのご飯や温かいおかずは食べられるのに、園では温度やにおいの違いで拒否してしまう

お弁当の日も同じで、家で食べるのと同じメニューでも、温度やにおいが違うだけで食べられないことが多々ありました💧。

環境に影響されるから

園は家とは違い、「大勢の中で食べる」「大勢の中でトイレに行く」という環境。
これが子どもにとって大きなハードルになっていました。

  • 遊びに夢中で水分補給やトイレを忘れてしまう
  • 周りの子の食べるスピードについていけない
  • 先生や友達に見られていると緊張してしまう
  • 食べこぼして洋服を汚すのが恥ずかしい

実際に息子も「トイレに行こうと思ったけど、人が多すぎて恥ずかしかったからやめた」と話していました😢。
授業参観で園のトイレの様子を見たときも、
わちゃわちゃした雰囲気に「これは息子にはハードル高いな…」と実感しました。

心理的な不安

そして何より大きかったのは、子ども自身の心の中の不安でした。

  • 「水を飲むとトイレに行きたくなるのが嫌」
  • 「トイレのあと、パンツが少しでも濡れるのが怖い」
  • 「トイレの床が濡れているのが気になる」
  • 「床を汚したらどうしよう」というプレッシャー
  • 「食べたことのない給食が出ると不安」
  • 「どうやって食べればいいのか分からない」
  • 「食べこぼして洋服を汚すのが心配」

こうした不安は、大人にとっては小さなことでも、本人にとってはとても大きなストレス。
「ただ飲まない・食べない」の裏には、子どもなりの理由や葛藤が隠れているんだと気づかされました🌸。

2.「トイレに行かなきゃ💡」という心理的不安について

うちの子が園でなかなか水分を取らなかったとき、よく口にしていたのが
「水を飲んだらトイレに行きたくなるのがイヤ」 という言葉でした。

最初は「そんなに気にしなくても大丈夫だよ」と軽く受け流していた私…。
でも実際は、本人にとってとても大きな不安で、水分を我慢するほど深刻な気持ちだったんです😢。

幼稚園や保育園のトイレって、家庭のトイレとは大きく違います。
子どもにとってはこんなハードルがありました。

  • 個室が少なく、お友達がいると 恥ずかしい
  • 和式トイレや大きめの洋式トイレが 怖い
  • ドアや鍵がしっかり閉まらないと 落ち着かない
  • 「トイレに行っていいタイミング」が分からない
  • 先生や友達に「トイレに行きたい」と伝えること自体が 勇気がいる
  • 万が一失敗して、パンツやズボンが濡れるのが嫌

こうした小さな不安や恥ずかしさが積み重なって、
「だったら飲まないほうがいい」 という選択につながっていたのだと思います💧。

大人から見れば些細なことでも、子どもにとっては一大事。
「水分を取らない=トイレへの不安」という背景を理解してあげることが、改善への第一歩でした✨。

3. 🚻 トイレ対策の工夫

「水分をとらないのは、トイレに行きたくないから」ということが分かってから、
私たちが取り組んだのが トイレの不安を減らす工夫 です✨。

1. 先生と「トイレは自由に行ける」ルールを共有

担任の先生にお願いして、
「水分をとったあとでも、行きたいときに自由にトイレに行けるよ」と本人に伝えてもらいました。
👉 「我慢しなくてもいいんだ」と知るだけで、子どもはずいぶん安心した様子でした😊。

2. トイレの環境に慣れる練習

登園後すぐや、お迎え時に、先生にお願いして一緒に園のトイレに行く練習をしました。
「ここなら安心して使える」と思えると、少しずつハードルが下がります。

3. 家と似た安心アイテムを持たせる

お気に入りのハンカチを「トイレ専用」にしたり、「トイレの前におまじないを言う」習慣を作ったり。
こうしたちょっとしたルーティンが、子どもの安心感につながりました🌸。

4. 水分とトイレの関係を一緒に理解する

絵を描きながら
「水を飲むと体の中で元気のもとになるんだよ」
「トイレは体が元気に働いているサインなんだよ」と説明しました。
理解が進むと「嫌なこと」ではなく「自然なこと」と受け止められるようになりました✨。

✨ トイレ対策まとめ

「水分をとらない」=「トイレが不安」という流れは、意外と多くの子どもに当てはまります。
大人から見ると小さなことでも、子どもにとっては一大事💦。

だからこそ、安心できる環境づくりと心理的なサポート がとても大切なんだと実感しました。
少しずつ工夫していけば、水分補給や給食にも前向きになれる姿が見えてきます🍵✨。

4. 私が試した「水分をとらない子への工夫」

「幼稚園で水分をとらない子」への対策は、家庭でできる工夫と園の先生との協力がポイントでした。

中身は家と同じにする

新しい味は避けて、家で飲み慣れている麦茶や水をそのまま水筒へ。
味の安心感が大きかったです。

タイミングを決める

遊びに夢中になると忘れてしまうので、「遊ぶ前に一口ね」と先生に声をかけてもらいました。

心理的な安心を与える

「飲んでもトイレは自由に行けるよ」と伝えたら、表情がふっと和らいだのを覚えています😊。

水筒を変えてみる

大きな水筒ではプレッシャーになるので、小さめに変更。
自分で「飲めた量」が見えると自信につながりました✨。

コップで飲ませてもらう

実は息子、先生の前で飲んだふりをしていたんです💦
事情を話して、給食の時間などにはコップで少量ずつ飲ませてもらいました。

最初は「一口だけ」でも大きな進歩。
その小さな一歩を先生と一緒に褒め続けたことで、少しずつ飲める量が増えていきました🍵✨。

5. 私が試した「給食を食べない子への工夫」

「幼稚園で給食を食べない子」にとって大切なのは、
無理に食べさせるのではなく「食べられた!」という成功体験を積み重ねることでした🍴。

私が実際に試して効果があった工夫をご紹介します👇

家と同じスプーンを持たせる🍴

普段から家で使っているスプーンを持たせると、安心感があるのか口をつけやすくなりました。

小さな目標から始める🎯

「最初はひと口だけ」という小さなチャレンジからスタート。
無理のない範囲で続けると、徐々に食べられる量が増えていきました。

好きなものから食べる💖

苦手な野菜を無理に食べさせるのではなく、まずは好きなご飯やおかずから。
「食べられた!」という達成感を優先しました。

褒めて自信をつける

「今日は半分食べられたね!すごい!」と先生と一緒に喜ぶと、本人も誇らしげな表情😊。
この「褒められた体験」が自信につながりました。

ご褒美シールで達成感

食べられた日は「がんばったね!」とシールを貼る習慣をつけました。
ただ…最初はあまり乗り気ではなく、「効果薄いのかな?」と思っていたんです💦。

そこで ご褒美を見直す作戦

今までは「好きなキャラクターの仲間シリーズ」のシールを渡していたのですが
本人が本当に大好きなキャラクターや、少し大きめのシールに変えたところ、やる気が一気にアップ✨。
「今日は絶対食べる!」と自分から挑戦する姿も見られるようになりました。

🍱 お弁当の日は「小さなお弁当箱」に

お弁当の日は、あえて小さめのお弁当箱にして「完食できた!」という喜びを実感できるように工夫しました。
全部食べられると本人もニコニコで、「やればできるんだ!」と自信がついたようです。

📝 後日談:給食が変わったら…

年長から給食が「仕出し弁当」から「園内調理の自社給食」に変わったのですが、これが大きな転機に!
温かくて香りも良い食事になったことで、びっくりするほど食べられるようになりました。
「環境や食事の質ってこんなに影響するんだな」と親の私も驚きでした💡。

こうして「食べなきゃ…」というプレッシャーから、
「ちょっとやってみようかな✨」という前向きな気持ちに変わっていったのです。

6. 園と家庭で協力する大切さ🤝

一番心強かったのは、先生と家庭が同じ方向を向けたこと でした。

  • 家では「こうすると飲めます」と伝える
  • 苦手な食べ物は「この順番なら口にできます」と共有する
  • 園と家庭で同じ声かけをする

この連携によって、子どもは「どこでも同じルールなんだ」と安心できたのだと思います。

やっぱり、先生との協力は欠かせません。
親がひとりで抱え込むのではなく、園と一緒に取り組むことで、
子どもが前向きに挑戦できる環境が整っていきました🌸。

幼稚園・保育園で「水分をとらない・給食を食べない」子に関する7. よくある質問(Q&A)

家では飲めるのに、園では飲めないのはなぜ?

環境の違いや心理的な不安が大きな原因です。遊びに夢中で忘れることもあります。

水分不足で熱中症にならないか心配です。

先生も必ずチェックしています。
気になる場合は「飲めるタイミング」を家庭と園で共有すると安心です。

水筒の中身は何がいい?

家で飲み慣れているお茶や水がベスト。新しい味だと拒否する子も多いです。

無理にでも飲ませた方がいいですか?

無理強いは逆効果。
まずは一口から、徐々に増やす方が安心につながります。

給食を全然食べない日はどうすれば?

お迎え後に軽食を準備しておくと安心。
栄養は家でカバーしてOKです。

先生にどこまでお願いしていい?

具体的に伝えるのがポイント。「このスプーンなら食べやすい」「常温なら飲める」など。

偏食がひどくても大丈夫?

成長とともに少しずつ食べられるようになる子も多いです。
焦らずサポートしましょう。

食べないことで他の子に迷惑をかけないか心配です

先生はよく理解してくれています。
気になる場合は事前に相談しておくと安心です。

家でできる練習はありますか?

お弁当箱に少し詰めて食べる練習をすると、園でも食べやすくなる子がいます。

一口も飲まない・食べない日が続いたら?

続く場合は園や小児科に相談してみましょう。
体調や発達の面からもサポートしてもらえます。

まとめ

「水分をとらない」「給食を食べない」――。
我が家では長い間大きな悩みでしたが、

  • 感覚の敏感さ
  • 園の環境の違い
  • 心理的な不安(トイレや「失敗したくない」というプレッシャー)

こうした原因を理解できたことで、子どもを見る視点が変わりました👀。

そして取り組んだのは、

🍵 飲みやすさ・食べやすさを工夫する
⏰ 習慣を少しずつつける
🌸 小さな成功を一緒に喜ぶ

この3つ。
すると少しずつ「飲めた!」「食べられた!」という姿が増え、親子で前向きになれました😊。

今でも完璧に食べられるわけではありませんが、一口でも挑戦できた姿 を見ると、本当に嬉しくなります。

同じように悩んでいる方に、少しでもヒントになれば幸いです✨。

📢次回予告

勝ち負けにこだわる子どもへの対応法|負けても楽しめる心を育てる5つのポイント
どうぞお楽しみに。

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 私は、2歳と4歳の発達障害の息子を育てているママです。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、現役保育士監修のもと、発達に特性のあるお子さんとの向き合い方や、日々の悩みに寄り添う情報をこのブログで発信しています。 「ことばがゆっくり」「感覚に敏感」「お友だちとの関わりがむずかしい」そんな日々のちょっとした困りごとに、私自身もたくさん向き合ってきました。 このブログでは、🔸わが子のリアルなエピソード🔸家庭でできる関わりの工夫🔸ママの心がふっと軽くなるヒントなどをお届けしています。 🍀「私だけじゃないんだ」そう思える場所が、ここで見つかりますように。どうぞ、気軽に読んでいってください☺️

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