はじめに
「もう行く時間だよ!」
「さっきも言ったよね?」
そう声をかけても、子どもは時間が過ぎている感覚そのものが分かっていないことがあります。
特に、未就学児や発達特性のある子にとって
👉「時間」は目に見えない・つかめないもの。
そこでおすすめなのが、
✨ 「何分かかった?」で時間に「気づかせる」トレーニングです。
「何分かかった?」ワーク①
【行動にかかる時間を知る】
🎯 ねらい
自分の行動に
「どれくらい時間がかかっているのか」を知ること。
時間を守らせるのではなく、
👉 まずは「気づく」ことがゴールです。
📝 やり方(朝のルーティン編)
1️⃣ 朝やることの順番を紙に書く
(例:起きる → 着替え → 朝ごはん → 歯みがき)
2️⃣ 起きた時間を書く
3️⃣ 各項目が終わった時刻を順番に記入
4️⃣ かかった時間は親が計算
5️⃣ 表を見ながら感想を話す
📌 ポイント
- デジタル時計の時刻を書き写すだけでOK
- 分の計算は子どもにさせなくて大丈夫です
💡 声かけ例
- 「着替えって意外と〇分かかってるね」
- 「思ってたより早かったね」
- 「ここは時間がかかりやすいね」
👉 評価や注意は不要。
事実を一緒に見るだけで十分です。
「時間に気づかせる」ワーク②
【予測と比較】
🎯 ねらい
時間の見通し力を育てる。
📝 やり方
- 学校
- 公園
- 習い事
など、いつも行く場所について
👦「どのくらいかかると思う?」
と予測してもらいます。
その後、
⏱ 実際にかかった時間を測り、比べてみるだけ。
🌱 大切なポイント
👉 ズレに気づくことが目的
正解・不正解はありません。
- 「思ってたより長かったね」
- 「今日は早かったね」
こんな会話が、
時間感覚を育てる栄養になります🍀
なぜこのワークが効果的なの?
✔ 時計を読めなくてもできる
✔ 失敗体験にならない
✔ 親子で一緒に取り組める
✔ ADHD・ASD傾向の子にも相性◎
時間を「守らせる」前に、
👉 「知る・感じる」ステップを踏めるのが最大のメリットです。
よくある質問(FAQ)
何歳くらいからできますか?
年中〜年長くらいからがおすすめです。数字が書けなくてもOKです。
時計が読めなくても大丈夫?
はい。デジタル時計を書き写すだけなので問題ありません。
毎日やらないと意味がない?
いいえ。週に数回でも十分効果があります。
子どもが嫌がったら?
無理にやらず、一度お休みしましょう。引くのも大事な支援です。
間違った予測をしても訂正すべき?
訂正しなくてOKです。ズレに気づくことが目的です。
記録を嫌がる場合は?
親が代わりに書いて、見せるだけでも大丈夫です。
発達障害のある子にも効果ありますか?
はい。特にADHD・ASDの時間感覚支援としておすすめです。
朝以外でも使えますか?
使えます。お風呂・寝る前・外出準備なども◎。
時間を守れない子が余計に落ち込みませんか?
叱らなければ大丈夫。事実を一緒に見るだけにしましょう。
この先、どんな力につながりますか?
見通し力・自己管理力・就学準備につながります。
まとめ|時間管理の第一歩は「叱らないこと」
時間のマネジメントは、
「急がせる」「守らせる」ことではありません。
まずは
🕰 自分の行動にどれくらい時間がかかっているかを知る
そこからすべてが始まります。
できない日があっても大丈夫。
「気づき」が1つ増えたら、それは立派な成長です🌱