はじめに
「困っていても『たすけて』と言えない…」
「分からなくても一人でがんばり続けてしまう…」
「失敗するのが恥ずかしくて、先生や友達に聞けない…」
そんな悩みはありませんか?
小学校低学年では、
- 分からない問題がある
- 重い荷物が持てない
- 工作がうまくできない
- 友達とのトラブルで困る
など、「助けてほしい」と思う場面がたくさんあります。
でも、助けを求めることは弱いことではありません。
困ったときに「たすけてください」と言えることも、大切な勇気の一つです。
そこで今回は、
「無理をすることではなく、必要なときに助けを求められることも勇気です。」
を分かりやすく伝える視覚支援カードを無料公開します。
結論|「たすけて」が言えることも、大切な力です
「一人で最後まで頑張ること」が立派だと思われがちですが、
本当に大切なのは、
- 自分では難しいことに気付くこと
- 必要なときに助けを求めること
- 教えてもらいながら前に進むこと
です。
「たすけて」と言えることは、自分を守る力にもつながります。
なぜ「たすけて」が言えないの?
子どもは、
- 迷惑をかけたくない
- 怒られるかもしれない
- 恥ずかしい
- 自分でやらなければいけないと思っている
など、さまざまな理由で助けを求めることをためらうことがあります。
特に、
- ASD
- ADHD
- 発達ゆっくりのお子さん
- 真面目で頑張り屋のお子さん
は、「一人でやらなければ」と思い込みやすいことがあります。
だからこそ、
「困ったら助けを求めていいんだよ。」
という安心感を育てることが大切です。
視覚支援カードがおすすめな理由
「困ったら先生に聞いてね。」
と言われても、
実際には「いつ」「何と言えばいいのか」が分からない子もいます。
視覚支援カードなら、
- 「わからない」
- 手を挙げる
- 「おしえてください」と伝える
- 教えてもらえて安心する
という流れをイラストで理解できます。
助けを求める場面を具体的にイメージできるため、実際の行動につながりやすくなります。
視覚支援カード(無料公開)
「たすけて」が いえるって ゆうきだよ 視覚支援カード


内容
左
😟
✏️
「わからない…」
⬇
右
🙋
😊
「せんせい、おしえてください!」
先生😊
✨✨✨
困ったときに助けを求めることは、勇気ある行動であることを伝えるカードです。
「たすけて」が いえるって すごい 視覚支援カード


内容
心の吹き出し
左 😣 💭 「ひとりでやらなきゃ」
右 😊 💬 「たすけてください!」 ✨
「たすけて」が いえるって すごい 視覚支援カード


内容
😣 男の子 高い本棚 「とどかない…」
一人でジャンプ ⬇
右(⭕) 😊 子ども
🙋♂️ 「せんせい、おねがいします!」
先生😊 本を取ってくれる ✨✨✨
「たすけて」が いえるって すごい!
家庭でできる声かけ
子どもが一人で抱え込んでいるときは、
こんな声かけがおすすめです。
- 「困ったら『たすけて』って言っていいんだよ。」
- 「聞けたことも頑張ったね。」
- 「先生に伝えられてえらかったね。」
- 「一人で悩まなくて大丈夫だよ。」
「どうして聞かなかったの?」ではなく、「聞けたこと」を褒めることで、次も助けを求めやすくなります。
我が家の体験談
我が家でも、
分からないことがあっても、
「だいじょうぶ。」
と言って、一人で頑張ろうとすることがありました。
でも、途中で困ってしまい、
最後には泣いてしまうこともありました。
そこで、
「困ったら『おしえてください』って言っていいんだよ。」
と視覚支援カードを見ながら繰り返し伝えました。
すると、
学校でも少しずつ、
「せんせい、おしえてください。」
と言える場面が増えてきました。
今振り返ると、
「一人で頑張ること」よりも、「困ったときに助けを求められること」の方が、子どもにとって大切な力だったと感じています。
よくある質問(FAQ)
この視覚支援カードは何歳から使えますか?
年長から小学校低学年のお子さんにおすすめです。
「困ったら助けを求めてもいい」ということを、イラストで分かりやすく伝えられます。
ASDやADHDの子どもにも向いていますか?
はい。視覚優位のお子さんは、「困る→手を挙げる→『おしえてください』と言う」という流れをイラストで確認することで、
実際の行動につなげやすくなります。
子どもが困っていても「たすけて」と言えません。どうすればいいですか?
まずは家庭で「困ったら何て言う?」と一緒に練習してみましょう。
「おしえてください」「てつだってください」など、具体的な言葉を繰り返し使うことで、学校でも言いやすくなります。
助けを求めることは甘えになりませんか?
いいえ。自分でできることは挑戦し、必要なときに助けを求めることは大切な生活スキルです。
無理を続けるよりも、適切に助けを求められる力を育てることが重要です。
家庭ではどのように使うと効果的ですか?
宿題や工作などで困った場面を活用し、「困ったら何て言えばいいかな?」とカードを見ながら一緒に練習すると、
自然に身につきやすくなります。
学校でも使えますか?
はい。通常級・支援級を問わず、学級活動や自立活動、道徳、ソーシャルスキルトレーニング(SST)などで活用できます。
子どもが「迷惑をかけるから聞けない」と言います。
「先生や大人は、困ったときに助けるためにいるんだよ」と伝えてあげましょう。
「聞けたこと」を褒めることで、安心して助けを求められるようになります。
どんな場面で「たすけて」と言えるようになると良いですか?
授業で分からないとき、友達とのトラブル、重い荷物を持つとき、けがをしたときなど、安全や学習に関わる場面では特に大切です。
印刷して教室や家庭で掲示しても大丈夫ですか?
利用ルールの範囲内であれば、家庭や学校で掲示教材として活用できます。
毎日目にすることで、「困ったら助けを求めよう」という意識づけにつながります。
このカードと一緒に使うとおすすめの視覚支援カードはありますか?
「チャレンジする力が育つ」「さいごまでやってみよう」
「思いやりのある言葉が身につく」「心が落ち着く習慣が身につく」「誰にでもやさしく接する心が育つ」
などと組み合わせると、自己肯定感やコミュニケーション力、問題解決力を総合的に育てられます。
まとめ
助けを求めることは、決して弱さではありません。
必要なときに、
- 「たすけて」
- 「おしえてください」
- 「いっしょにやってください」
と伝えられることも、大切な勇気です。
視覚支援カードを活用しながら、「一人で抱え込まない力」を少しずつ育てていきましょう。