はじめに
「きゃ・きゅ・きょを何度練習しても間違える……。」
「『きゅうり』が『きょうり』になってしまう。」
「小さい『ゃ・ゅ・ょ』を、文字カードを使って練習したい。」
そんなことはありませんか?
小学1年生の国語では、
きゃ・きゅ・きょ
しゃ・しゅ・しょ
ちゃ・ちゅ・ちょ
など、小さい「ゃ・ゅ・ょ」を使った言葉を学びます。
我が家でも練習しているのですが、
きゅうり → きょうり
ちゅうしゃ → ちょうしゃ
など、「ゅ」と「ょ」を取り違えることがありました。
そこで、
文字カードを並べながら練習してみよう!
と思い、ひらがなカードを探してみました。
「あ・い・う・え・お」などのカードは、100均などでも手軽に購入できます。
一方で、商品によっては、
きゃ・きゅ・きょ
しゃ・しゅ・しょ
など、今回練習したい拗音のカードが入っていないこともあります。
それなら、
「あ〜ん」は市販のカードを使って、足りない文字だけ作ればいい!
と思い、
市販・100均の「あいうえおカード」に足して使える拗音カード
を作りました。
カード画像は、スマホやパソコンに保存して印刷できます。
カードを実寸(横5cm×縦7.2cm)で印刷したい場合は、A4印刷用PDFがおすすめです。
「あ〜ん」は100均のカードを使うことにしました
実は最初、「あ」から「ん」まで全部の文字カードを手作りする予定でした。
でも、100均には「あいうえおカード」があります。
それなら、
市販で手軽に買えるカードは市販品を使う。
↓
足りない拗音だけ手作りする。
この方が、印刷する枚数も少なく、切る手間も減らせます。
今回作ったのは、
「あいうえおカードを一から作る教材」ではありません。
市販のひらがなカードに、
きゃ・きゅ・きょなどの拗音をプラスするための追加カードです。
市販のひらがなカードに「きゃ・きゅ・きょ」をプラス!
例えば、
きゅうり
を文字カードで作ってみます。
「あいうえおカード」だけでも、
き・う・り
はそろいます。
でも、市販のカードに小さい「ゅ」や「きゅ」が入っていなければ、「きゅうり」を作ることができません。
そこで今回のカードをプラスします。
き + ゅ + う + り
↓
きゅうり
同じように、
ち + ゅ + う + し + ゃ
↓
ちゅうしゃ
と作ることもできます。
書いて練習するだけではなく、文字を選んで、並べて、言葉を作る練習ができます。
【無料】拗音カードは画像・PDFで配布しています
今回は、全部で48枚のカードを用意しました。
カード画像は、スマホやパソコンに保存して印刷できます。
実寸(横5cm×縦7.2cm)で印刷したい方や、4ページをまとめて印刷したい方のために、A4印刷用PDFも無料で用意しています。
使いやすい方法を選んで、拗音の練習に活用してみてください。




きゃ・きゅ・きょなどの拗音36枚
収録しているのはこちらです。
- きゃ・きゅ・きょ
- しゃ・しゅ・しょ
- ちゃ・ちゅ・ちょ
- にゃ・にゅ・にょ
- ひゃ・ひゅ・ひょ
- みゃ・みゅ・みょ
- りゃ・りゅ・りょ
- ぎゃ・ぎゅ・ぎょ
- じゃ・じゅ・じょ
- ぢゃ・ぢゅ・ぢょ
- びゃ・びゅ・びょ
- ぴゃ・ぴゅ・ぴょ
完成した「きゅ」「しゅ」などを、そのまま1枚のカードとして使えます。
小さい「ゃ・ゅ・ょ」「っ」も入れました
最後のページには、
っ × 3枚
ゃ・ゅ・ょ
ぎ・じ・ぢ・び・ぴ
無地カード × 1枚
も入れています。
小さい「ゃ・ゅ・ょ」を単独で入れたのは、市販のひらがなカードと組み合わせて使うためです。
例えば、
き + ゅ → きゅ
し + ょ → しょ
ち + ゃ → ちゃ
のように、文字を組み合わせながら練習できます。
カードのサイズは「横5cm×縦7.2cm」
カードは、我が家で使っているダイソーのひらがなカードに合わせて、横5cm × 縦7.2cmの角丸にしました。
A4用紙に3列×4段で配置し、全部で4ページあります。
印刷するときは、プリンターの設定を、
「100%」または「実際のサイズ」
にしてください。
「用紙に合わせる」などを選ぶと、カードの大きさが変わる場合があります。
※100均・市販のひらがなカードは、商品や販売時期によってサイズ・収録内容が異なる場合があります。
印刷前に、お手持ちのカードが横5cm×縦7.2cm前後か確認してからご利用ください。
【無料ダウンロード】小さい「ゃ・ゅ・ょ」の拗音カード
今回作った小さい「ゃ・ゅ・ょ」の拗音カードは、無料でダウンロードできます。
PDFには、
拗音36枚+追加カード12枚=全48枚
を収録しています。
カード1枚の大きさは横5cm × 縦7.2cm。A4用紙4ページにまとめています。
印刷後は、カードの線に沿って切って使ってください。
普通紙でも使えますが、繰り返し使う場合は、
厚めの用紙に印刷する
または、
印刷後にラミネートする
と使いやすくなります。
※今回のPDFは、特定の100均商品専用に作ったものではありません。
お手持ちのカードのサイズをご確認のうえ、組み合わせてご使用ください。
拗音カードの使い方①「きゅ・きょ」を見比べる
使い方は簡単です。
例えば、
きゅ きょ
の2枚を並べます。
そして、
「きゅはどっち?」
と聞いて選んでもらいます。
同じように、
しゅ・しょ
ちゅ・ちょ
なども比べられます。
「小さい文字が分からない」というより、「ゅ」と「ょ」で迷いやすい場合にも使いやすい方法です。
拗音カードの使い方②「き」+「ゅ」を作る
次は、100均・市販の「あいうえおカード」と組み合わせます。
き + ゅ
↓
きゅ
「きゅ」という完成したカードを見るだけではなく、
「き」に小さい「ゅ」がつくと「きゅ」になる
ことを、実際にカードを動かしながら確認できます。
「しゃ」なら、
し + ゃ
「ちょ」なら、
ち + ょ
です。
拗音カードの使い方③ 言葉を作る
慣れてきたら、言葉を作ってみます。
例えば、
きゅうり
き + ゅ + う + り
または、
きゅ + う + り
きょうりゅう
きょ + う + りゅ + う
ちゅうしゃ
ちゅ + う + しゃ
このように、練習したいところに合わせてカードを組み合わせます。
小さい「っ」が入る言葉にも使える
今回、小さい「っ」は3枚入れました。
例えば、
しょっき
なら、
しょ + っ + き
と並べられます。
「しょっき」のように、
小さい「ょ」+小さい「っ」
が一つの言葉に入ると難しくなる場合にも使えます。
カードを使って、
しょ|っ|き
と分けて見せてから、書く練習につなげるのもおすすめです。
「きゅう」と「きょう」の違いを見比べる練習にも
我が家で特に練習したかったのが、
きゅう
と
きょう
の違いです。
例えば、
きゅうり → きょうり
と間違える場合、カードを使って、
き + ゅ + う
き + ょ + う
と並べます。
すると、
違うのは「ゅ」と「ょ」
ということが目で見て分かります。
「間違えたからもう一度書こう」だけではなく、どこが違うのかをカードで見比べることができます。
「見る→選ぶ→並べる→書く」で練習してみよう
小さい「ゃ・ゅ・ょ」を覚えるために、何度も書く練習をすることもあると思います。
でも、書く前に文字カードを使うと、
① 見る
↓
② 正しい文字を選ぶ
↓
③ カードを並べる
↓
④ 言葉を作る
↓
⑤ 最後に書く
という練習もできます。
「きゅうり」が書けない場合でも、
「きゅうり」という言葉が分からないのか
「きゅ」と「きょ」で迷っているのか
小さい「ゅ」を書くところで迷うのか
によって、難しいところは違います。
文字カードなら、書く負担をいったん減らして、文字の組み合わせに注目することができます。
5段階練習プリントと一緒に使うのもおすすめ
以前、「きゃ・きゅ・きょ」「しゃ・しゅ・しょ」を間違える子向けの5段階練習プリントも作りました。
こちらは、
聞く
↓
選ぶ
↓
小さい文字を入れる
↓
「ゃ・ゅ・ょ」+「っ」を練習する
↓
自分で書く
という5段階で取り組むプリントです。
今回のカードは、そこに、
「文字を実際に動かして言葉を作る」
という練習をプラスできます。
例えば、
プリントで「きゅうり」を間違えた
↓
「きゅ」「きょ」のカードを見比べる
↓
「き」+「ゅ」を作る
↓
「きゅうり」をカードで並べる
↓
もう一度書いてみる
という使い方もできます。
こんなお子さんにおすすめ
今回の拗音カードは、
- 「きゃ・きゅ・きょ」で迷う
- 「しゃ・しゅ・しょ」を間違える
- 「きゅ」と「きょ」を取り違える
- 小さい「ゃ・ゅ・ょ」の練習をしたい
- 「しょっき」など小さい「っ」が入る言葉も難しい
- 書くだけのひらがな練習だと飽きてしまう
- 文字を動かしながら言葉を作ってみたい
というお子さんの練習にも使えます。
全部のカードを一度に使う必要はありません。
まずは、
「きゅ・きょ」だけ
「しゅ・しょ」だけ
など、迷いやすいカードを少しずつ使ってみてください。
まとめ|100均の「あいうえおカード」に拗音カードをちょい足し!
「あ」から「ん」までのひらがなカードは、100均などでも手軽に購入できます。
そこで今回は、全部を一から作るのではなく、
市販でそろう「あいうえお」は市販品を活用。
足りない「きゃ・きゅ・きょ」などは無料カードで追加。
という形にしました。
今回のカードをプラスすると、
き + ゅ → きゅ
き + ゅ + う + り → きゅうり
のように、実際に文字を動かしながら練習できます。
見る。
選ぶ。
並べる。
言葉を作る。
そして最後に書いてみる。
「何回も書いて覚える」だけでは難しいときに、別の練習方法として取り入れられるのが文字カードのよいところです。
100均・市販の「あいうえおカード」を持っているけれど、拗音のカードが足りないというときに、
必要な文字だけプラスできる無料教材として、ぜひ活用してみてください。