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【4歳】おすすめ絵本12選|冒険・ユーモア・友達の気持ちに触れる本

4歳の子どもが保護者と絵本から広がる冒険の世界を楽しむイラスト

「4歳には、どんな絵本を選べばいいの?」

「物語を楽しんでほしいけれど、長い話は最後まで聞かない」

「友達の気持ちについて、親子で話せる絵本を探している」

そんな悩みはありませんか?

わが家には、ASD・ADHD・DCD・吃音のある小学生と、4歳の子どもがいます。

私は児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、家庭でも子どもの興味や理解しやすさに合わせた絵本選びを試してきました。

4歳頃に特に夢中になったのは、恐竜の冒険や『バムとケロ』シリーズなど、子どもの「好き」が詰まった絵本です。

文章を聞くだけでなく、絵の中の小さな発見を楽しんだり、「このパンを食べたい」と話したりする時間もありました。

この記事では、わが家で実際に読んだ絵本から、4歳頃におすすめの本・シリーズを12選紹介します。

冒険・ユーモア・友達関係・気持ちなど、興味に合わせた選び方と、読み聞かせを無理なく楽しむ工夫もまとめました。

※年齢は選ぶときの目安です。子どもの興味・理解しやすさ・楽しめる長さを優先してください。絵本を読めば、必ず想像力や社会性が高まるわけではありません。

結論|4歳の絵本は「好きな世界」と「今楽しめる物語」で選ぼう

4歳でも、楽しめる文章量や好きな題材には個人差があります。

長い物語を好む子もいれば、短い話や絵を眺めることを楽しむ子もいます。

「4歳だから難しい本を読まなければ」と考えず、今の興味を手がかりに選びましょう。

子どもの興味・様子候補になる絵本
身近な失敗や面白い場面が好き『大ピンチずかん』
パンや料理が好き『からすのパンやさん』『ぐりとぐら』
友達について話したい『ともだちや』
冒険を楽しみたい『おしいれのぼうけん』
恐竜が大好き『恐竜トリケラトプス』シリーズ
絵の中の発見が好き『バムとケロ』シリーズ
親子の愛情に触れたい『どんなにきみがすきだかあててごらん』
意外な展開で笑いたい『パンダ銭湯』『おもちのきもち』
車や信号に興味がある『しんごうきピコリ』
気持ちについて話したい『ふうせんくまくん』

迷った場合は、図書館で試してから、繰り返し読みたがる本を購入する方法もあります。

4歳におすすめの絵本12選

1.『大ピンチずかん』

鈴木のりたけ/作

日常にあるさまざまな「大ピンチ」を、図鑑のように紹介する絵本です。

最初から順番に読まなくても、気になる場面を選んで楽しめます。

おすすめポイント

  • 身近な出来事を見つけられる
  • 短い場面ごとに読める
  • 困ったときの対応について話せる

わが家では、息子が「これ、あるある!」と笑いながら読んでいました。

「あなたも昨日やったよね」と失敗を指摘するために使うのではなく、親も自分の経験を話しながら楽しむのがおすすめです。

続編もありますが、まずは一冊からで十分です。

作品の特徴やシリーズは、小学館の公式紹介で確認できます。

2.『からすのパンやさん』

かこさとし/作・絵

からすの一家が営むパン屋さんを舞台にした物語です。たくさんのユニークなパンが登場する場面も魅力です。

おすすめポイント

  • パンや食べ物が好きな子が楽しみやすい
  • 絵を眺めるだけでも会話が生まれる
  • パン屋さんごっこへ広げられる

わが家では、「このパン、食べてみたいね」と息子と話しながら読みました。

長い話を聞くことが難しい日は、パンのページだけ開いて、好きなパンを選ぶ楽しみ方もできます。

読んだあとに紙や粘土でパンを作り、お店屋さんごっこへ広げても楽しい一冊です。

3.『ともだちや』

内田麟太郎/作、降矢なな/絵

キツネが「ともだちや」を始めるところから、友達とは何かを考えられる物語です。

おすすめポイント

  • 登場人物のやり取りを楽しめる
  • 友達との関係について考える余地がある
  • 親子で異なる感想を話せる

わが家では、「友達って、お金で買えるの?」と息子が考える姿が印象に残っています。

「友達とはこういうもの」と答えを教えるより、子どもが疑問を持ったときに一緒に考えてみてください。

感想を話さなくても、物語として楽しめれば十分です。

4.『ぐりとぐら』

なかがわりえこ/作、おおむらゆりこ/絵

料理と食べることが好きな、野ねずみのぐりとぐら。大きな卵を見つけ、カステラを作る物語です。

おすすめポイント

  • 料理ができあがるまでの期待を楽しめる
  • 食べ物や森の動物に注目できる
  • 料理ごっこやお絵描きへ広げられる

わが家でも、ぐりとぐらの世界を楽しみながら、親子で料理の話をしました。

実際にカステラを作らなくても、おもちゃの鍋で混ぜるまねをしたり、紙に食べたいものを描いたりして遊べます。

気に入ったら、遠足や海水浴など、子どもの好きな場面を描いたシリーズ作品を探す楽しみもあります。

5.『おしいれのぼうけん』

ふるたたるひ・たばたせいいち/作

押し入れから始まる、少し怖くて長い冒険の物語です。

おすすめポイント

  • 冒険の展開をじっくり味わえる
  • 登場人物の協力や気持ちに触れられる
  • 日常とは違う世界を楽しめる

わが家では、息子が「ちょっと怖いけど面白い」と感じながら聞いていました。

ただし、4歳の子全員に読みやすい長さではありません。怖い場面もあるため、子どもの反応を見ながら選んでください。

途中で区切ったり、別の日に続きを読んだりしても構いません。怖さに慣れさせるために、無理に読む必要はありません。

6.『恐竜トリケラトプス』シリーズ

黒川みつひろ/作・絵

トリケラトプスたちがさまざまな冒険をする、恐竜が好きな子に候補となるシリーズです。

おすすめポイント

  • 好きな恐竜を入口に物語を楽しめる
  • 迫力のある絵を眺められる
  • 気に入ったら次の冒険を探せる

恐竜に夢中だった息子は、「かっこいい!」と目を輝かせて聞いていました。

一般的な年齢別のおすすめよりも、本人が好きな恐竜の登場する本の方が、興味を持って聞けることもありました。

戦いや危険な場面を含む作品もあります。表紙だけで決めず、内容や文章量を確認して選びましょう。

7.『バムとケロ』シリーズ

島田ゆか/作・絵

バムとケロの日常や冒険を、細部まで描かれた絵とともに楽しめるシリーズです。

おすすめポイント

  • 絵の中の小さな発見を楽しめる
  • 同じ本でも違うところに注目できる
  • ユーモアのあるやり取りを味わえる

わが家では、「ここにこんなのが隠れている!」と、読むたびに発見がありました。

文章を読み進めるより、絵の中の気になるものを探す時間が長くなる日もあります。

これは、フラップなどを動かす「しかけ絵本」とは違う楽しみ方です。大人が急いでページをめくらず、子どもが見たい場所を眺める時間を取ってみてください。

8.『どんなにきみがすきだかあててごらん』

サム・マクブラットニィ/文、アニタ・ジェラーム/絵、小川仁央/訳

小さなうさぎと大きなうさぎが、相手をどれほど好きか伝え合う物語です。

おすすめポイント

  • 愛情を伝えるさまざまな表現を楽しめる
  • うさぎたちの動作を眺められる
  • 親子で「好き」を伝えるきっかけになる

難しい感想を求めず、「大好きだよ」と親が短く伝えるだけでも、絵本の時間を共有できます。

動作をまねしたり、触れ合ったりすることが苦手な子には、無理に同じことをする必要はありません。

寝る前に読む候補にもなりますが、入眠を保証する本として考えず、親子で物語を味わいましょう。

9.『パンダ銭湯』

tupera tupera/作

パンダたちが銭湯へ出かける、意外な展開が楽しい絵本です。

おすすめポイント

  • 予想と違う出来事を楽しめる
  • 絵の変化に注目できる
  • 親子で驚きや笑いを共有できる

展開を知らない状態で読むと、驚きを楽しめる作品です。大人が先に説明しすぎず、一緒にページをめくってみてください。

気に入ったら、どの場面が面白かったのか話したり、絵をもう一度見たりして楽しめます。

パンダの生態を説明する図鑑ではなく、空想の物語として紹介しましょう。

10.『おもちのきもち』

かがくいひろし/作・絵

おもちに気持ちがあったらどうなるのか、という発想を楽しめるユーモア絵本です。

おすすめポイント

  • 食べ物が登場する物語を楽しめる
  • おもちの表情や動きに注目できる
  • 身近なものに気持ちがある世界を想像できる

わが家でも、「おもちって大変だなあ」と親子で笑いながら楽しみました。

お正月の時期に限らず、食べ物や面白い動きが好きな子の候補になります。

読んだあとに「もしパンが話したら?」と遊びを広げてもよいですが、必ず問いかける必要はありません。

11.『しんごうきピコリ』

ザ・キャビンカンパニー/作・絵

見慣れた信号から始まり、思いがけない色や展開へ広がる絵本です。

おすすめポイント

  • 車や信号が好きな子が入りやすい
  • 色や絵の変化を楽しめる
  • 現実とは違う展開を味わえる

乗り物が好きなら、車を眺めることから参加できます。

ただし、現実の交通ルールをそのまま学ぶための本ではありません。

実際の道路では、現実の信号と周囲の安全を確認することを、絵本とは分けて伝えましょう。

作品紹介は、作者の公式サイトでも確認できます。

12.『ふうせんくまくん』

あきやまただし/作・絵

怒ったり悲しかったりすると、風船のように膨らんでしまうくまくんを描いた絵本です。

おすすめポイント

  • 気持ちの変化を絵で眺められる
  • ユーモラスな表現を楽しめる
  • 感情について親子で話すきっかけになる

「怒ってはいけない」と教えるためではなく、くまくんに何が起きたのかを楽しみましょう。

子どもが話したがる場合は、「どんなことが嫌だったのかな」と登場人物の話から始められます。

感想を聞いたり、自分の経験を答えさせたりすることは必須ではありません。

4歳向け絵本を選ぶ5つのポイント

1.今夢中になっている題材から選ぶ

恐竜・乗り物・食べ物・おばけなど、本人が好きなものを手がかりにします。

好きな題材は、少し長い物語へ興味を広げる入口になる場合もあります。

2.文章量より、楽しめるかを確認する

文字の多い本がよい本とは限りません。

短い話でも、絵を眺めることが中心でも、本人が楽しめるなら大切な一冊です。

3.怖さや情報量に配慮する

迫力のある絵や冒険を好む子もいれば、怖がったり、細かい絵を負担に感じたりする子もいます。

「4歳なら大丈夫」と決めず、実際の反応で判断してください。

4.友達関係の本を反省教材にしない

「あなたも同じことをしたよね」と注意するために読むと、責められているように感じる場合があります。

落ち着いている時間に、まずは登場人物の物語として楽しみましょう。

5.図書館で試してから購入してもよい

絵本をすべて買う必要はありません。

図書館で好みを探し、何度も読みたがる本を家庭の本棚へ迎える方法もあります。

4歳と読み聞かせを楽しむコツ

絵本の登場人物の気持ちを親子で話す4歳の子どものイラスト

1.質問を続けすぎない

「どう思った?」「次はどうなる?」と話すことが好きな子もいますが、質問を負担に感じる子もいます。

ただ一緒に読む日があっても大丈夫です。

2.声色を変えることを義務にしない

演じるように読むことは、楽しみ方のひとつです。

静かな読み方を好む子もいるため、読む人の負担と子どもの反応に合わせてください。

3.絵を見る時間を取る

絵の細部に注目しているときは、文章を急いで読み進めないようにします。

子どもが指差したものに「ここにもいたね」と言葉を添えるだけでも、やり取りになります。

4.好きな場面だけ読んでもよい

長い物語を一度に読み終える必要はありません。

途中で区切る、別の日に続きを読む、好きな場面へ戻るなど、親子が楽しめる形に調整しましょう。

5.ごっこ遊びやお絵描きへ広げる

パン屋さんごっこ、恐竜の冒険、好きなパンのお絵描きなど、物語から遊びへ広げられます。

毎回活動を用意する必要はありません。読み終わって、そのまま余韻を楽しむだけでも十分です。

▶ 絵本の読み聞かせ7つのコツと、子どもに合わせた楽しみ方を見る

発達が気になる子と読むときの工夫

発達が気になる子の絵本選びも、実年齢や診断名だけで決める必要はありません。

今の興味や理解しやすさに合わせ、次のような工夫ができます。

  • 登場人物が少ない本から試す
  • 同じ本を繰り返して読む
  • 文章を短くし、絵を中心に楽しむ
  • 指差しや視線も参加として受け止める
  • 感情を決めつけず、「寂しいのかもしれないね」と伝える
  • 音や触れ合いを嫌がる場合は、無理に動作をまねさせない

絵本を読むことは、正しい感想を答えるテストではありません。

発達や生活上の困りごとが続く場合は、絵本だけで解決しようとせず、園・小児科・地域の相談窓口なども利用してください。

よくある質問

4歳にはどのような絵本がおすすめですか?

冒険・ユーモア・友達関係・身近な生活などを扱った本が候補になります。

一般的な人気より、本人が今好きな題材と楽しめる文章量を優先しましょう。

4歳で文字が読めなくても楽しめますか?

読み聞かせを楽しむために、文字が読める必要はありません。

大人の声を聞く、絵を眺める、ページをめくるなど、その子の方法で参加できます。

3歳向けの絵本を読んでもよいですか?

もちろん構いません。

年齢より簡単な本でも、子どもが繰り返し楽しめるなら、今のその子に合った本です。

長い絵本を最後まで聞きません

短い本を選んだり、途中で区切ったりして構いません。

最後まで聞くことより、親子が負担なく楽しめることを大切にしてください。

同じ絵本ばかり読みたがっても大丈夫ですか?

問題ありません。

好きな場面を待つ楽しさや、内容を知っている安心感があります。

新しい本を次々に用意する必要はありません。

男の子用・女の子用で分けた方がよいですか?

性別で分ける必要はありません。

恐竜、料理、友情、冒険など、子ども本人が興味を持つ題材から選びましょう。

読み聞かせは毎日必要ですか?

毎日読むことを義務にしなくて大丈夫です。

冊数や時間を固定せず、親子が無理なく楽しめるタイミングを選んでください。

年齢や悩みから、ほかの絵本記事を探す

子どもが成長すると、興味のあるものや楽しめる物語も少しずつ変わります。

1歳~5歳の年齢別絵本に加えて、発語・感情・自己肯定感・友達関係・生活習慣・恐竜や生き物など、テーマ別の記事もまとめています。

▶ 年齢・悩み別|子どもの絵本記事まとめを見る

年齢別に15冊をまとめて比較したい方はこちらをご覧ください。

▶ 【年齢別】1歳~5歳におすすめの絵本15選|選び方・読み聞かせのコツ

まとめ|4歳の絵本は、好きな世界から選ぼう

今回紹介した、4歳頃におすすめの本・シリーズは次の12選です。

  1. 『大ピンチずかん』
  2. 『からすのパンやさん』
  3. 『ともだちや』
  4. 『ぐりとぐら』
  5. 『おしいれのぼうけん』
  6. 『恐竜トリケラトプス』シリーズ
  7. 『バムとケロ』シリーズ
  8. 『どんなにきみがすきだかあててごらん』
  9. 『パンダ銭湯』
  10. 『おもちのきもち』
  11. 『しんごうきピコリ』
  12. 『ふうせんくまくん』

4歳の絵本選びでは、長い話を聞けるか、知育につながるかだけで決める必要はありません。

好きな恐竜に夢中になる、絵の中の発見を楽しむ、意外な展開に笑うことも、絵本の大切な楽しみ方です。

親子にとって無理のない方法で、その子が「もう一回」と思える本を探してみてください。

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しょうがなすこのプロフィールイラスト

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 小学生と未就学児の兄弟を育てている母です。長男にはASD・ADHD・DCD・吃音があり、療育や学校生活、家庭での関わりを通して、さまざまな困りごとに向き合ってきました。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、実際の子育て経験をもとに、家庭・学校・療育で使える視覚支援カードや無料教材、子育ての工夫を発信しています。 「ことばだけでは伝わりにくい」「次に何をすればよいか分からない」「学習につまずいている」など、その子に合う「分かる方法」を一緒に見つけられる場所を目指しています。 子育ての困りごとが少しでも軽くなりますように。どうぞ気軽に読んでいってください☺️

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