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【体験談】発達検査WPPSI-IIIを受けた息子|検査の流れと親の気づき

はじめに

🌱こんにちは。
ブログにお越しいただきありがとうございます。

前回の記事では、息子に発達検査を受けさせるまでの葛藤や、療育を始めた理由についてお話ししました。

「発達検査って本当に必要なの?」「受けたら何がわかるの?」
そんなふうに、検査を前に不安や迷いを感じている親御さんは少なくありません💭

今回は、3歳の息子が受けた「WPPSI-III(ウィプシスリー)」という知能検査の体験談をシェアします。
WPPSI-IIIは、2歳6か月〜7歳3か月の子どもを対象にした発達検査で、子どもの得意・不得意や特性が見えてくるツールです。

実際に受けたときの流れ、検査結果、親として感じたことや気づいたことを、リアルにお伝えします✍️
これから発達検査を考えている方、WPPSI-IIIについて知りたい方の参考になればうれしいです。

目次

  1. 発達検査(WPPSI-III)の重要性とは?
  2. WPPSI-IIIってどうやって受けるの?予約〜当日の流れを解説
  3. WPPSI-III検査で得られる情報
    ● 検査の指標
    ● 検査内容
    ● 検査で分かること
  4. 息子のWPPSI-III検査体験
  5. 発達検査結果:息子の特性
  6. よくある質問
  7. まとめ

1. 発達検査「WPPSI-III」とは?子どもの特性を知る大切なステップ【親のリアルな体験ブログ】

発達検査は、子どもの得意・不得意を客観的に知るための大切なツールです。
とくにまだ言葉がうまく使えない幼児期の子どもは、自分の困りごとを表現するのが難しいため、「見えにくい特性」に気づくヒントをくれるのがこの検査の役割です🔍

息子が受けた「WPPSI-III(ウィプシスリー)」という知能検査では、
✅言語理解
✅知覚推理
✅処理速度
といった項目ごとにバランスを見ることができ、得意なこと・苦手なことが明確になりました

検査を受ける前は、私たち親も「なんとなく育てにくさを感じる…」「でも発達障害なのかどうか分からない」といった漠然とした不安を抱えていました😔
でも、「発達検査の結果」という形で目に見える情報が得られたことで、支援の方向性がクリアに。
「この子にはこういう傾向がある」「ここをサポートしてあげれば良いんだ」と、私たちの関わり方も前向きに変化していきました🌱

2. WPPSI-IIIってどうやって受けるの?予約〜当日の流れを解説 📝

「WPPSI-III(ウィプシー)」は、幼児の認知発達の特徴を詳しく調べる発達検査です。
初めて受けるときはドキドキしますよね。
ここでは、予約から検査当日の流れをわかりやすく解説します✨

🔹ステップ①:医療機関や支援機関への相談・紹介

まずは、気になる発達の様子をかかりつけの小児科医や療育センター、保健師さんに相談してみましょう。
必要と判断された場合、「WPPSI-III」の検査を実施している専門機関を紹介してもらえることが多いです。

🔹ステップ②:検査機関の予約

発達検査は人気があり、予約が埋まっていることもあります。数週間〜数か月待ちのケースもあるので、早めに予約を取りましょう📅

🔹ステップ③:事前ヒアリング

予約後、検査前に親への聞き取りや事前アンケートがある場合も。お子さんの普段の様子や気になる行動について話すことで、検査結果の理解にもつながります。

🔹ステップ④:検査当日

検査は個室で、子どもと検査員さんの1対1で行われます(保護者は別室で待機することが多いです)。
所要時間は約60〜90分ほど。
遊びのような雰囲気で進むので、子どもが楽しめる工夫もされています😊

🔹ステップ⑤:結果説明

検査後は、後日あらためて面談が行われ、検査結果やお子さんの特性について詳しく説明を受けます。
今後の関わり方や支援の方向性を考えるための大切な時間です。

3. 【体験談あり】WPPSI-III発達検査で分かること得意・苦手・親の気づき

WPPSI-III(ウィプシィスリー)」は、2歳6か月〜7歳3か月の子どもを対象に、知的発達の特徴を多面的に評価する発達検査です。

実際に受けてみて感じたのは、この検査がただの点数やIQの測定ではないということ。
「うちの子、なぜここでつまずくのかな?」という親のモヤモヤを、しっかり「見える化」してくれるんです✨

✅ WPPSI-III検査でわかる指標とは?

WPPSI-III検査では、以下の5つの領域を中心に、子どもの発達を詳しく見ることができます:

  • 全体知能指数(FSIQ)
    知能全体の平均的な発達状況
  • 言語理解(VCI)
    言葉の意味や概念を理解する力
  • 知覚推理(PRI)
    図形や空間認識など、視覚情報を使った推理力
  • 処理速度(PSI)
    見たものを素早く・正確に処理する力
  • 全体言語(GLC)
    会話力や語彙力、表現力など

🔍検査を通して、「どの分野が得意?」「どこで困ってる?」が数値で分かります。

✅ WPPSI-IIIの検査内容とは?📋

検査は以下のような子どもが楽しみながら取り組める課題形式で行われます:

🔹言語理解課題

  • 単語の意味を説明する
  • 類義語の理解
  • 簡単な質問への回答

🔹知覚推理課題

  • 積み木で模様を再現する
  • 絵の共通点を見つける
  • 図形を見て推論する

🔹処理速度課題

  • 決まった記号を素早く書く
  • 特定のマークを探す

実際に息子が受けた際も、楽しそうに積み木を並べたり、絵を見ながら答えていました。
遊びの延長のように感じられる工夫がされています🎨

✅ WPPSI-III検査で得られる5つの気づき🌱

  1. 子どもの発達段階が見える
     → 年齢相応に育っているか、偏りがあるかが数値で分かります。
  2. 得意なこと・苦手なことがはっきりする
     → なぜうまくいかないのかが明確になり、具体的なサポートが考えやすくなります。
  3. 学習障害や発達障害の早期発見
     → 指標が極端に低い部分がある場合、適切な支援につなげるサインとなります。
  4. 家庭や園でのサポートの方向性が見える
     → 結果に基づき、特性に合った支援や声かけが可能になります。
  5. 成長のモニタリングに役立つ
     → 数年ごとに検査を受けることで、発達の変化も追いやすくなります。

🌟検査を受けて気づいた、親としての「安心」

正直、検査を受ける前は「なんとなく育てづらいな…」という不安でいっぱいでした。
でも、WPPSI-IIIの結果を受けて、「ああ、こういう特性があるからなんだ」と納得と安心につながったのを覚えています。

息子の得意を伸ばし、苦手には寄り添う──そんな我が子に合った支援の一歩を踏み出せたように感じました👣

WPPSI-IIIは、子どもの特性を深く理解し、最適な支援を考えるための大切なヒントになります。
「うちの子、このままで大丈夫かな?」と感じている方にこそ、一度検査を検討してみてください🍀

🔗次に読むならこちら

👉 発達検査は必要?吃音・幼稚園での困りごとから決断した理由とは

4. 【体験談】発達検査「WPPSI-III」を3歳8か月で受けた息子のようす👦

息子がWPPSI-III(ウィプシィスリー)という発達検査を受けることを決めたとき、正直なところ不安な気持ちでいっぱいでした。

「本当にこのタイミングで良かったのかな?」「結果が出たら、もっと不安になるかも……」
そんな思いが頭の中をぐるぐるしていたのを覚えています。

実際の検査のようす🧩

検査を受けたのは3歳8か月のとき
所要時間は約70分で、私は同じ部屋で息子を見守る形でした。

最初はリズムよく進んでいた検査も、積み木模様の再現パズル課題になると、だんだんと難しく感じ始めたようです。
たとえば「赤と白の積み木を、見本通りに並べる課題」では、何度間違えても本人は気づかず、淡々と作業を続けていました。
その様子から、視覚的な情報を正しく記憶して実行することの難しさが伝わってきました。

さらに、パズルのピースをどこに置くのか迷う様子も。


「視覚情報を整理し、パターンとして理解すること」が、まだ難しいのだと気づきました。

親として感じたこと💭

検査中、つい「もっとこうすればいいのに…!」と思ってしまう瞬間もありました。
でもそれ以上に、一つひとつの課題に向き合い、諦めずに頑張る息子の姿に胸を打たれました。

「がんばったね」と、心から抱きしめてあげたくなった瞬間でした✨

今回の発達検査は、結果を知るためだけのものではなく、息子の努力や成長を再確認できる機会にもなりました。

5. 発達検査の結果と見えた「息子の特性」

約2週間後、夫婦で検査結果の説明を受けるように勧められました
「ぜひお二人で来てください」と言われたことで、夫にも予定を調整してもらい、二人で説明を聞くことに。

結果を待つ間の気持ち😢

正直、とても不安でした。
「悪い結果だったらどうしよう」「この子の将来にどんな影響があるの?」と、考えれば考えるほど眠れなくなりました。

発達検査の結果を受け取るというのは、親にとっても勇気が必要な経験なのだと感じました。

WPPSI-IIIの検査結果📊

  • 得意なこと:言語理解(VCI)  

    言葉の意味をしっかり理解し、覚えた歌を楽しそうに口ずさんだり、人の話をよく聞いている様子が見られます🎶
    一見、自分の考えを言葉で伝えるのが得意そうに見えるのですが、ASDの特性もあり、言いたいことを言葉にするのは実は苦手な場面も多いです。
    それでも、好きなテーマになると一気に語り出したり、独自の表現を交えて話す姿には、息子らしさがにじみ出ています🌟
  • 苦手なこと:知覚推理(PRI)・処理速度(PSI)  

    視覚的な情報をもとに考えたり、指示をすばやく実行するのが苦手
  • とくに処理速度(PSI)の低さは、集団生活での「複数の指示」や「臨機応変な対応」に苦労していた原因のひとつでした。
  • 得意分野と苦手分野には大きなギャップ(いわゆる凸凹)があり、この特性が日常生活での困りごとにつながっていたことを、改めて知ることができました。

これまで「なんでうまくいかないの?」「同じ失敗を繰り返すのはなぜ?」と思っていた疑問が、この検査結果ではっきり見えてきたんです。

知ることで、少しずつ前を向けた🌈

結果を聞いたあと、支援の先生からこんな言葉をもらいました。

「お子さんの特性や課題を、家族で共有していくことがとても大切です」

その言葉に、心から納得しました。
特性を知ることは、子どもをラベルづけすることではなく、子どもの「育てにくさ」の理由を理解する手がかりなんですよね。

「そうだったのか」と腑に落ちる瞬間がいくつもあって、不思議と気持ちが軽くなりました🍃

特性が分かったからこそ、できることがある✨

検査を受けたことで、今まで見えていなかった「息子のがんばり」や「家庭でできる配慮」にも目を向けられるようになりました。

「これからは息子の特性に合わせた関わり方をしていこう」
そう思えるようになったのは、発達検査を受けたからこそだと思います。

これからも、子どもの特性に寄り添いながら、親子で一緒に前に進んでいきたいと思います💪🌸

6. 発達検査後の取り組み得意と苦手を知ったからこそできるサポート 💡

WPPSI-IIIという発達検査を受けたことで、息子の「得意なこと」と「苦手なこと」が具体的に見えてきました🧠✨
検査を通じて得られた気づきは、今後の関わり方を考えるうえで大きなヒントになりました。

たとえば、
👀 「視覚的な課題(積み木やパズルなど)」では、焦らずゆっくり、ステップを踏んでサポートする必要があることが分かりました。
🗣️ 一方で、言語理解は息子の得意分野。
語彙力や表現力を活かした遊びや会話を通じて、さらに自信を育てていけそうです。

「発達検査 結果 ブログ」として記録するこの体験談が、同じようにお子さんの発達に悩んでいる方にとって、少しでもヒントになれば嬉しいです🌱

今後は、
🔹 息子の得意を活かすこと
🔹 苦手な部分を否定せず、必要に応じて工夫しながら関わること
🔹 夫婦で情報を共有し、支え合いながら子育てを続けること

この3つを大切に、息子が「自分らしく」成長できるよう、引き続き前向きに取り組んでいこうと思います😊

7. 発達検査についてのFAQと回答

発達検査とは何ですか?

発達検査は、子どもの知能や発達の状態を評価するためのテストです。

発達検査を受ける目的は何ですか?

子どもの特性や課題を明らかにし、適切な支援や療育の方向性を見つけるためです。

発達検査の種類にはどのようなものがありますか?

WPPSI-IIIやWISC-IV、K-ABCなど、年齢や目的に応じた検査があります。

WPPSI-III(ウィプシ3)検査とは何ですか?

2歳6か月から7歳3か月までの子どもを対象に、知能を評価する検査です。

発達検査はどの年齢の子どもが対象ですか?

検査の種類によりますが、2歳から15歳程度までを対象とするものが一般的です。

検査結果が子どもの将来にどのように影響しますか?

結果を基に適切な支援を受けることで、特性に応じた成長を促せます。

発達検査を受ける際の費用や時間はどれくらいですか?

費用は1~5万円程度、時間は1~2時間が目安です。
私の場合は医療費控除が適用され、実費は無料でした。
無料になった理由として、自治体が療育や医療に対して助成を行っている場合があるため、該当していた可能性が高いです。
自治体によって制度は異なるので、確認してみるとよいと思います。

検査結果に基づいてどのような支援を受けられますか?

療育や特別支援教育、専門家のアドバイスを受けられる場合があります。

発達検査を受ける際、親ができる準備はありますか?

リラックスできる環境を整え、子どもの体調を整えておくことが重要です。

発達検査を受けることで得られるメリットは何ですか?

子どもの特性が明確になることで、家庭や教育現場での適切なサポートが可能になります。

WPPSI-IIIってどこで受けられるの?

私たちは言語トレーニングを受けている病院で受けました。
自治体の発達相談や医療機関で案内されることが多いようです。

まとめ

発達検査は「わが子を知るための第一歩」。
息子が受けたWPPSI-III検査を通して、私たちは子どもの得意・不得意を客観的に理解できただけでなく、親としての向き合い方や支援の方向性も見えてきました

もちろん、結果を聞いた直後は不安や戸惑いもありました。
でも、漠然とした不安が、「この子にはこういう特性があるんだ」という具体的な理解に変わることで、私たち親も少しずつ前に進めるようになりました🌈

この体験が、「発達検査 結果 ブログ」などのキーワードで情報を探している方や、今まさに悩んでいる親御さんの支えになればと願っています。

📌次回予告

次回は、WPPSI-IIIの検査結果がわが家の生活にどう影響したかについて詳しく書いていきます。
日常で取り入れた支援方法や気をつけていることなど、リアルな変化をお届けする予定です✨

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして!「しょうがなすこ」と申します。児童発達支援アドバイザーの資格を持つ2歳と4歳の男の子を育てるママで、現役保育士監修のもと、特性を持つお子さんとの育児についてブログで発信しています。このブログでは、同じような状況で悩む親御さんたちと共感し合い、困りごとを少しでも減らすヒントや、育児の楽しさを一緒に見つけられるような内容をお届けしています。 「ひとりじゃない」と感じられる温かい場になるように心を込めて書いていますので、ぜひ気軽に読んでみてください!

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