はじめに
絵本の読み聞かせは、親子で楽しむ大切なコミュニケーションの時間です。
さらに、子どもの想像力や言葉の発達、集中力を育む効果も期待できます。
でも、「どうやったら子どもがもっと絵本に興味を持つの?」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
この記事では、絵本にもっと夢中になれる読み聞かせのコツを7つ紹介します。
これを実践すれば、絵本の時間が親子の特別なひとときに変わるはずです!
目次
- 絵本の読み聞かせ7つのコツ
- 声のトーンを使い分けよう
- ページをめくるタイミングを調整する
- 簡単なジェスチャーを入れて一緒に楽しむ
- 質問して物語を一緒に考えよう
- 表紙や絵を見せてワクワク感を引き出す
- 日常生活とリンクさせる
- 読み終わったら感想を話し合う
- 読み聞かせの効果を高めるポイント
- まとめ
絵本の読み聞かせ7つのコツ
1. 声のトーンを使い分けよう
物語の世界に引き込む演技力をプラス!
声のトーンで物語に引き込もう!
キャラクターごとに声を変えたり、感情を込めて読むことで、子どもはお話の世界にグッと引き込まれます。
例:
- 優しいキャラクター:柔らかい声
- 怒っているキャラクター:力強くて低い声
💡 ポイント: 感情を込めるほど、子どもは話に没頭し、セリフを真似するなどの反応が見られます。
エピソード:
お気に入りの絵本『しろくまちゃんのほっとけーき』を読む際に、しろくまちゃんの台詞を高めの声で、パパ役の台詞を低めの声で読むと、子どもが笑顔で真似するようになりました!
おすすめ絵本:
- 『ぐりとぐら』
2. ページをめくるタイミングを調整する
ゆっくり進めて想像力を引き出そう
ページをゆっくりめくることで、子どもが絵や言葉に集中しやすくなります。
特に、子どもが絵をじっと見ている場合は、少し待ってみると興味が高まります。
💡 ポイント:
- 絵を見せながら「この絵、何が描かれているかな?」と問いかける。
- 「何が起こりそう?」と次の展開を子どもに予想させる。子どもの考えを引き出すことで、物語への理解も深まります。
💬 実践例:
『もりのおふろ』を読んでいるとき、「次に誰がおふろに入ってくるかな?」と聞いたら、「うさぎさんかな?」とワクワクした顔で答えてくれました。
おすすめ絵本:
- 『もりのおふろ』
- 『ノンタン』シリーズ
3. 簡単なジェスチャーを入れて一緒に楽しむ
動きを加えて絵本の世界をリアルに!
体を動かしながら絵本の内容を表現すると、子どもの興味がさらに深まり、物語がもっと身近に感じられます。
例:
- 「手を振る」シーンでは一緒に手を振る
- 「走る」シーンではその場で「走るフリ」
- 「ジャンプ」シーンではその場で軽く「ジャンプ」
💡 コツ:
親子で「絵本の中の冒険」を共有する気持ちで取り組むと楽しい時間に。
エピソード:
『はらぺこあおむし』のページをめくるたびに「むしゃむしゃ」と一緒にジェスチャーを入れると、子どもが「次は何食べるの?」と大興奮!
おすすめ絵本:
- 『はらぺこあおむし』
- 『てぶくろ』
4. 質問して物語を一緒に考えよう
問いかけを通じて、子どもが能動的に参加できる「参加型読み聞かせ」を心がけましょう。
子どもに問いかけることで、ただ聞くだけではなく、能動的に物語に関わることができます。
子どもが自分なりの答えを考えることで、物語の理解が深まり、自発的に本を読む楽しさも感じられるようになります。
質問例:
- 「このあとどうなると思う?」
- 「○○ちゃんだったらどうする?」
💡 ポイント: 子どもの答えを受け止め、「そうだね!」と肯定的に返すとさらに話が弾みます。
エピソード:
『おおきなかぶ』を読むとき、「次は誰が手伝いにくるかな?」と質問したら、「犬かな?猫かな?」と嬉しそうに考えていました。
おすすめ絵本:
- 『おおきなかぶ』
- 『はじめてのおつかい』
5. 表紙や絵を見せてワクワク感を引き出す
読む前にワクワク感を引き出す
読む前に表紙や挿絵について話す時間を作りましょう。
子どもの好奇心が刺激され、物語の始まりがより楽しみになり、集中して聞く準備が整います。
ポイント:
- 絵本を開く前に、表紙や最初の絵を見せながら「どんなお話だと思う?」と聞いてみる。
- 表紙の絵やキャラクターについて話題を広げる。
📖 実践例:
『ぐりとぐら』を読む前に、「このふたり、どんな冒険をするんだろうね?」と聞くと、「きっとおいしいものを食べにいくんだよ!」と予想してくれました。
6. 日常生活とリンクさせる
絵本の内容を身近に感じられる工夫
絵本の内容を普段の生活と結びつけると、子どもにとって身近な体験になります。
絵本の内容が日常生活に関連している場合、その話題についても一緒に話してみましょう。
物語が子どもの心に残りやすくなり、読み聞かせがさらに身近なものになります。
例:
- 「このお話の子、○○ちゃんと同じことしてるね!」
- 「昨日見た○○と似てるね!」
エピソード:
『おつきさまこんばんは』を寝る前に読むようになり、外でお月様を見るたびに「おつきさま、こんばんは!」と話しかけるようになりました。
💬 体験談:
お気に入りの絵本を持ち歩くようになったり、家族の会話に絵本のキャラクターが登場することも!
7. 読み終わったら感想を話し合う
読後の会話で読書がさらに楽しくなる
読み終えた後に感想を聞き、会話を通して絵本の内容を振り返りましょう。
子どもが「好きな場面」や「印象に残ったキャラクター」について話し合うことで、読書がさらに楽しいものとして記憶に残ります。
例:
- 「どこが一番楽しかった?」
- 「ママはここが好きだったよ!」
💡 ヒント: 子どもが話しにくそうなら、親が「ママはこの場面が好きだな」と話し始めるとスムーズです。
エピソード:
お気に入りの絵本『ノンタンあそぼー』を読み終えた後、子どもが「ノンタン、次は何するのかな?」と続きが気になる様子でした。
読み聞かせの効果を高めるポイント
- 年齢に合った絵本を選ぶ:
年齢ごとのおすすめ絵本もチェック! - 読み聞かせの時間を習慣化する:
寝る前や休日の朝など、リラックスできる時間がおすすめです。 - 子どもの反応を観察して柔軟に対応する:
読み聞かせの途中で子どもの興味が薄れてきたら、別の本に切り替えるのも一つの手です。
親子の時間をより楽しく充実させるために、ぜひこれらのコツを試してみてください!
お気に入りの絵本があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね!
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