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【体験談】短時間の児童発達支援でも効果あり?1時間でも変化が見えた理由

はじめに

「短時間集中型の児童発達支援」に通い始めてから、我が子にさまざまな変化が見られるようになりました。

1時間ほどの短時間でも、子どもに合わせたオーダーメイドの支援が受けられる「短時間集中型の児童発達支援」は、幼稚園後でも無理なく通えるスタイルで、忙しい家庭にもぴったりです。

本記事では、実際にこの支援を受けて見られた子どもの成長や効果について、リアルな体験談をもとに詳しくご紹介します。

目次

  1. 短時間集中型の児童発達支援施設で得た成長とは?
    オーダーメイドカリキュラムで支援
    自己表現力と感情コントロールの変化
    愛着形成を重視した児童発達支援の効果
  2. 少人数グループ活動の効果とは?
  3. 幼稚園との連携が支援を強化
  4. 保護者への支援が心の支えに
  5. 児童発達支援で見られた成長の変化とは?
  6. よくある質問
  7. まとめ

1. 短時間集中型の児童発達支援施設で得た成長とは?

この記事では、短時間集中型の児童発達支援施設でのリアルな体験を、子どもの成長とともにお伝えします。
実際に見られた変化や家庭でのサポートのヒントもご紹介します。

オーダーメイドカリキュラムで支援

この施設では、息子の発達特性に合わせたオーダーメイドの支援プログラムが提供されています。
1時間という短時間の中で、以下のようなスキル向上に焦点が当てられています。

  • 🧠 空間認知力や指先の使い方の向上
  • 💬 自己表現力・感情のコントロール
  • 🧩 ワーキングメモリの強化
  • 🤝 他者とのコミュニケーション能力の発達

これらのアプローチは、家庭での生活にも取り入れやすく、日常の中でも息子の小さな成功体験が増えました✨
たとえば、積み木を積むときの集中力や、感情の切り替えがスムーズになってきた場面で、その効果を実感しています。

📝詳細なプログラム内容は、今後の記事でさらに詳しくご紹介予定です。

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自己表現力と感情コントロールの変化

以前の息子は、「怖い」「嫌だ」という感情を、癇癪(かんしゃく)で表現することが多くありました。


しかし今では、「これが嫌だった」「こうしたい」と、言葉で気持ちを伝える場面が増えています✨

これは、スタッフの方々が
「今はどんな気持ちだったのかな?」
「言葉で伝えようね」
と、優しく気持ちに寄り添い、言語化をサポートしてくれたことが大きかったと感じています。

また、感情のコントロール面でも成長が見られました。
ちょっとしたことで泣き出していた息子が、「もういい!」など短く言い切って、気持ちを整理する様子が出てきました。
怒りや不安の処理がうまくできるようになってきたのは、施設での継続的なサポートの成果だと実感しています。

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✅ 愛着形成を重視した児童発達支援の効果🤝

この児童発達支援施設では、何よりも「愛着形成」を重視しており、スタッフの方々が日々積極的にスキンシップを取ってくれます🤝

抱っこやハグ、笑顔での声かけなど、
子どもが「ここにいていいんだ」と感じられる安心できる場所=心の拠り所をつくる取り組みが丁寧に行われています。

さらに、息子が何かにチャレンジしたときには、
「すごいね!」「よくがんばったね!」とたくさんの肯定的な声かけが✨
これらの言葉を繰り返し浴びることで、息子の自己肯定感が育ち、笑顔がぐんと増えました😊

📌保護者の実感
かつては自信なさげな表情を浮かべていた息子が、今では「今日も楽しかった!また行きたい!」と目を輝かせて話すように。
この変化は、親として何よりもうれしく、大きな成長と感じています。

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2. 少人数グループ活動の効果とは?👫

この施設では、1対1の個別支援に加え、2〜3人の少人数グループ活動も取り入れられています。
さらに月に一度、10人前後の中規模の集団活動も実施され、段階的に社会性を育む構造になっています。

息子にとってこの場所は、まさに「自分の居場所」🌈
毎回通うのを楽しみにしており、「今日こんなことがあったんだよ!」と笑顔で報告してくれます。

🗣️見られた変化
・他の子との距離感を自然に学ぶ
・おもちゃの貸し借りやルールの理解が進む
・「一緒にやろう」と声をかけられるように

📌保護者の実感
人との関わりを避けていた頃と比べ、社会性が育っていると感じられる場面が増えています。

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3. 幼稚園との連携が支援を強化🏫🤝🏠

この施設では、定期的に専門スタッフが息子の通う幼稚園を訪問し、困っている場面や様子を観察してくれます。

幼稚園の担任の先生とも密に連携し、普段の生活の中での困りごとや成功体験を共有。
その情報をもとに、施設での支援内容が柔軟に調整されていきます。

📑この施設での支援体制は、専門性と連携に基づいた安心設計となっています。

  • 半年に1回の訪問モニタリング
  • 担任の先生へのヒアリングとフィードバック
  • その子に合った個別カリキュラムの柔軟な調整
  • 月1回の活動報告書で家庭・園・施設間をつなぐ情報共有

スタッフの方々は、こうした仕組みを活かしながら、保護者の声にも耳を傾け、日々の困りごとに対して一緒に解決策を考えてくれます。

📌保護者の実感
「支援=子どもだけのもの」ではなく、施設と幼稚園がチームのように連携し、息子を「みんなで育ててくれている」と実感できています。
この連携があるからこそ、安心感と一貫した支援が生まれています。
それが、この施設の大きな魅力だと感じています🌸

4. 保護者への支援が心の支えに

この施設のもう一つの大きな魅力は、子どもだけでなく保護者にも寄り添う姿勢です💐
日々の育児や支援に迷いや悩みはつきものですが、スタッフの皆さんは、そんな保護者の気持ちにも温かく寄り添ってくれます。

たとえば支援後には、
「お母さんも頑張っていますね」「うちでも見守りながら対策を考えてみますね」といった安心できる声かけをいただくこともしばしば。

こうした一言が、どれほど支えになっているか…
「一人じゃない」と感じられる環境に、心から感謝しています🍀

5. 児童発達支援で見られた成長の変化とは?

通所を始めて約1年。息子にはさまざまなポジティブな変化が見られるようになりました✨

🌟具体的な成長の変化

  • 自己肯定感の向上
    新しいことへのチャレンジ意欲が生まれた
  • 対人距離の理解
    お友達との関わり方が自然に
  • 指先の発達
    着替えやお箸の使用、塗り絵などが上達
  • 集中力の向上
    積み木やカード遊びで集中する時間が増えた
  • 表現力の向上
    言葉で気持ちを伝える場面が増えてきた
  • 空間認知の発達
    ボール遊びを通じて距離感や動きを正確に捉えられるように
    (ボールを投げたり受け取ったりする動作がスムーズに)

実際に、通い始めて1年が経ったころ、病院で行った簡易的な発達検査では
前回に比べて、つみき模倣・語彙力・認知面のスコアが大幅に向上しており、医師からも「大きな伸びが見られる」と評価されました📈
こうした変化は、知的トレーニングに特化した施設での積み重ねの成果だと実感しています。

以前は苦手だったことが少しずつできるようになり、息子自身が達成感を味わっている姿に、親としての喜びを感じずにはいられません。
これらの力は、日常生活の中でも活かされており、今後の成長にもつながる大切な土台になると感じています。

8. よくある質問

短時間集中型の児童発達支援施設の特徴は何ですか?

短時間で効率的にオーダーメイドのプログラムを提供し、幼稚園や保育園と両立できるのが特徴です。

1時間という短い時間で効果は出ますか?

子どもに合った内容で集中して取り組むことで、確実に成長が見られます。

初めて通う際に不安を感じたらどうすればいいですか?

スタッフに事前相談をしたり、親が施設を見学して安心感を得ることをおすすめします。

通わせるメリットは何ですか?

子どもに合った支援を受けられること、親子で安心して成長を見守れることです。

施設はどのようにして選びましたか?

いくつかの施設を見学し、息子の特性やスケジュールに合うか、スタッフとの相性を重視しました。
また、評判や他の保護者の口コミも参考にしました。

親へのサポートはありますか?

施設スタッフが悩み相談や子育てのアドバイスを提供し、親も学べる環境があります。

少人数グループでの活動のメリットは何ですか?

少人数グループでは、他の子どもとの関わり方を自然に学べる点が大きなメリットです。
また、目が行き届くため、個別に近いサポートが受けられます。

施設での経験を家庭でどう活かしていますか?

感情のコントロール方法やコミュニケーションスキルを家庭でも実践できるよう、施設からのアドバイスを参考にしています。
また、親子での遊びや声かけの仕方も工夫しています。

息子さんの自己肯定感が高まった具体的なエピソードは?

以前は失敗を怖がっていた息子が、今では「これに挑戦したい!」と言うようになり、小さな成功体験を楽しむ姿が増えました。

幼稚園との併用でスケジュール管理は大変ではありませんか?

幼稚園の後に無理なく通える施設を選んだため、スムーズに両立できています。
施設の柔軟な対応にも助けられています。

まとめ短時間集中型の児童発達支援で子どもが見せた成長とは?

「短時間集中型の児童発達支援」は、1時間という限られた時間でも確かな効果が得られる支援方法だと実感しています。
この施設で過ごす時間は、息子にとって安心できる「居場所」となり、私たち家族にとっても心強い存在です。

息子にとっては安心できる居場所となり、自己表現や感情コントロール、言葉のキャッチボールといった面で大きな成長が見られました。
「短時間でも、こんなに変化があるのか」と日々の発達に驚かされています。

ただし、友達との距離感や社会的スキルなど課題もあり、今後も継続した支援が必要です。🌱

今後も息子の特性に寄り添いながら、短時間集中型の児童発達支援の効果を活かしていきたいと考えています。🌈

🔜次回予告

次回は「【成功体験】療育で学んだポジティブコミュニケーション」をお届けします。
子どもとの関わり方に悩んでいる方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
お楽しみに✨

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして!「しょうがなすこ」と申します。児童発達支援アドバイザーの資格を持つ2歳と4歳の男の子を育てるママで、現役保育士監修のもと、特性を持つお子さんとの育児についてブログで発信しています。このブログでは、同じような状況で悩む親御さんたちと共感し合い、困りごとを少しでも減らすヒントや、育児の楽しさを一緒に見つけられるような内容をお届けしています。 「ひとりじゃない」と感じられる温かい場になるように心を込めて書いていますので、ぜひ気軽に読んでみてください!

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