はじめに
「なんで勉強しないといけないの?」
子どもが小学校へ入る頃になると、一度は聞かれることがある質問ではないでしょうか。
私も息子に聞かれたことがあります。
そんなとき、SNSで見かけた「パズル」のたとえ話がとても印象に残りました。
「なるほど!」
「これなら子どもにも伝わりそう!」
と思ったのですが、いざ説明しようとすると、
「あれ?どう話すんだっけ?」
「何の教科がどのピースだったかな?」
とうまく説明できませんでした。
そこで、
「親子で何度でも見返せるように、視覚支援カードにしてみよう!」
と思い、このカードを作りました。
イラストがあることで、小学校低学年のお子さんにも「勉強する意味」が伝わりやすくなります。
「パズル」のたとえ話とは?
世界は、とても大きなパズルです。
最初は、まだピースがほとんどありません。
だから、
分からないことがたくさんあります。
でも、
勉強するたびに、
一つずつパズルのピースが増えていきます。
すると、
少しずつ世界の絵が見えてくるのです。

算数のピース
算数を勉強すると、
数や形、お金、時間などが分かるようになります。
一つピースが増えると、
「なるほど!」
が増えていきます。
国語のピース
国語を勉強すると、
言葉が増えます。
本が読めるようになったり、
自分の気持ちを伝えられたりします。
また一つ、
大切なピースが増えます。
理科のピース
理科を勉強すると、
「どうして?」
「なんで?」
が分かるようになります。
植物や生き物、
天気や宇宙。
世界の不思議が少しずつつながっていきます。
社会のピース
社会を勉強すると、
町や都道府県、
日本や世界、
昔の人たちのことが分かるようになります。
世界の地図にも、
少しずつピースがはまっていきます。
図工のピース
図工を勉強すると、
色や形、
作る楽しさが分かります。
「こんな表現もできるんだ!」
という新しいピースが増えます。
音楽のピース
音楽を勉強すると、
歌やリズム、
楽器や音を楽しめるようになります。
耳で感じる世界にも、
新しいピースが加わります。
体育のピース
体育を勉強すると、
走る。
跳ぶ。
投げる。
体を動かす楽しさや、
健康について学べます。
元気に生活するためのピースになります。
一つずつだから大丈夫
大きなパズルを見たら、
「全部できない!」
と思うかもしれません。
でも、
パズルは、
最初から全部完成させるものではありません。
一つ。
また一つ。
少しずつピースをはめていくものです。
勉強も同じです。
今日は一つ。
明日も一つ。
それだけで、
少しずつ完成へ近づいていきます。
我が家では視覚支援カードにしました
我が家の息子は、
言葉だけより、
イラストの方が理解しやすいタイプです。
私自身も、
この「パズル」のたとえ話を思い出そうとすると、
「あれ?どんな話だったかな?」
となってしまいました。
そこで、
算数。
国語。
理科。
社会。
図工。
音楽。
体育。
それぞれを一つのパズルのピースにして、
一枚の視覚支援カードにまとめました。
親子で見ながら、
「今日は算数のピースが増えたね!」
「また一つ完成に近づいたね!」
と話すきっかけにもなっています。
無料で公開しています
今回作成した「パズル」の視覚支援カードは、
ご家庭や学校で使いやすいように無料公開しています。
「なんで勉強するの?」
と聞かれたとき、
「テストのためだよ。」
ではなく、
「世界という大きなパズルを完成させるためだよ。」
そんな会話のきっかけになればうれしいです。
よくある質問(FAQ)
「パズル」のたとえ話とは何ですか?
世界を一つの大きなパズルに見立て、勉強するたびに算数や国語、理科などの「ピース」が増え、
少しずつ世界全体が分かるようになるという考え方です。
なぜパズルにたとえるのですか?
パズルは一つひとつのピースを集めることで完成します。
勉強も同じで、一つずつ学びを積み重ねることで理解が深まり、
焦らず少しずつ成長できることを子どもにも伝えやすいからです。
この視覚支援カードは何歳から使えますか?
幼児の年長さんから小学校低学年のお子さんにおすすめです。
「今日はどんなピースが増えたかな?」と話しながら使うと、学ぶことへの前向きな気持ちを育てやすくなります。
発達障害(ASD・ADHD)の子にも使えますか?
はい。目に見えない「学び」をパズルのピースとして見える形にすることで、
視覚優位のお子さんにも理解しやすい内容になっています。
家庭ではどのように活用すると効果的ですか?
宿題や学校から帰った後に、「今日はどんなピースが増えたかな?」と親子で振り返るのがおすすめです。
勉強を「終わらせるもの」ではなく、「世界を完成させるための一歩」として前向きに捉えやすくなります。
まとめ
勉強は、
テストで100点を取るためだけではありません。
勉強するたびに、
- 新しいことが分かる
- できることが増える
- 世界がつながる
- 「なるほど!」が増える
一つひとつの学びは、
小さなパズルのピースです。
そのピースが増えるほど、
世界はもっと面白く、
もっと分かるようになります。
この視覚支援カードが、
お子さんと「勉強って何だろう?」を話すきっかけになれば、とてもうれしいです。