はじめに
こんにちは🌸
この記事では、私たち家族が 4歳の息子に療育を始めたきっかけ、そして「発達障害の兆候」に気づいた 3歳児健診での出来事 をお話しします。
「うちの子、ちょっと他の子と違うかも…」
そう思いながらも、どう対応すればいいのか分からず、不安を抱えていませんか?
私たちもまさにそうでした。
3歳児健診をきっかけに、息子の発達について向き合うようになり、少しずつ見えてきたことがあります。
この記事が、同じように悩むパパ・ママの ヒントや安心につながるきっかけ になれば嬉しいです😊
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
目次
- 療育を始めた理由と【発達障害の兆候】に気づいたきっかけ
- 息子の触覚過敏の兆候
- 触覚過敏への日常的な対応策
- 社会的スキルの不足
- 家庭での取り組み
- 療育でのサポート
- 日常生活での困難
- 療育のサポートで見られた変化
- 【実体験】3歳児検診で発達障害の兆候を指摘された日
- 3歳児検診の目的と内容
- 【実体験】検診当日の様子
- 3歳児検診で指摘されることが多い内容
- 検診後に取るべきアクション
- 3歳児検診がもたらす影響
- 【実体験】療育を始めた後の変化と効果
- まとめ
療育を始めた理由と【発達障害の兆候】に気づいたきっかけ 🌱
3歳を過ぎて見え始めた「違和感」
息子が3歳を迎えた頃、日常生活の中で「ちょっと困ったな…」と感じる場面が増えてきました。
特に【触覚過敏】や【社会的スキルの不足】など、いわゆる発達障害の兆候と思われる行動が目立つようになったのです。
「これは性格の問題?」と悩みながらも、私たちは少しずつ“療育”という言葉を意識し始めました。
✅ 療育とは
発達に課題のある子どもが、自分らしく生活できるよう支援するサポートのことです。

【触覚過敏】の兆候に気づいた瞬間👕
日常に潜む「小さな違和感」
- 食事中に服が少しでも汚れると、泣いて着替えたがる
- 泥遊びやスライム遊びを激しく嫌がる
- 洋服の縫い目や靴下のチクチクを「痛い」と訴える
こうした様子から、息子には【触覚過敏】の傾向があることに気づきました。
これは発達障害に見られる感覚特性のひとつで、日常生活にも大きな影響を与えます。
📌 砂場で水がかかると、突然泣き出し、服を脱いでしまったことも…
親として「どうしてこんなに嫌がるの?」と戸惑い、心配になる毎日でした。
私たちが取り入れた【触覚過敏】への対応策🛁
- 無縫製の衣類に切り替え
⇒ 縫い目が少ないシャツや、やわらかい素材の服を選びました。 - 食事の工夫
⇒ 大きめのエプロンやクロスで、服の汚れを最小限に。 - 触覚遊びを少しずつ導入
⇒ 水風船や柔らかい粘土など、息子が嫌がらない感触から少しずつ慣れさせました。
🧸 少しずつではありますが、息子の日常の「不快感」が減り、家族みんなの笑顔が増えてきました。
【社会的スキル】が育ちにくい現実🤝
もう一つ、私たちが悩んでいたのは【対人関係の難しさ】です。
- 友達との距離が近すぎる
- 力加減が分からず、思わず強く押してしまう
こうした行動で、お友達を驚かせたり泣かせてしまうこともありました。
家庭でできる【社会的スキル】の練習🎯
🌟 距離感を学ぶ遊び
「鬼ごっこ」「ボール遊び」など、実際に体を動かしながら「ちょうどいい距離感」を体験。
🌟 力加減のトレーニング
柔らかいボールを使った投げ合いの遊びで、力加減を調整するトレーニングを行いました。
子どもには、目に見える形で「学ぶ機会」を作ることが大切なんだと実感しました。
療育での支援と【発達の変化】✨
その後、療育に通い始めると、同年代の子どもたちとの「グループ活動」で、
息子は少しずつ社会的な関わり方を学んでいきました。
- 自分の番を待つ
- お友達に道を譲る
- 先生とアイコンタクトをとる
…そんな小さな変化が、私たちには大きな喜びでした。
【準備・片付け】が難しい子どもたちのリアル🧩
朝の準備や外出前、こんなことはありませんか?
「服を着て、靴下を履いて、靴を履いてね」
…結局、何も進まず時間だけが過ぎていく💦
うちの息子もまさにそうでした。
「何を先にすればいいのか」が分からない、いわゆる「実行機能」の弱さも、発達障害の特徴のひとつです。
療育で効果的だったサポート法📖
- 視覚的スケジュールの活用
⇒ イラストカードやチェックリストで、やることを「見える化」。 - タスクを細かく分ける
⇒ 「靴を出す→履く」など、ひとつずつクリアできるように工夫。
🔍 小さな成功体験を積むことで、息子にも「できた!」という自信が芽生えてきました。
🔗 関連記事もチェック!
【実体験】3歳児検診で発達障害の兆候を指摘された日
3歳児検診は、子どもの発達を確認する大切なステップ。しかし、我が家にとっては「転機」となる出来事でした。
「ちょっと気になるかも…」
そんな違和感が確信に変わった日を、私の実体験をもとにお話しします。
3歳児検診とは?目的と流れ🩺
健診の目的とは?
3歳児検診では、以下の3点を重点的にチェックされます:
- 身体的健康の確認
(身長・体重・視力・歯科) - 発達の確認
(言語・運動能力・社会性) - 育児状況の把握
(親の悩みや子育てストレス)
検診の流れ
- 事前問診票の記入
生活リズム、言葉の様子、困りごとなどを記載。 - 当日の流れ
- 身体測定
- 視力・聴力チェック
- 歯科検診
- 保健師・心理士との面談
- 発達テスト(積み木・指示理解)
【当日の様子】息子に現れた「気になる行動」😢
当日、元気いっぱいで出発した息子。
しかし会場に着くと、見慣れない環境に戸惑い始めました。

- ずっと泣き続ける:
会場入りと同時に涙。なかなか泣き止まず。 - 椅子に座れない:
待合室で立ち歩き、席を離れてしまう。 - 指示が通らない:
簡単な遊びにも反応せず、会話が成り立たない場面も。 - 癇癪を起こす:
順番待ちの間に大泣き。落ち着かせるのに一苦労💦
保健師との面談で受けた“指摘”📋
保健師さんからは、以下のようなことを丁寧に聞かれました。
- 集中が続かない
- 発音があいまい
- 衝動的な行動
(ペンを奪う、紙を丸めるなど)
そして、
「発達に気になる点がありますので、心理士との面談をお勧めします」
と言われました。
心理士とのやり取りで明らかになったこと🧠
簡単な発達検査中、息子はテーブルの下に潜り込んでしまいました。
心理士さんの見立てはこうでした:
- 言語の発達がゆっくり
- 感情や行動のコントロールが難しい
- 社会性にサポートが必要
「療育を検討してみませんか?」
と提案され、療育センターや医療機関の資料を受け取りました。
私は、不安と戸惑いの中で会場を後にしました。
よくある「発達障害の兆候」にはどんなものがある?🔍
3歳児検診でよく指摘される兆候をまとめてみました。
言語面のサイン
- 単語が少ない
- 発音がはっきりしない
- 質問にうまく応じられない
運動面のサイン
- 片足立ちが苦手
- ボール投げが難しい
社会性のサイン
- 他の子と関わろうとしない
- アイコンタクトが少ない
行動・感覚のサイン
- 癇癪が激しい
- 集中が続かない
- 音や肌触りに敏感(感覚過敏)
指摘された後の行動と心構え📝
検診後に「要観察」と言われたら、以下のような対応が有効です。
- 専門機関へ相談(発達検査・小児科・療育センターなど)
- 支援センターの利用(育児相談・親子サロン)
- 療育のスタート(言語療法・作業療法など)
💡私も最初は戸惑いましたが、
「今、気づけたことが何より大切なんだ」と思うようにしています。
【その後の変化】療育を始めてからの息子👦✨
療育を始めて数ヶ月。
驚くほどの「劇的な変化」はありませんでしたが、こんな小さな変化がありました。
- 触覚過敏の軽減:
素材に気をつけると、着替えのストレスが減った。 - 社会性の向上:
お友達とのやりとりに少しずつ変化が! - 自己肯定感UP:
成功体験を重ねて、「できた!」の笑顔が増えました😊
何より、親である私が特性を理解できるようになったことが一番の収穫です。

【ママの本音】最初は受け入れられなかったけど…💭
「うちの子は大丈夫」
「男の子ってそんなもん」
そうやって、自分の中で違和感にフタをしていた日々。
でも、指摘を受けたからこそ「支援」につながり、息子の今と向き合えるようになりました。
「私だけじゃない」と感じてほしい🌈
もし今、3歳児検診で同じように指摘されて不安を抱えているママがいたら──
あなたは一人じゃありません。
子どもの発達に寄り添い、向き合っている姿は、それだけで素晴らしいこと。
少しずつ、少しずつ、進んでいきましょう🌱
よくある質問
発達障害の兆候は何ですか?
発達障害の兆候として、言葉の遅れ、運動能力の遅れ、社会性の問題などが挙げられます。
3歳児検診で発達障害を見つけることができますか?
3歳児検診では、発達の遅れや問題が発見されることがありますが、確定診断は専門医により行われます。
療育はいつから始めた方がいいですか?
発達に関して気になることがあれば、早期に療育を始めることが有効です。
触覚過敏の症状はどのように改善できますか?
触覚過敏には、適切な衣服選びや触覚刺激を少しずつ慣らしていく方法があります。
社会的スキルをどうやって向上させることができますか?
グループ遊びや家庭内での距離感や力加減を意識させる遊びが効果的です。
療育はどこで受けられますか?
療育は市区町村の療育センターや病院、特別支援学校で受けることができます。
3歳児検診で指摘された場合、どうすれば良いですか?
再検査や専門機関への紹介を受け、早期に適切なサポートを受けることが大切です。
療育を受けることでどんな変化がありますか?
療育により、社会性の向上や自己肯定感の向上、生活のストレス軽減などが期待できます。
発達障害の兆候に気づいたら、どう対応すべきですか?
気づいた時点で専門医に相談し、適切な支援を受けることが重要です。
親としてどのようにサポートすべきですか?
子どもの特性を理解し、温かく見守りながらサポートすることが大切です。
まとめ
今回は、私たちが「発達障害の兆候」に気づいた3歳児健診での体験と、その後療育を始めた理由をお話ししました📝
3歳児健診は、単なる発育チェックではなく、お子さんの発達のつまずきや個性に気づく大切なきっかけ でもあります。
私たちはそこで指摘を受け、悩みながらも少しずつ受け止めていきました。
療育を始めたことで、息子の小さな「できた!」が増えていき、親としての私たちにも多くの気づきがありました🌱
決して簡単ではないけれど、あの時、向き合うことを選んでよかった と思っています。
発達に悩みを抱える親御さんは、きっと少なくありません。
「私だけじゃない」そう思ってもらえることが、この記事の一番の目的です。

🔜次回予告
次回は、「療育を始める際の不安と葛藤」について、さらに深くお話しします。
ぜひお楽しみに!