ADHD

【2026年最新】ADHD向け治療アプリ「エンデバーライド」とは?|ゲームは悪影響なのか保護者目線で考えた

ADHD治療アプリ

はじめに|ゲームは本当に悪いものなの?

「ゲームが治療になる時代が来たの?」

そう感じた保護者も多いのではないでしょうか。

エンデバーライドはゲームではなく、

ADHDの不注意症状改善を目的とした「処方型治療補助アプリ」です。

ただし、

  • 誰でも利用できるわけではない
  • 薬の代わりではない
  • ADHDと診断されれば必ず処方されるわけではない

という点には注意が必要です。

この記事では、

エンデバーライドの仕組みや対象者、ゲームとの違いについて保護者目線で解説します。

エンデバーライドとは?

ENDEAVORRIDE は、小児期のADHDを対象としたデジタル治療補助アプリです。

塩野義製薬が販売しており、日本で初めて承認された小児ADHD向けの治療用アプリとして注目されています。

ゲームのような見た目

子どもは乗り物を操作しながら、

  • 進路をコントロールする
  • 指定された対象をタップする

という2つの課題を同時に行います。

これは「デュアルタスク(二重課題)」と呼ばれ、

注意機能や抑制機能に関係する脳のネットワークを刺激することを目的としています。

エンデバーライドの対象者

現時点で公表されている情報では、

6歳〜17歳のADHDの子どもを対象として臨床試験が行われています。

そのため、

  • 小学校入学前後
  • 小学生
  • 中学生

が主な対象と考えられています。

ただし、実際の処方は年齢だけで決まるわけではありません。

ADHDの診断や症状の程度、現在受けている支援状況などを踏まえて主治医が判断します。

まずは発達クリニックで相談してみることをおすすめします。

ゲームなのに治療なの?

ここは誤解しやすいポイントです。

エンデバーライドは、

❌ 娯楽ゲームではなく、

⭕ 医師の処方が必要な医療機器です。

App Storeから自由に遊べるゲームとは違い、

  • 医師の判断
  • 処方
  • アクティベーションコード

が必要になります。

エンデバーライドは薬の代わりになる?

結論

薬の代替ではありません。

位置づけは

「治療補助」

です。

ADHDの子どもとゲームは相性が良い?

実は一概に「悪い」とは言えません

ADHDの子どもは、

  • 興味のあることに強く集中する
  • 即時フィードバックを好む
  • 達成感を得やすい活動に取り組みやすい

という特徴があります。

ゲームには、

  • 小さな成功体験
  • 明確な目標
  • 即時の反応

が含まれているため、夢中になる子が多いのです。

ではゲームは悪影響がないの?

もちろん注意点もあります。

睡眠不足

夜遅くまでゲームをすると、

睡眠不足

集中力低下

学校生活への影響

という悪循環になることがあります。

やめ時が難しい

発達特性のある子どもの中には、

切り替えが苦手

という特徴を持つ子もいます。

「あと5分」が難しくなり、

トラブルにつながることもあります。

動画視聴だけになる

最近は、

ゲームをする時間より

ゲーム実況を見る時間の方が長い

という子も少なくありません。

受け身の時間が増えすぎない工夫も大切です。

我が家が感じていること

我が家の長男もゲームが大好きです。

  • マリオシリーズ
  • トモダチコレクション
  • Roblox
  • あつまれどうぶつの森
  • スマッシュブラザーズ

などを楽しんでいます。

以前は、

「ゲームばかりして大丈夫かな?」

と思うこともありました。

でも実際には、

  • キャラクターを作る
  • 世界を作る
  • ルールを考える

など、

創造力を使う場面もたくさんあります。

マイクラは療育になる?

よく「マイクラは療育になりますか?」という声を聞きます。

結論から言うと、

医療的な意味での療育ではありません。

しかし、

  • 空間認知
  • 計画性
  • 創造力
  • 問題解決

などを使う遊びであることは確かです。

ただし、治療効果が証明されているわけではありません。

レゴや積み木が好きな子と相性が良いと言われる理由もここにあります。

エンデバーライドが示した大きな変化

私が今回驚いたのは、

「ゲームが治療になる」

ことではありません。

昔は

ゲーム=悪

というイメージでした。

しかし現在は、

ゲームの仕組みを医療に応用しよう

という時代になっています。

エンデバーライドは、その象徴的な出来事だと感じています。

エンデバーライドのメリット

ゲーム感覚で取り組みやすい

エンデバーライドの大きな特徴は、ゲームのような見た目で取り組めることです。

ADHDの子どもの中には、

  • 勉強は嫌がる
  • プリント学習は続かない

という子も少なくありません。

一方で、ゲームには夢中になれる子も多いため、治療へのハードルを下げられる可能性があります。

「訓練だからやる」ではなく、

「楽しいから続けられる」

という点は大きなメリットと言えるでしょう。

自宅で利用できる

エンデバーライドは医療機関だけで行う治療ではなく、自宅で取り組める治療補助アプリです。

通院のたびに特別な訓練を受ける必要がなく、普段の生活の中で継続しやすいことも魅力です。

共働き家庭や兄弟姉妹がいる家庭にとっては、取り組みやすい選択肢になるかもしれません。

新しい治療の選択肢になる

これまでADHDの治療というと、

  • 環境調整
  • 心理社会的支援
  • 薬物療法

が中心でした。

エンデバーライドは、それらに加わる新しい選択肢として期待されています。

もちろん万能ではありませんが、

「薬以外にもできることがある」

と感じられる保護者も多いのではないでしょうか。

エンデバーライドのデメリット

誰でも利用できるわけではない

エンデバーライドは市販のゲームアプリではありません。

利用するためには、

  • 医師の診断
  • 処方
  • 適応条件

を満たす必要があります。

そのため、

「興味があるから試してみたい」

と思っても、すぐに利用できるわけではありません。

効果には個人差がある

どの治療法にも共通することですが、効果の現れ方には個人差があります。

実際に利用したとしても、

  • 劇的な変化を感じる子
  • あまり変化を感じない子

がいる可能性があります。

過度な期待を持つのではなく、主治医と相談しながら取り組むことが大切です。

薬の代わりになるわけではない

「ゲームで治療できるなら薬は不要なのでは?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、エンデバーライドは薬の代替ではなく、あくまで治療補助アプリです。

現在の位置づけとしては、

薬物療法や心理社会的支援を補完する新しい選択肢

と考えるのが適切でしょう。

保護者として感じること

個人的には、

「ゲーム=悪いもの」

と考えられてきた時代から、

「ゲームの仕組みを医療に活用する時代」

へ変わりつつあることに驚いています。

もちろん、ゲームなら何でも良いというわけではありません。

それでも、子どもが好きなことを活かしながら支援につなげようという発想は、

とても興味深いと感じました。

よくある質問(FAQ)

エンデバーライドは何歳から使えますか?

現在の臨床試験では6〜17歳が対象となっています。

詳しくは主治医に相談しましょう。

ADHDと診断されれば必ず処方されますか?

いいえ。

医師が必要と判断し、適応条件を満たした場合に処方されます。

発達障害なら誰でも使えますか?

いいえ。

現時点では主な対象はADHDとされています。

詳しい適応については主治医へご確認ください。

薬の代わりになりますか?

なりません。

エンデバーライドは治療補助アプリです。

ゲーム好きな子の方が効果がありますか?

現時点ではゲーム好きかどうかによる効果の違いは明らかになっていません。

スマホとタブレットどちらで使えますか?

対応端末であれば利用可能です。

詳しくは医療機関で確認しましょう。

自由にダウンロードして使えますか?

いいえ。

医師の処方が必要です。

ゲーム依存になりませんか?

治療目的で利用時間が管理されるため、一般的なゲームとは仕組みが異なります。

ADHDの不注意以外にも効果がありますか?

主な対象は不注意症状です。

その他の症状への効果は今後の研究が待たれます。

我が子が対象かどうか知るには?

発達クリニックや児童精神科の主治医へ相談するのが確実です。

エンデバーライドはどのような研究に基づいている?

エンデバーライドは、日本および海外で実施された臨床試験の結果をもとに承認されたデジタル治療補助アプリです。

ただし、すべての子どもに同じ効果が出るわけではなく、現在も研究が続けられています。

と入れるだけでも信頼性が上がります。

まとめ|大切なのはゲームを禁止することではない

発達障害の子どもにとって、

ゲームは悪影響にもなり得ます。

しかし、

使い方によっては

学び、達成感、創造性

につながることもあります。

大切なのは、

ゲームをゼロにすることではなく、

  • 睡眠が取れているか
  • 学校生活に支障がないか
  • 家族との時間があるか
  • 他の遊びもできているか

を見ながら付き合うことだと思います。

エンデバーライドの登場によって、

「ゲーム=悪」

という考え方は、これから少しずつ変わっていくのかもしれません。

我が家の長男はゲームが好きです

親としては、

「ゲーム好きなのが心配」

という気持ちと同時に、

「その好きなことが活かせるかもしれない」

という期待もあります。

今回のエンデバーライドのニュースが興味深いのは、

昔のような

「ゲームはやめさせましょう」

ではなく、

「ゲームの仕組みを活用できないか」

という発想になってきていることです。

ただ、エンデバーライドが処方されたとしても、

「ゲーム好きだから向いている」

だけで決まるわけではありませんし、

逆に処方されなかったとしても、

「効果がない」という意味でもありません。

主治医は、

  • ADHD特性の強さ
  • 学校生活での困りごと
  • ご家庭での様子
  • 現在の支援状況

などを総合的に見て判断すると思います。

次回の発達クリニックでは、

「エンデバーライドってうちの子も対象になりますか?」

に加えて、

「ゲームが好きなんですが、主治医の先生から見てゲームとの付き合い方で気を付けることはありますか?」

と聞いてみます。

※本記事は2026年6月時点の公開情報をもとに作成しています。
エンデバーライドの適応条件や運用方法は変更される可能性があります。
利用を検討される場合は、必ず主治医へご相談ください。

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  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 私は、2歳と4歳の発達障害の息子を育てているママです。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、現役保育士監修のもと、発達に特性のあるお子さんとの向き合い方や、日々の悩みに寄り添う情報をこのブログで発信しています。 「ことばがゆっくり」「感覚に敏感」「お友だちとの関わりがむずかしい」そんな日々のちょっとした困りごとに、私自身もたくさん向き合ってきました。 このブログでは、🔸わが子のリアルなエピソード🔸家庭でできる関わりの工夫🔸ママの心がふっと軽くなるヒントなどをお届けしています。 🍀「私だけじゃないんだ」そう思える場所が、ここで見つかりますように。どうぞ、気軽に読んでいってください☺️

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