視覚支援

【無料公開】【話が飛んでしまう子に】話がまとまる!「おはなしでんしゃ」視覚支援カード|幼児・小学生向け

話がまとまるお話電車カード

はじめに

「さっきまで学校の話だったのに、急にゲームの話になった…」

「何の話をしているのか分からなくなる…」

「本人は楽しそうに話しているけれど、聞いている方は『え?』となってしまう…」

そんなことはありませんか?

幼児から小学校低学年になると、おしゃべりが上手になる子が増えてきます。

しかし、

  • 思いついたことをすぐ話す
  • 話題がどんどん変わる
  • 頭の中ではつながっているけれど、相手には伝わらない

という子も少なくありません。

我が家の息子も、学校であったことを話していると思ったら、

「ゲームでね!」

「昨日ね!」

「夢でね!」

と、次々に話題が変わることがありました。

そこで作ったのが、

「おはなしでんしゃ」視覚支援カードです。

話を「駅」に見立てることで、子ども自身が

「今はどこの駅の話かな?」

と意識しやすくなります。

なぜ話が飛んでしまうの?

話が飛ぶ子どもは、

話すのが苦手なのではありません。

話が飛びやすい子は、言葉が少ないのではなく、

「頭の中の出来事を順番に並べる力」が発達途中の場合があります。

頭の中では、

学校の出来事
↓
先生
↓
給食
↓
ゲーム
↓
昨日のこと

のように、連想ゲームのようにつながっています。

本人には自然でも、聞く人には

「急に話が変わった」

ように聞こえてしまいます。

だからこそ、

「何の話か」を最初に伝えるだけで、

会話はぐっと分かりやすくなります。

このカードで一番大切なのは、話題が変わるたびに「駅を変える」ことです。

今回の視覚支援カードでは、

話題を電車の駅にしました。

🚃

🏫 学校駅

↓

🎮 ゲーム駅

↓

🌙 夢駅

↓

🏠 家駅

↓

📅 昨日駅

話し始める前に

「学校駅です!」

「ゲーム駅です!」

「昨日駅です!」

と言ってから話します。

すると、

聞く人は

「あ、学校の話なんだ!」

と安心して聞けます。

視覚支援カード(無料公開)

「おはなしでんしゃ」視覚支援カード

お話電車視覚支援カード(男の子)

お話電車視覚支援カード(女の子)

使い方

① 話す前に駅を決める

まず、

「今日はどこの駅?」

と聞きます。

子どもが

🏫学校駅

🎮ゲーム駅

🌙夢駅

🏠家駅

📅昨日駅

を選びます。

② 「○○駅です!」と言う

例えば

「学校駅です!」

と言ってから話します。

これだけで、

聞く人は話の準備ができます。

③ 話題が変わるとき

途中でゲームの話になったら

🚉

「つぎはゲーム駅!」

と言ってから話します。

これがポイントです。

家でできる遊び

おはなし駅ゲーム

親が駅長になります。

「次はどこの駅ですか?」

と聞き、

子どもは

「学校駅!」

「夢駅!」

など答えます。

駅が決まったら話し始めます。

ゲーム感覚なので、小学校低学年でも楽しみながら練習できます。

今日のニュースと組み合わせよう

以前紹介した

「今日のニュースカード」

とも相性抜群です。

例えば

🏫学校駅

↓

どこで?

↓

だれが?

↓

なにをした?

↓

どう思った?

という流れで話すと、

自然と順番も身につきます。

我が家で感じたこと

我が家でも、

以前は

「えっ?」

「何の話?」

「学校?」

「ゲーム?」

と聞き返すことがよくありました。

でも、

「最初に駅を教えてね。」

と伝えるようになると、

「学校駅!」

「昨日駅!」

と言ってから話すことが増え、

聞き返す回数が少しずつ減ってきました。

子どもにとっては、

「話を整理する」より、「駅を選ぶ」

という方が分かりやすかったようです。

よくある質問

話が飛ぶのは発達障害ですか?

必ずしも発達障害とは限りません。

幼児や小学校低学年では、思いついたことを次々に話すことはよくあります。

一方で、ASD(自閉スペクトラム症)やADHDなどの特性があるお子さんでは、

頭の中で話題が連想的につながりやすく、話が飛んでしまうこともあります。

大切なのは、「話が飛ぶ=発達障害」と決めつけるのではなく、子どもに合った伝え方を一緒に練習することです。

小学校1年生で話がまとまらないのは普通ですか?

はい、珍しいことではありません。

小学校1年生は、語彙が増えて話したいことがたくさん出てくる時期です。

そのため、話す内容が前後したり、途中で別の話題になったりすることがあります。

経験を重ねながら、少しずつ相手に伝わる話し方を身につけていきます。

話を最後まで聞いてもらうにはどうしたらいいですか?

例えば、

  • 「学校の話!」
  • 「ゲームの話!」
  • 「昨日の話!」

と最初に言うだけで、聞く人は話の内容をイメージしやすくなります。

さらに「おはなしでんしゃ」を使って、「学校駅」「ゲーム駅」と話題を整理すると、より伝わりやすくなります。

会話が続かない子にも使えますか?

はい、会話が苦手なお子さんにもおすすめです。

「何を話せばいいか分からない」という子でも、

  • 学校駅
  • 家駅
  • ゲーム駅

など、話題を選ぶだけで会話を始めやすくなります。

会話のきっかけ作りとしても活用できます。

支援級でも使えますか?

もちろん使えます。

支援級では、視覚的に分かりやすい教材が役立つ場面が多くあります。

「おはなしでんしゃ」は、話題を見える化できるため、朝の会や個別学習、ことばの学習などでも活用しやすい教材です。

家庭で毎日どれくらい練習すればいいですか?

1日1〜3分程度でも十分です。

食事中や学校から帰ってきたときに、

「今日はどこの駅?」

と聞くだけでも練習になります。

毎日少しずつ続けることで、自然と話題を整理する力が育っていきます。

幼児でも使えますか?

はい、年中・年長頃から使いやすい内容です。

言葉が増えてきた幼児なら、

「学校駅!」

「公園駅!」

「おうち駅!」

など、遊び感覚で取り組めます。

文字が読めなくても、イラストを見ながら使えるよう工夫するとさらに分かりやすくなります。

兄弟で遊びながら使えますか?

はい、ゲーム感覚で楽しめます。

例えば、

お兄ちゃんが駅長になって、

「次はどこの駅ですか?」

と聞き、弟や妹が答える遊びがおすすめです。

家族みんなで取り組むことで、楽しく会話の練習ができます。

作文の練習にもなりますか?

はい、作文や日記を書く力にもつながります。

話題を整理して話せるようになると、

「何を書けばいいか」

も考えやすくなります。

「学校駅」で話した内容を、そのまま作文や日記に書く練習にもおすすめです。

学校でも使えますか?

はい、ご家庭だけでなく学校でも活用できます。

朝の会のスピーチや国語の「話す・聞く」の学習、支援級でのコミュニケーション活動など、さまざまな場面で使えます。

先生と保護者が同じカードを使うことで、家庭と学校で共通した支援がしやすくなるのもメリットです。

まとめ

話題が急に切り替わる子は、

話す力がないのではありません。

頭の中で次々と話がつながるほど、

話したいことがたくさんある子なのです。

だからこそ、

「学校駅です!」

「ゲーム駅です!」

のように、

最初に「話の看板」を出すことで、

聞く人も安心して話を聞けるようになります。

「今はどこの駅かな?」

と親子で楽しみながら練習すると、

少しずつ話を整理して伝える力が育っていきます。

ぜひ、ご家庭や学校で

「おはなしでんしゃ」

を活用してみてください。

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  • この記事を書いた人
しょうがなすこのプロフィールイラスト

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 小学生と未就学児の兄弟を育てている母です。長男にはASD・ADHD・DCD・吃音があり、療育や学校生活、家庭での関わりを通して、さまざまな困りごとに向き合ってきました。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、実際の子育て経験をもとに、家庭・学校・療育で使える視覚支援カードや無料教材、子育ての工夫を発信しています。 「ことばだけでは伝わりにくい」「次に何をすればよいか分からない」「学習につまずいている」など、その子に合う「分かる方法」を一緒に見つけられる場所を目指しています。 子育ての困りごとが少しでも軽くなりますように。どうぞ気軽に読んでいってください☺️

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