目次
はじめに|「支援級の1日」って実際どんな感じ?
支援級に通う、息子の1日の流れ【タイムスケジュール】
朝の会|見通し確認で安心してスタート
1時間目〜3時間目|少人数で学習
中休み|実はトラブルも起きやすい時間
4時間目〜5時間目|疲れが出やすい時間帯
給食|感覚過敏や偏食への配慮
昼休み|友達との関わりを学ぶ時間
掃除・自由時間|切り替え練習にもなる
帰りの会|忘れ物確認と振り返り
放課後等デイサービスのお迎え
放課後等デイサービス(放デイ)で過ごす
帰宅
帰宅後
放課後デイサービスでの過ごし方
支援級の1日は普通級とどう違う?
実際に通わせて感じたメリット
親として大変だったこと・不安だったこと
支援級の1日を見て感じたこと
まとめ|支援級は「安心して過ごす工夫」が多かった
はじめに
「支援級に通う1年生って、1日どんなふうに過ごしているの?」
入学前、私はそれが全く想像できませんでした。
- 勉強についていける?
- 普通級と何が違う?
- 落ち着いて過ごせる?
- 登下校は大丈夫?
- 放課後等デイサービス(放デイ)はどんな感じ?
実際に通い始めるまでは、不安でいっぱい。
今回は、情緒支援級に通う息子のリアルな1日の流れを紹介します。
これから就学相談をする方や、支援級を検討している方の参考になればうれしいです。
支援級に通う、息子の1日の流れ【タイムスケジュール】
朝のスケジュール|登校前も実はバタバタ
6:30 起床
朝は少しだけの余裕を持って起床しています。
ただ、学校はかなりエネルギーを使うので、
「朝から急かしすぎない」ことを意識しています。
特に発達特性がある子は、
✔ 切り替え
✔ 着替え
✔ 準備
✔ 見通し
に時間がかかることもあります。
そのため我が家では、朝は少しだけ余裕を持ったスケジュールにしています。
それでもバタバタです。
~7:00 朝ごはん
朝ごはんはなるべく毎日食べるようにしています。
学校は想像以上に体力を使うので、朝食を食べないと疲れやすくなることも。
ただ、「朝は食べられない」こともありますよね。
我が家も「食べられるものを少しでも」を意識しています。
パン、ヨーグルト、フルーツ、バナナなど。
~7:30 登校準備
- 着替え
- 持ち物確認
などを行います。
YouTubeを見ながら、テンションをあげさせながら準備してます。
自主的にしてほしいところですが、親が全自動で準備させる日も。
7:35~7:45 自宅出発
今のところ、靴箱までの付き添いで、登校しています。
遅く家を出ると、親も子供も焦ってイライラしてしまうので、できるだけ早めに出たいところ。
特に雨の日は、5分は早くしたいところです。
8:15~8:25 朝の会(出欠確認・健康観察)
まずは朝の会からスタート。
- 出欠確認
- 健康観察
- 今日の予定確認
などを行います。
支援級では、
✔ 1日の見通しを確認する
✔ 不安を減らす
✔ 気持ちを切り替える
ことを大切にしている印象があります。
「今日は何をするのか」が分かるだけでも、安心して過ごせる子は多いそうです。
8:25~9:10 1時間目
国語や算数など、学習の時間です。
支援級は、
- 少人数
- 声かけが多い
- ペース調整がしやすい
という特徴があります。
息子は普通級だと周囲の刺激で集中が切れやすいタイプですが、
支援級では比較的落ち着いて取り組めています。
9:15~10:00 2時間目
交流級へ行くこともあります。
学校によって違いますが、
- 音楽
- 図工
- 体育
- 道徳
- 生活
- 図書
などは交流級で参加するケースも多いようです。
息子も交流級へ行く時間がありますが、
「国語、算数は支援級だね。」
「その次の生活は交流級だね。」
と事前に確認できることで安心しています。
10:05~10:50 3時間目
この時間帯になると、疲れが出やすい子もいます。
支援級では、
- 少し休憩する
- クールダウンする
- 別室で落ち着く
など、柔軟に対応してもらえることがあります。
「ずっと頑張り続ける」のではなく、
✔ 子どもの特性に合わせる
✔ 無理をさせすぎない
という配慮を感じています。
10:50~11:05 中休み
中休みは子ども達にとって大切な時間。
ただ、
- 友達との距離感
- ルール理解
- 切り替え
が難しい子にとっては、トラブルが起きやすい時間帯でもあります。
息子も最初は疲れやすく、刺激が強すぎることがありました。
少しずつ先生にサポートしてもらいながら経験を積んでいます。
11:05~11:50 4時間目
4時間目になると集中力が切れてくることも。
支援級では、
- 視覚支援
- 個別声かけ
- 作業量調整
など、子どもに合わせた支援を受けられることがあります。
「できない」ではなく、
どうしたら参加しやすいかを考えてくれる環境は、本当にありがたいと感じています。
11:55~12:40 5時間目
高学年になると5校時・6校時が増えていきます。
低学年のうちは、
「学校に慣れる」
だけでもかなりエネルギーを使います。
そのため、帰宅後に疲れが爆発することもありました。
12:40~13:25 給食
給食は、
- 偏食
- 感覚過敏
- 食べるペース
など、特性が出やすい時間でもあります。
息子は、
不器用でお箸が使えるか心配していましたが、
なんとか大丈夫でした。
野菜も苦手でしたが、皆と一緒なら食べれているようです。
食べるスピードが遅いことと、牛乳が苦手で半分残していることが課題です。
無理に完食を求めすぎず、安心して食べられる環境を作ってもらっています。
13:25~13:50 昼休み
昼休みは、
- 鬼ごっこ
- 遊具
- おしゃべり
- 絵本
など、子ども同士の関わりが増える時間です。
支援級では、必要に応じて先生がフォローしてくれることもあります。
友達付き合いが苦手な息子にとっては、こうした支援が本当に助かっています。
13:50~14:00 掃除
掃除も大事な学習のひとつ。
- 役割分担
- 協力
- 手順理解
などを学ぶ機会になっています。
交流級で掃除をしてもいいし、支援級で掃除をしてもいいそうです。
14:05~14:15 自由時間
少し自由時間があることで、
✔ 気持ちを落ち着ける
✔ 切り替える
✔ 好きなことでリラックスする
ことができます。
支援級でも、こうした「余白」が意識されているように感じます。
14:15~14:30 帰りの会(5時間授業の日)
5時間で下校の日はここで終了。
- 今日の振り返り
- 明日の確認
- 忘れ物チェック
などを行います。
見通し確認があることで、安心して帰宅できる子も多いそうです。
放課後デイサービスへ
14:30~ 放課後等デイサービス(放デイ)のお迎え
学校までお迎えに来てもらっています。
学校→放デイへの移動サポートがあることで、
親の負担も、子どもの負担もかなり減っています。
下校の心配をしなくていいところに、メリットを感じています。
15:00~17:30 放課後等デイサービス(放デイ)で過ごす
放課後等デイサービスでは、
- 宿題
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)
- 遊び
- 集団活動
- 自由
などを行っています。
学校でも、家でもない、安心できる居場所の一つになっています。
帰宅後のスケジュール|バタバタで眠さと疲れとの勝負
17:30~18:00 帰宅
放課後デイサービスから帰宅。
帰宅後はかなり疲れていることもあります。
学校+集団生活+放デイは、大人が思う以上にエネルギーを使うようです。
最初の1か月は帰宅後に、
- 不機嫌
- 癇癪
- ぼーっとする
など、「頑張った反動」が出ることもありました。
そのため我が家では、
✔ 頑張らせすぎない
✔ 家では安心して過ごせるようにする
✔ 「今日も学校、放デイ行けたね」を大事にすることを意識しています。
18:30 休憩・ゲーム
帰宅後はまず休憩時間。
我が家では、ゲーム時間も「気持ちを切り替える時間」だと思っています。
学校でずっと頑張っているので、
✔ 好きなことをする
✔ 一人で落ち着く
✔ 頭を休める
時間も大事にしています。
19:00~20:30 ご飯・お風呂
この時間帯はかなりバタバタ。
疲れている日は、
- 食事が進まない
- 食事の途中で寝てしまう
- 寝てしまってなかなか起きない
こともあります。
特に小学校生活に慣れるまでは、
「家に帰ると電池切れ」
という日も少なくありませんでした。
20:30~21:00 宿題・勉強
✔ 短時間
✔ 無理しすぎない
✔ 「できた」を増やす
ことを意識しています。
学校と放デイでエネルギーを使い切っている日もあるので、
「できる分だけ」を目指しています。
21:00~22:00 自由時間
- 絵本
- おしゃべり
- 好きな遊び
- ゲーム
など、リラックスして過ごす時間です。
我が家では、寝る前はなるべく安心して過ごせるよう意識しています。
学校で頑張っている分、
「家は安心できる場所」
であってほしいと思っています。
22:00~22:30 就寝準備・絵本
遅くても22:30までには寝るようにしています。
ただ、学校生活に慣れない時期は、
- 興奮が残る
- 寝つけない
- 不安を話し始める
こともありました。
特に発達特性がある子は、疲れていても脳が興奮して寝付けないこともあるそうです。
そのため、
✔ 寝る前は刺激を減らす(寝る直前はYouTubeやゲームはしない)
✔ 落ち着く時間を作る
✔ 安心して眠れる環境を作る
ことを意識しています。
小学校生活を送ってみて感じたこと
入学前は、
「支援級って特別な場所なのかな…」
「学校の後に放デイって、疲れすぎないかな…」
と不安がありました。
でも実際の支援級は、
- 子どもの特性を理解しながら
- 無理をさせすぎず
- 少しずつ成長を支えてくれる
そんな場所だと感じています。
もちろん、学校によって支援内容や雰囲気は違うと思います。
それでも、
「うちの子には、こういう環境(支援級)が必要だったんだ」
と感じる場面はたくさんありました。
また、実際に通い始めてみると、意外だったこともあります。
それは、息子が放課後等デイサービスを思っていた以上に楽しんでいること。
学校や家とはまた違う安心できる場所になっているようで、
今では「心のよりどころ」のような存在になっています。
ただ、実際に小学校生活が始まってみると、想像以上に毎日がバタバタです。
特に感じるのは、
「小学校+放課後等デイサービスで、かなり時間がなくなる」
ということ。
学校が終わった後も、
- 放課後等デイサービス
- 帰宅
- ご飯
- お風呂
- 宿題
- 翌日の準備
と、気づけばあっという間に夜になります。
特に大変なのが、宿題や勉強時間の確保です。
放デイで宿題を見てもらえる日は、かなり助かっています。
ただ、それでも「音読だけは毎日ある」という家庭も多いのではないでしょうか。
我が家も、
「疲れている中で、どうやって宿題をやるか」
は毎日の課題です。
学校だけでもかなりエネルギーを使っているので、
- 集中が切れる
- イライラする
- ぼーっとする
- 「もうやりたくない」が出る
こともあります。
そのため最近は、
「完璧にやる」
よりも、
✔ まず学校へ行けた
✔ 今日も頑張った
✔ 少しでも取り組めた
ことを大事にするようになりました。
入学前は、
「勉強についていけるかな」ばかり気にしていました。
でも今は、
「安心して学校へ通えること」
その大切さを実感しています。
よくある質問
支援級ではずっと別教室で過ごしますか?
学校や子どもの特性によります。
交流級で授業を受ける時間がある学校も多いです。支援級は勉強が遅れますか?
授業ペースが違う場合はあります。
ただ、子どもに合った方法で学べるメリットも大きいです。支援級の人数は何人くらいですか?
学校によって違いますが、少人数で落ち着いて学べる環境が多いです。
支援級でも友達はできますか?
できます。
ただ、関わり方にサポートが必要な子もいます。支援級はどんな子が通っていますか?
ASD、ADHD、情緒面の不安、発達特性など、さまざまな子が通っています。
支援級と普通級はどう違いますか?
少人数・個別支援・見通し確認など、配慮が多い点が違います。
支援級でも給食はみんなと食べますか?
学校によります。
交流級で食べる場合もあります。支援級は途中で普通級に戻れますか?
可能な場合もあります。
学校・教育委員会との相談になります。放課後デイサービスは必須ですか?
必須ではありません。
家庭や子どもの状況に合わせて利用されています。支援級にしてよかったですか?
我が家では「安心して学校へ行ける」が大きなメリットでした。
まとめ|支援級の1日は「安心して過ごす工夫」がたくさん
支援級では、
✔ 見通しを立てる
✔ 少人数で学ぶ
✔ 必要な支援を受ける
✔ 無理をさせすぎない
など、子どもが安心して学校生活を送るための工夫がたくさんあります。
入学前は不安も大きいですが、
「実際の1日」を知ることで、少しイメージしやすくなるかもしれません。
この記事が、支援級を検討している方の参考になればうれしいです。