「どうしてやさしくできないの?」と思うことはありませんか?
「友達が困っていても、そのまま通り過ぎてしまう…」
「転んだ子を見ても、どうしたらいいか分からない…」
「相手の気持ちを考えることがまだ難しい…」
そんな悩みはありませんか?
幼児や小学校低学年では、友達との関わりを通して、「思いやり」や「やさしさ」を少しずつ学んでいきます。
しかし、
- 相手の気持ちが想像しにくい
- 助けたいけれど行動できない
- 自分のことで精いっぱいになる
- 「どう声をかければいいの?」と迷ってしまう
という子は少なくありません。
特に、
- ASD・ADHDのあるお子さん
- 発達がゆっくりなお子さん
- 人との関わりを学んでいる途中のお子さん
は、「やさしくしたい」という気持ちがあっても、行動につながらないことがあります。
そこで今回は、
「こまったことがあると やさしくなれる」視覚支援カードを無料公開します。
自分が困った経験は、決して無駄ではありません。
困った経験があるからこそ、人の気持ちが分かり、やさしくなれる。
そんなことを、イラストで分かりやすく伝えられる教材です。
視覚支援カードで伝えたいこと
カードでは、
① 男の子が転んでしまう
↓
② 以前、自分も転んで助けてもらったことを思い出す
↓
③ 転んだ友達に「だいじょうぶ?」と手を差し伸べる
という流れで、
自分の経験が、思いやりにつながることを視覚的に伝えます。
「困った経験」はつらいものですが、その経験があるからこそ、同じように困っている人の気持ちに気付けることがあります。
困った経験は、やさしさを育てる
誰でも、
- 転んで痛かった
- 難しくて困った
- 失敗して悲しかった
という経験があります。
その経験があるから、
「この子も痛いよね。」
「困っているんだね。」
と相手の気持ちを想像しやすくなります。
つまり、
自分が困った経験は、やさしさの種になるのです。
家庭でできる声かけ
友達を助けられたときは、
〇「やさしく声をかけられたね。」
〇「助けてもらったらうれしいよね。」
〇「きっとお友達も安心したね。」
と、行動を具体的に褒めてあげましょう。
もし助けられなかったときも、
✕「どうして助けないの!」
ではなく、
〇「自分が転んだとき、どんな気持ちだった?」
〇「どんな言葉をかけてもらえたらうれしいかな?」
と、自分の経験と結び付けて考えられるようにすると、思いやりの気持ちが育ちやすくなります。
我が家でもありました
我が家の息子も、小さい頃は友達が困っていても、どうしたらいいのか分からず、そのまま見ていることがありました。
でも、自分が転んだときに先生や友達から
「だいじょうぶ?」
と声をかけてもらった経験を重ねるうちに、
今度は自分から
「だいじょうぶ?」
と声をかける姿が見られるようになりました。
子どもは、自分が受けたやさしさを少しずつ周りにも返せるようになります。
だからこそ、
困った経験も、子どものやさしさを育てる大切な経験なのだと感じています。
【無料公開】スマートフォンから画像を保存して、そのまま印刷できる


今回紹介した
【無料公開】【友達にやさしくできない子に】「こまったことがあると やさしくなれる」視覚支援カード|幼児・小学校低学年向け
は、ご家庭や保育園・幼稚園・学校・放課後等デイサービスなどで自由にご活用いただけます。
こんなお子さんにおすすめ
- 友達にやさしく接することが苦手
- 相手の気持ちを考える練習をしたい
- 「だいじょうぶ?」と声をかけるきっかけを作りたい
- 思いやりの心を育てたい
- ソーシャルスキルを育てたい
よくある質問
やさしさは教えることができますか?
はい。
やさしさは、生まれつきの性格だけで決まるものではありません。
周りの人からやさしくしてもらった経験や、自分が困った経験を振り返ることで、少しずつ育っていきます。
友達を助けることを無理に促してもいいですか?
無理に行動させる必要はありません。
まずは、
「どんな気持ちだったかな?」
「どんな言葉ならうれしいかな?」
と一緒に考えることから始めましょう。
気持ちを想像する経験を重ねることで、自然と行動につながりやすくなります。
まとめ
困った経験は、決して無駄ではありません。
その経験があるからこそ、
人の気持ちに気付き、
やさしくできるようになります。
ぜひ、ご家庭や学校で視覚支援カードを活用しながら、
「こまったことがあると やさしくなれる」
というメッセージを、お子さんへ伝えてみてください。