支援級・小学校

【小1の休み時間が苦手な子へ】塗り絵が配られる理由|新一年生が安心して過ごす工夫

小1の休み時間に塗り絵をして安心して過ごす新一年生のイラスト

はじめに|「なんで休み時間に塗り絵?」と思った話

小学校に入学してから、息子の交流級では、休み時間になると先生がクラス全員に塗り絵を配ってくれているそうです。

最初に聞いたとき、私は少し不思議に思いました。

「なんで毎日塗り絵なんだろう」

「休み時間は自由に遊ばなくていいのかな」

「ずっと座ってばかりで大丈夫かな」

そんなふうに感じたんです。

でも実際に小学校生活が始まり、息子の様子を聞いていくうちに、1年生にとって休み時間の塗り絵には、たくさんの意味があるのだと感じるようになりました。

特に入学直後の新一年生にとって、休み時間はただの自由時間ではありません。

何をするか決める。

誰と過ごすか考える。

ルールを守る。

トラブルにならないようにする。

チャイムで切り替える。

これらは、大人が思う以上に難しいことです。

この記事では、わが家の体験をもとに、小1の休み時間に塗り絵が配られる理由や、発達特性がある子にも合いやすい理由を保護者目線でまとめます。

※この記事には広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。実際の体験をもとに、わが家で役立った考え方や選び方を紹介しています。

結論|塗り絵は「安心して休み時間を過ごすための選択肢」だった

先に結論から言うと、休み時間の塗り絵は、ただの暇つぶしではありませんでした。

新一年生が安心して学校生活に慣れるための、やさしい工夫だったのだと思います。

塗り絵があることで、

  • 何をしていいか分からない時間が減る
  • 友達トラブルが起きにくい
  • 教室で落ち着いて過ごせる
  • 疲れすぎを防ぎやすい
  • 会話のきっかけになる
  • 発達特性がある子も参加しやすい

というメリットがあると感じました。

もちろん、外遊びや友達との関わりも大切です。

でも、入学直後の子どもにとっては、自由に遊ぶことだけが正解ではないのだと感じました。

小1の休み時間は「自由」が難しいこともある

大人から見ると、休み時間は自由で楽しい時間に見えます。

でも、小学1年生にとっては、実はかなり難しい時間でもあります。

休み時間には、

  • 何をして遊ぶか決める
  • 誰と遊ぶか考える
  • 「入れて」と言う
  • ルールを理解する
  • 負けても気持ちを切り替える
  • チャイムで終わる
  • 次の授業に戻る

といった力が必要です。

入学したばかりの子どもにとって、これはけっこう高度です。

特に、

  • 初めての環境に緊張しやすい子
  • 友達との距離感が難しい子
  • 遊びのルール理解が苦手な子
  • 切り替えが苦手な子
  • 疲れやすい子
  • 感覚過敏がある子

にとって、休み時間は楽しいだけでなく、疲れやすい時間にもなります。

息子も、お友達と関わることは好きですが、距離感やタイミングが難しいことがあります。

だからこそ、「休み時間どうしているんだろう」という不安がありました。

そんな中で、塗り絵という落ち着いて過ごせる選択肢があることは、親としても安心材料になりました。

休み時間に塗り絵が配られる理由

1. 「何をしていいか分からない」を防げる

休み時間に何をしていいか分からない小1の子に塗り絵という選択肢を示す先生のイラスト

1年生の中には、休み時間になると、

「何をすればいいの?」

「誰と遊べばいいの?」

と困ってしまう子もいます。

自由時間は、自由だからこそ難しいんですよね。

塗り絵があると、

  • とりあえずやることがある
  • 席で安心して過ごせる
  • 手持ち無沙汰になりにくい
  • 先生に何度も聞かなくて済む

という安心感があります。

特に入学直後は、学校にいるだけでも疲れます。

「休み時間はこれをしてもいい」という選択肢があるだけで、過ごしやすくなる子は多いのではないかと思いました。

2. 友達トラブルが減りやすい

1年生のトラブルは、遊びの中で起きやすいです。

たとえば、

  • 鬼ごっこで押した、押された
  • ルールが分からず揉めた
  • 「入れて」が言えなかった
  • 順番でケンカになった
  • テンションが上がりすぎた

などです。

もちろん、こうした経験も成長には必要です。

でも、入学直後はまだ学校生活に慣れていない時期です。

毎回トラブルになると、子どもも先生も疲れてしまいます。

塗り絵のような静かな活動があることで、

  • 興奮しすぎにくい
  • 教室内が落ち着きやすい
  • 友達との距離が近すぎるトラブルを防ぎやすい
  • 「遊びに入れない」不安を減らしやすい

というメリットがあると感じました。

3. 静かに過ごす練習になる

小学校では、遊ぶ力だけでなく、静かに過ごす力も必要になります。

  • 座って待つ
  • 順番を待つ
  • チャイムまで過ごす
  • 次の授業へ気持ちを切り替える

こうした力は、すぐに身につくものではありません。

塗り絵は、自分のペースで取り組めて、正解もありません。

「ここは赤じゃないとダメ」

「上手に塗らないとダメ」

というものではないので、低学年でも取り組みやすい活動です。

手を動かしながら落ち着く時間にもなりやすく、気持ちのクールダウンにもつながるのだと思いました。

4. 発達特性がある子にも参加しやすい

これは、わが家が特にありがたいと感じた部分です。

休み時間の外遊びや集団遊びには、いろいろな力が必要です。

  • コミュニケーション力
  • ルール理解
  • 運動面
  • 切り替え
  • 空気を読む力
  • 友達との距離感

息子のように、友達との関わりは好きだけれど距離感が難しい子にとって、休み時間は少しハードルが高いこともあります。

でも塗り絵なら、

  • 一人でもできる
  • 近くの子と同じ活動を共有できる
  • 会話が苦手でも参加しやすい
  • 不器用でも楽しめる
  • 「みんなと同じものを持っている」安心感がある

という良さがあります。

集団遊びに入るのが難しい子でも、同じ塗り絵を持っているだけで、クラスの中に参加している感覚を持ちやすいのかもしれません。

5. 疲れすぎを防げる

新一年生は、毎日とても頑張っています。

授業だけでなく、

  • 朝の登校
  • 荷物の準備
  • 先生の話を聞く
  • 友達との関わり
  • 給食
  • 掃除
  • 下校や放課後の予定

すべてが新しいことばかりです。

その中で、休み時間まで全力で遊ぶと、疲れがたまりすぎる子もいます。

特に、

  • ASD傾向
  • ADHD傾向
  • HSC気質
  • 感覚過敏
  • 疲れやすい子
  • 入学直後に緊張が強い子

には、教室で静かに過ごせる時間が必要なこともあります。

休み時間に塗り絵があることで、「遊ばなきゃ」ではなく「休んでもいい」という空気ができるのは、大きいと感じました。

6. 毎日の小さな楽しみになる

息子の交流級では、毎日違う塗り絵が配られるそうです。

ある日はキャラクター。

ある日は季節のイラスト。

ある日は動物や乗り物。

息子も、

「今日は何かな」

「この絵、好き」

「明日は何かな」

と楽しみにしている様子がありました。

小学校に入ったばかりの子どもにとって、「学校に楽しみがある」というのはとても大事です。

勉強が楽しい。

給食が楽しみ。

友達に会える。

休み時間の塗り絵が楽しみ。

どんな小さなことでも、「学校に行く理由」が一つあるだけで、朝の気持ちが少し軽くなることがあります。

7. 友達との会話のきっかけになる

同じ塗り絵をきっかけに友達と会話する小学1年生のイラスト

塗り絵は、一人で黙々とするだけの活動ではありません。

同じプリントを持っていることで、自然に会話が生まれやすいです。

たとえば、

「今日は何の絵だった?」

「何色にした?」

「ここ虹色にしたよ」

「そのキャラクター好き」

「次は何がいい?」

こんな会話ができることもあります。

1年生は、まだ友達に話しかけるのが苦手な子も多いです。

でも、共通の話題があると話しやすくなります。

「一緒に遊ぼう」はハードルが高くても、「何色にした?」なら言いやすい子もいると思います。

息子のように、人と関わりたい気持ちはあるけれど、入り方が難しい子にとって、塗り絵は会話のきっかけになる活動だと感じました。

もちろん、外遊びがダメという意味ではない

ここは誤解しないでほしいところです。

塗り絵が良いからといって、外遊びがいらないわけではありません。

外遊びには、

  • 体を動かす
  • 友達と関わる
  • ルールを学ぶ
  • 勝ち負けを経験する
  • 体力をつける

といった大切な意味があります。

ただ、すべての子が毎回外遊びを楽しめるわけではありません。

入学直後は、まず学校に慣れるだけで精一杯の子もいます。

だからこそ、

「外で遊んでもいい」

「教室で塗り絵をしてもいい」

という選択肢があることが大切なのだと思います。

休み時間は、子どもが安心して次の授業に向かうための時間でもあります。

その子に合った過ごし方を選べることが、学校生活の安定につながるのかもしれません。

家でも「安心して過ごす仕組み」として使える

帰宅後に塗り絵でクールダウンする小1の子どもと見守る母のイラスト

この経験から、塗り絵は家庭でも使いやすいなと感じました。

たとえば、

  • 帰宅後にクールダウンしたいとき
  • 宿題前に気持ちを整えたいとき
  • きょうだいの待ち時間
  • 病院や外出先での待ち時間
  • 雨の日の室内遊び
  • 寝る前の落ち着く時間

などです。

ポイントは、「上手に塗ること」を目的にしないこと。

きれいに塗れたかよりも、

  • 落ち着いて過ごせた
  • 自分で選べた
  • 好きな色を使えた
  • 少し気持ちが切り替わった

ことを大切にすると、塗り絵は子どもにとって安心できる活動になりやすいです。

家で用意しておくと便利だったもの

家庭で塗り絵を取り入れるなら、特別なものをたくさん用意しなくても大丈夫です。

あると便利なのは、

  • 色鉛筆
  • クーピー
  • クレヨン
  • ぬりえプリント
  • ファイルやケース
  • 小さめのお道具箱
  • 持ち運び用ポーチ

あたりです。

低学年の場合は、折れにくい色鉛筆や、握りやすいクーピーなども使いやすいと感じます。

また、プリントが散らばりやすい場合は、ファイルやケースにまとめておくと、子どもが自分で選びやすくなります。

ここは商品リンクを入れやすい場所です。

入れるなら、

  • 色鉛筆
  • クーピー
  • ぬりえ本
  • お道具箱
  • プリント収納ファイル

が自然です。

無料教材への導線を入れるなら、ここで、

「わが家では、短時間で取り組める小さなぬりえも使いやすいと感じています」

として、無料ぬりえ記事へつなげるとかなり自然です。

よくある質問

小1の休み時間に塗り絵ばかりで大丈夫ですか?

ずっと塗り絵だけで過ごす必要はありません。ただ、入学直後は学校生活に慣れることが大切なので、安心して過ごせる選択肢があることはメリットだと感じます。

外遊びをしなくなる心配はありませんか?

子どもによります。疲れている日は室内で塗り絵、元気な日は外遊びなど、自分に合った過ごし方を選べることが大切だと思います。

なぜ小学校で塗り絵が配られるのですか?

新一年生が安心して過ごせるようにするため、友達トラブルを減らすため、静かに過ごす練習にするためなど、さまざまな意図があると考えられます。

発達障害の子にも塗り絵は向いていますか?

向いている場合があります。一人でも取り組みやすく、会話が苦手な子でも参加しやすい活動です。ただし、手先の不器用さや色へのこだわりがある子もいるので、無理にやらせる必要はありません。

休み時間に一人で塗り絵をしているのは問題ですか?

本人が安心して過ごせているなら、必ずしも問題とは限りません。特に新一年生は、まず学校に慣れることが大切です。

塗り絵は学習面にも意味がありますか?

色を選ぶ、手先を使う、枠を意識する、集中するなど、さまざまな力を使っています。楽しみながら取り組める活動の一つです。

男の子でも塗り絵を楽しめますか?

楽しめます。恐竜、乗り物、動物、キャラクターなど、好きなテーマがあると取り組みやすい子も多いです。

塗り絵が好きだと幼いのでしょうか?

そんなことはありません。低学年では人気の活動の一つですし、大人でも塗り絵をリラックス目的で楽しむ人はいます。

家でも塗り絵を取り入れるなら、いつがよいですか?

帰宅後のクールダウン、宿題前、待ち時間、寝る前など、気持ちを落ち着けたいタイミングに使いやすいです。

どんな塗り絵を選べばいいですか?

子どもが好きなテーマで、細かすぎないものがおすすめです。短時間で完成しやすい塗り絵だと、達成感につながりやすいです。

まとめ|塗り絵は、学校生活に慣れるためのやさしい工夫だった

最初は不思議だった、休み時間の塗り絵。

でも今は、新一年生が安心して学校生活に慣れるための、先生の工夫だったのだと感じています。

塗り絵には、

  • やることが分かりやすい
  • 落ち着いて過ごせる
  • 友達トラブルを減らしやすい
  • 発達特性がある子も参加しやすい
  • 疲れすぎを防ぎやすい
  • 会話のきっかけになる

という良さがあります。

もちろん、外遊びも大切です。

でも、休み時間の過ごし方は一つではありません。

元気に外で遊ぶ日があってもいい。

教室で静かに塗り絵をする日があってもいい。

大切なのは、その子が安心して学校で過ごせることだと思います。

新一年生にとって、学校は初めてのことだらけです。

その中で、「今日は何の塗り絵かな」と思える小さな楽しみがあることは、思っていた以上に大きな支えになるのかもしれません。

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しょうがなすこのプロフィールイラスト

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 小学生と未就学児の兄弟を育てている母です。長男にはASD・ADHD・DCD・吃音があり、療育や学校生活、家庭での関わりを通して、さまざまな困りごとに向き合ってきました。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、実際の子育て経験をもとに、家庭・学校・療育で使える視覚支援カードや無料教材、子育ての工夫を発信しています。 「ことばだけでは伝わりにくい」「次に何をすればよいか分からない」「学習につまずいている」など、その子に合う「分かる方法」を一緒に見つけられる場所を目指しています。 子育ての困りごとが少しでも軽くなりますように。どうぞ気軽に読んでいってください☺️

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