「分からない」のに、「たすけて」が言えない…。
「困っているのに黙ってしまう…」
「分からなくても先生に聞けない…」
「泣いてしまうけれど、『たすけて』とは言えない…」
そんな悩みはありませんか?
幼児や小学校低学年では、自分で困ったことを伝える力を少しずつ身につけていきます。
しかし、
- 分からなくても我慢してしまう
- 助けを求めるのが恥ずかしい
- どう言えばいいのか分からない
- 困っていても黙ってしまう
という子は少なくありません。
特に、
- ASD・ADHDのあるお子さん
- 発達がゆっくりなお子さん
- 真面目で頑張りすぎるお子さん
- 人に迷惑をかけたくないと思っているお子さん
は、「助けて」と言う前に一人で抱え込んでしまうことがあります。
そこで今回は、
「たすけて」が言える視覚支援カードを無料公開します。
「困ったら助けを求めてもいい。」
そんな安心感を、イラストで分かりやすく伝えられる教材です。
視覚支援カードで伝えたいこと
カードでは、
① 分からなくて困っている
↓
② 「たすけてください」
↓
③ 「だいじょうぶ。一緒にやってみよう。」
という流れで、
困ったときは、一人で頑張り続けなくてもいいことを伝えます。
助けを求めることは、弱いことではありません。
困ったときに周りの人へ伝えられることも、大切な力の一つです。
「助けて」が言えない理由
子どもが助けを求められない理由はさまざまです。
例えば、
- 「こんなこと聞いていいのかな」
- 「怒られるかもしれない」
- 「自分でやらないといけない」
- 「どう言えばいいか分からない」
など、不安や遠慮から言葉が出ないことがあります。
そのため、
「何で言わなかったの?」
ではなく、
「困ったら何て言えばいいかな?」
と、あらかじめ言葉を練習しておくことが大切です。
家庭でできる練習
普段から、
親「困ったら何て言う?」
子「たすけてください。」
親「いいね。」
このようなやり取りを遊び感覚で繰り返しておくと、本当に困った場面でも言葉が出やすくなります。
また、
- 「おしえてください。」
- 「もう一かいおねがいします。」
- 「できません。」
- 「てつだってください。」
など、状況に応じた言葉も一緒に練習すると安心です。
我が家でもありました
我が家の息子も、小さい頃は困っていても何も言えないことがありました。
分からなくても黙っていたり、涙が出たりして、
あとから「困っていた」と分かることも少なくありませんでした。
そこで、
「困ったら『たすけて』『手伝って』って言えば大丈夫だよ。」
と繰り返し伝え、家でも学校ごっこをしながら練習しました。
少しずつですが、
「せんせい、おしえてください。」
「たすけてください。」
と言える場面が増えてきました。
助けを求めることは、「できない人」になることではありません。
自分で困りごとを伝えられる、大切な力なのだと感じています。
【無料公開】スマートフォンから画像を保存して、そのまま印刷できる




今回紹介した
【無料公開】【「たすけて」が言えない子に】「たすけて」が言える視覚支援カード|幼児・小学校低学年向け
は、ご家庭や保育園・幼稚園・学校・放課後等デイサービスなどで自由にご活用いただけます。
印刷して、お子さんと一緒に確認しながら練習してみてください。
こんなお子さんにおすすめ
- 「たすけて」が言えない
- 分からなくても黙ってしまう
- 一人で頑張りすぎる
- 先生へ質問できない
- 困ったことを伝える練習をしたい
よくある質問
「助けて」と言うと甘えになりませんか?
いいえ。
子どもが適切に助けを求めることは、自立するために必要な力です。
一人で頑張り続けることだけが成長ではありません。
必要なときに周りの人へ助けを求められることも、大切な生活スキルです。
どんな場面で使えますか?
学校で問題が分からないときや、友達とのトラブル、家庭で難しいことがあったときなど、
さまざまな場面で活用できます。
まとめ
困ったときに「たすけて」と言えることは、子どもが安心して生活するための大切な力です。
「一人で頑張らなければいけない。」
そう思い込んでしまう前に、
「困ったら『たすけて』って言っていいんだよ。」
という安心感を伝えてあげましょう。
ぜひ、ご家庭や学校で視覚支援カードを活用しながら、「助けを求めることも大切な力」であることを育んでみてください。