やさしいってなあに?視覚支援カード
はじめに
「お友達に優しくしてね。」
保育園や幼稚園、小学校で、よく聞く言葉ですよね。
でも、
「優しいって何?」
「どうすれば優しいことになるの?」
と戸惑ってしまうお子さんも少なくありません。
幼児や小学校低学年では、「やさしさ」という言葉は知っていても、
どんな行動が優しいのかまでは、まだイメージできないことがあります。
特に、
- ASD・ADHDのあるお子さん
- 発達がゆっくりなお子さん
- 言葉をそのまま受け取りやすいお子さん
- 行動を具体的に教えてもらう方が理解しやすいお子さん
は、「優しくしてね。」だけでは伝わりにくいことがあります。
そこで今回は、
「やさしいって なあに?」が伝わる視覚支援カードを無料公開します。
言葉だけでは伝わりにくい「やさしさ」を、イラストで分かりやすく伝えられる教材です。
「やさしい」は見えないから難しい
「やさしい」という言葉は、とても素敵な言葉です。
しかし、
見ることはできません。
だからこそ、
子どもは
「何をすれば優しいの?」
と迷ってしまいます。
例えば、
- 泣いている友達に声を掛ける
- 困っている友達を手伝う
- 「ありがとう」と伝える
- 「どうぞ」と譲る
これらはすべて「やさしい行動」です。
つまり、
優しさは「行動」で伝わるものなのです。
やさしいって なあに?視覚支援カード【無料】
(ここに視覚支援カード)
カードの流れ
😊 お友達が泣いている
↓
🧻 ティッシュを渡す
↓
😊「だいじょうぶ?」
この3つの流れだけでも、
「優しいってこういうことなんだ。」
とイメージしやすくなります。
ご家庭での使い方
このカードを見ながら、
お子さんに質問してみましょう。
「この子はどうして泣いているのかな?」
↓
「どうしたら笑顔になるかな?」
↓
「ほかにも優しいことってあるかな?」
答えは一つではありません。
親子で考えることが大切です。
我が家でも使ってみました【体験談】
我が家でも、
「優しくしてね。」
とはよく言っていました。
でも、
「何をすれば優しいの?」
と聞かれると、うまく説明できないことがありました。
そこで、
「泣いていたらどうする?」
「困っていたらどうする?」
と、一つひとつ具体的な場面で話すようにしました。
すると、
「ティッシュを持っていく。」
「大丈夫?って聞く。」
など、子ども自身の言葉で答えられるようになってきました。
「優しい」という言葉だけではなく、行動で伝えることの大切さを改めて感じています。
「やさしい」は毎日見つけられる
優しい行動は、
特別なことではありません。
例えば、
- 「ありがとう」と言う
- ドアを押さえてあげる
- 落とした物を拾う
- 泣いている友達に声を掛ける
- 「どうぞ」と順番を譲る
どれも立派な優しさです。
一日に一つ見つけるだけでも十分です。
ぜひ、
「今日はどんな優しいことができたかな?」
と親子で話してみてください。
こんなお子さんにおすすめ
- 「優しくしてね。」だけでは伝わりにくい子
- 幼児・小学校低学年
- ASD・ADHD・発達がゆっくりなお子さん
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)をしたいご家庭
- 思いやりのある行動を具体的に学びたいお子さん
よくある質問(FAQ)
何歳から使えますか?
イラストが理解できる3〜4歳頃から、小学校低学年まで活用できます。
ASDの子にも向いていますか?
はい。
「優しくしてね」という抽象的な言葉ではなく、
「どう行動すればよいか」をイラストで示すため、
視覚的な支援を必要とするお子さんにも使いやすい内容です。
家庭ではどのように使えばいいですか?
カードを見ながら、
「この後どうする?」
「他にはどんな優しいことがあるかな?」
と会話を広げると、日常生活の場面にも結び付きやすくなります。
まとめ
「やさしいって なあに?」
この質問に、言葉だけで答えるのは意外と難しいものです。
でも、
泣いている友達にティッシュを渡す。
「大丈夫?」と声を掛ける。
そんな小さな行動を知ることで、子どもは少しずつ「優しさ」を理解していきます。
ぜひ、この視覚支援カードを使って、親子で「今日の優しい行動」を見つけてみてください。