はじめに
テレビ東京ドラマ「リーガルビート-逆転の法廷-」第2話を視聴しました。
第1話では、主人公・泰地空の吃音や周囲との関わりが丁寧に描かれていましたが、
第2話は、吃音そのものではなく、吃音のある人が日々どんな思いで言葉を選んでいるのか、
その「心」に焦点が当てられた内容でした。
今回は、吃音のある子どもを育てる親の視点から、第2話を見て感じたことを率直に書きたいと思います。
※この記事は第2話の感想です。
大きなネタバレはありません。
鈴鹿央士さんの吃音の演技がさらに自然になっていた
第2話でまず感じたのは、鈴鹿央士さんの吃音の演技がさらに自然になっていたことです。
第1話でも丁寧な役づくりを感じましたが、
第2話では、言葉に詰まる間や表情、話そうとする気持ちまで伝わってくるようで、より主人公に引き込まれました。
吃音は、ただ言葉を繰り返したり詰まったりするだけではありません。
「話したいのに話せない」というもどかしさや緊張感まで表現されていて、当事者家族としてとても印象に残りました。
第2話は吃音者の「心」を描いた神回だった
今回、特に心に残ったのは、吃音のある人の「心」に焦点が当てられていたことです。
主人公は、ドリンクを注文するとき、本当は「一つ」「二つ」と頼みたかったのに、
その言葉が言いにくくて、あえてたくさん注文してしまう場面がありました。
また、「数字で伝えれば済む」と分かっていても、自分の言葉で伝えたいという思いから、
あえて違う選択をする場面も描かれていました。
さらに、言いやすい言葉ばかりを選んでいると、
「自分に嘘をついているようで、生きづらい。」
そんな主人公の思いが語られる場面もありました。

「言いやすい言葉」に言い換える苦しさ
私はこれまで、吃音によって言葉が出にくいことや、話すことへの不安については考えることが多くありました。
でも、
「言いやすい言葉に言い換え続けること自体が苦しい。」
という心の葛藤は、このドラマを通して改めて考えさせられました。
吃音のある人が日常の中で、どんな思いを抱えながら言葉を選んでいるのか。
その「見えにくい心の葛藤」に光を当てた、とても印象的な内容だったと思います。
ストーリーも第1話以上に引き込まれた
第2話は、ドラマそのもののストーリーも第1話以上に面白く感じました。
法廷での展開だけでなく、人の気持ちに寄り添いながら真実に近づいていく流れに引き込まれ、
あっという間の1時間でした。
吃音というテーマだけに頼るのではなく、一つのリーガルドラマとしても見応えがあり、
今後の展開がますます楽しみになりました。
まとめ|第2話は吃音への理解がさらに深まる回だった
第2話は、鈴鹿央士さんの演技がさらに自然になっていただけでなく、
吃音のある人の「心の葛藤」が丁寧に描かれた、とても印象深い回でした。
「話せない苦しさ」だけではなく、
「言いやすい言葉を選び続ける苦しさ」
まで描いたドラマは、これまであまり見たことがありません。
吃音のある子どもを育てる親である私にとっても、私自身も、これまで気づいていなかった思いがありました。

これから主人公が弁護士としてどのように成長していくのか。
そして、吃音と向き合いながら一歩ずつ前に進んでいく姿がどのように描かれるのか。
次回も引き続き視聴し、当事者家族の視点から感じたことを書いていきたいと思います。
第3話ではどんな描写があるのか、今から楽しみです。