視覚支援

【子どもの自信を育てる】人生は自分の選択でつくられる|自己肯定感と自己信頼感が育つ考え方

人生は自分の選択でつくられる視覚支援カード

はじめに

「どうして、うちの子は自信がないんだろう。」

「失敗すると、すぐに『もうやらない』と言ってしまう……。」

そんなことはありませんか?

私も、子どもが少し失敗しただけで、

「できない。」

「もう無理。」

と言う姿を見て、

「もっと自信を持ってほしいな。」

と思ったことが何度もあります。

でも、あるとき気付きました。

子どもの自信は、

「すごいね。」

「えらいね。」

と褒めるだけでは育たないのかもしれない、と。

心理学を学ぶ中で、私がとても心に残った考え方があります。

それは、

人生は、自分の選択と行動の積み重ねで少しずつつくられていく。

ということです。

もちろん、

生まれ持った性格や環境は、人それぞれ違います。

でも、

その中で、

どんな言葉を選ぶか。

どんな行動をするか。

何に挑戦するか。

それは、自分で決めることができます。

「自分で選べる。」

そう感じられることは、

子どもが前向きに人生を歩いていくための、大きな力になります。

今回は、

子どもの自信を育てる土台になる

「自分で選ぶ力」

について、一緒に考えてみたいと思います。

人生は自分の選択でつくられる

私たちは、

生まれる場所も、

家族も、

生まれ持った体質も、

自分で選ぶことはできません。

だからといって、

人生が全部決まっているわけではありません。

例えば、

友達に

「ありがとう。」

と言うか。

困っている人を見て手伝うか。

失敗しても、もう一度挑戦するか。

分からないときに、

「教えて。」

と言えるか。

そんな毎日の小さな選択は、

自分で決めることができます。

そして、

その小さな選択の積み重ねが、

未来の自分を少しずつつくっていきます。

だから私は、

子どもには、

「人生は自分で選べる。」

という感覚を育ててあげたいと思っています。

【無料公開】人生は自分の選択でつくられる視覚支援カード

人生を変えることは、

特別なことをすることではありません。

今日、

どんな言葉を選ぶか。

どんな行動を選ぶか。

それを少しずつ積み重ねていくことです。

まずは、こちらの視覚支援カードをご覧ください。

人生は自分の選択で作られる視覚支援カード

このカードでは、

「自分で選べること」

を、子どもにも分かりやすいイラストでまとめています。

ぜひ親子で一緒に見ながら、

「今日は何を選んでみようか。」

と話してみてください。

その時間そのものが、

子どもの自己決定につながっていきます。

本当の自信とは?

「自信がある子」

というと、

勉強ができる子。

運動が得意な子。

何でも一番になれる子。

そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。

でも、

本当の自信は、

それとは少し違うように思います。

例えば、

失敗しても、

「またやってみよう。」

と思えること。

できないことがあっても、

「少しずつ頑張ってみよう。」

と思えること。

そんな気持ちが育っている子は、きっと自信の土台が育っているのではないでしょうか。

私は、

本当の自信とは、

「自分は大丈夫。」

と思える気持ちだと考えています。

心理学では、自信を支える土台として、

  • 自己信頼感…「自分はやればできる」という感覚
  • 自己肯定感…「ありのままの自分にも価値がある」という感覚

が大切だと考えられています。

私は、この二つはどちらも欠かせないものだと思っています。

「やればできる。」

と思えること。

そして、

「できない日があっても、自分には価値がある。」

と思えること。

この二つが少しずつ育つことで、

子どもは安心して挑戦できるようになります。

失敗しても、

「もう一回やってみよう。」

と思える力も育っていくのではないでしょうか。

自信は「ありのままの価値」から育つ

親としては、

テストでいい点を取るとうれしいですよね。

運動会で活躍すると、

思わず拍手したくなります。

でも、

子どもの価値は、

点数や順位だけで決まるものではありません。

100点の日もあれば、

50点の日もあります。

勝つ日もあれば、

負ける日もあります。

できる日もあれば、

できない日もあります。

それでも、

子どもの価値は変わりません。

だから私は、

子どもに伝えたい言葉があります。

「100点じゃなくても大丈夫。」

「失敗しても大丈夫。」

「できない日があっても大丈夫。」

「あなたは、そのままで大切な存在だよ。」

この安心感こそが、

自己肯定感の土台になるのだと思います。

【無料公開】あなたはそのままで大切だよ視覚支援カード

親は、子どもの成長を願うからこそ、

「もっと頑張ってほしい。」

「できるようになってほしい。」

と思います。

私も同じです。

でも、子どもは毎日、

「ちゃんとできるかな。」

「失敗したらどうしよう。」

そんな不安を抱えながら挑戦しています。

だからこそ、

できた日だけではなく、

できなかった日にも伝えたい言葉があります。

「あなたは、そのままで大切な存在だよ。」

まずは、こちらの視覚支援カードをご覧ください。

あなたは、そのままで大切だよ視覚支援カード

このカードは、

子どもに

「できるから価値がある」

ではなく、

「あなたには最初から価値がある。」

ということを伝えるためのカードです。

子どもは、

安心できる場所があるから挑戦できます。

その安心感が、

「もう一回やってみよう。」

という勇気につながっていきます。

自分で選ぶ経験が子どもの自信を育てる

子どもの自信は、

親が与えるものではありません。

自分で考え、

自分で選び、

自分で行動し、

「できた!」

という経験を積み重ねることで育っていきます。

だから、

親が全部決めるより、

子どもが自分で選ぶ機会を少しずつ増やしていくことが大切です。

例えば、

「今日は赤い服と青い服、どっちにする?」

「宿題と音読、どっちから始める?」

「どうしたらうまくいくと思う?」

そんな小さな選択でも十分です。

自分で決める経験は、

「自分にもできる。」

という自己信頼感につながります。

そして、

失敗したときも、

「次はどうしよう。」

と考えられる子に育っていきます。

【無料公開】じぶんでえらぼう視覚支援カード

「自分で選ぶ。」

これは、

子どもが一生使う力です。

怒ったとき。

困ったとき。

友達とけんかしたとき。

どんな行動を選ぶかは、

自分で決めることができます。

まずは、こちらのカードをご覧ください。

自分で選ぼう(感情と行動)視覚支援カード

このカードでは、

「たたく」

「どなる」

「ける」

ではなく、

「やさしくいう」

「まつ」

「そうだんする」

という選択肢があることを、イラストで分かりやすく伝えています。

親子で一緒に見ながら、

「どっちを選ぶと、お友達とうまく遊べるかな?」

「もし同じ場面になったら、どうする?」

と話し合ってみてください。

答えを教えるよりも、

一緒に考える時間が、

子どもの選ぶ力を育ててくれます。

【無料公開】人生は自分の選択でつくられる視覚支援カード

人生は、特別な出来事だけで決まるものではありません。

毎日の小さな選択の積み重ねが、少しずつ未来をつくっていきます。

例えば、

「勉強をする。」

「遊ぶ。」

「早く寝る。」

「もう少しゲームをする。」

どちらを選ぶかは、自分で決めることができます。

もちろん、いつでも勉強だけを選べばいい、遊んではいけないという意味ではありません。

遊ぶことも、休むことも、子どもにとって大切な時間です。

大切なのは、

「自分で考えて選ぶこと」です。

人生の選択自分で選ぼう視覚支援カード

この視覚支援カードでは、

日常生活でよくある場面を通して、

「今日はどんな選択をしようかな?」

と親子で一緒に考えられる内容になっています。

答えを教えることよりも、

「どうしてその選択をしたの?」

「明日はどんな選択をしてみたい?」

と話し合う時間が、子どもの自己決定する力を育てます。

毎日の小さな選択を積み重ねながら、

「自分で考え、自分で選び、自分で行動する力」

を育てていきましょう。

我が家で感じた「小さな選択」の積み重ね

実は、我が家の子どもも、

以前は、

「もう無理。」

「できない。」

と言うことがよくありました。

幼稚園では、ダンスが苦手で、

「もうやりたくない。」

と話していた時期もあります。

また、不器用さもあり、

工作やお絵描きもあまり好きではありませんでした。

でも、療育で体の使い方や手の動かし方を少しずつ練習しながら、

「今日はここまでやってみよう。」

「もう一回だけ挑戦してみよう。」

そんな小さな選択を積み重ねるうちに、

少しずつ

「やってみる!」

と言えることが増えてきました。

年長になる頃には笑顔で踊れるようになり、

工作やお絵描きにも自分から取り組む姿が見られるようになっています。

工作やお絵描きも「やってみたい!」と言うことが増えました。

もちろん、今でも苦手なことはあります。

でも、

「できるようになったから自信がついた」のではなく、

「挑戦してみようと選び続けた経験」が、自信につながったのだと思っています。

だから私は、

子どもには、

結果だけではなく、

毎日の小さな選択や挑戦を大切にしてほしいと願っています。

スマホから保存・印刷してご活用ください

今回ご紹介した、

  • 人生は自分の選択でつくられる
  • あなたはそのままで大切だよ
  • じぶんでえらぼう
  • じぶんはえらべる
  • えらぶのは ぼく!
  • えらぶのは わたし!

の視覚支援カードは、

ご家庭だけでなく、

保育園・幼稚園・学校・放課後等デイサービス・療育施設などでもご活用いただけます。

リビングや冷蔵庫、

子ども部屋など、

毎日目に入る場所へ貼っておくことで、

親子で同じ言葉を共有しやすくなります。

ぜひ、

お子さんと一緒に見ながら、

「今日はどんなことを選んだ?」

と話す時間をつくってみてください。

よくある質問(FAQ)

人生は本当に自分の選択で変えられるのでしょうか?

生まれ持った環境や性格など、自分では選べないこともあります。

しかし、その中でどんな言葉を使い、どんな行動を選び、何に挑戦するかは自分で決められます。

その小さな選択の積み重ねが、未来につながっていきます。

自信がない子には何をしてあげればいいですか?

まずは、「できた・できない」だけで評価するのではなく、「挑戦したね」「頑張ったね」と過程を認めてあげることが大切です。

安心できる環境が、自信を育てる土台になります。

自己肯定感と自己信頼感の違いは何ですか?

自己肯定感は「ありのままの自分にも価値がある」と感じることです。

自己信頼感は「自分はやればできる」と信じられる感覚です。

どちらも子どもの自信を支える大切な力です。

視覚支援カードは何歳から使えますか?

目安としては2〜3歳頃から活用できます。

幼児だけでなく、小学校低学年や発達がゆっくりなお子さんにも分かりやすい内容です。

発達障害の子どもにも役立ちますか?

視覚的な情報が理解しやすいお子さんにとっては、行動の選択肢をイメージしやすくなることがあります。

ただし、理解の仕方や効果には個人差があります。

子どもが失敗を怖がります。どう声を掛ければいいですか?

「失敗しても大丈夫。」「また一緒に考えよう。」と伝えてあげることで、挑戦する安心感につながります。

子どもに選ばせると時間がかかります。

最初は時間がかかることもあります。

まずは「どっちにする?」と二択から始めると、子どもも選びやすくなります。

視覚支援カードはどこに貼るのがおすすめですか?

リビングや冷蔵庫、子ども部屋など、毎日目に入る場所がおすすめです。

親子で一緒に見る機会が増えることで、自然と話題にもなります。

家庭以外でも使えますか?

はい。保育園・幼稚園・学校・放課後等デイサービス・療育施設などでもご活用いただけます。

子どもに一番伝えたいことは何ですか?

「あなたはそのままで大切な存在だよ。」ということです。

そして、「どんな行動を選ぶかは自分で決められる」ということも、一緒に伝えてあげたいと思っています。

まとめ

私たちは、

生まれる場所も、

家族も、

生まれ持った性格も、

自分で選ぶことはできません。

でも、

今日どんな言葉を選ぶか。

どんな行動を選ぶか。

何に挑戦するか。

それは、自分で決めることができます。

だから私は、

子どもには、

「一番になってほしい。」

よりも、

「自分は大丈夫。」

と思える子に育ってほしいと思っています。

100点の日もあれば、

思うようにいかない日もあります。

挑戦できる日もあれば、

立ち止まる日もあります。

それでも、

子どもの価値は変わりません。

「あなたは、そのままで大切な存在だよ。」

この安心感があるからこそ、

子どもは、

「もう一回やってみよう。」

と思えるようになります。

そして、

自分で考え、

自分で選び、

自分で行動する経験を積み重ねることで、

少しずつ、

「自分なら大丈夫。」

という自己信頼感が育っていきます。

私は、そんな小さな選択の積み重ねこそが、

子どもの自己肯定感と自己信頼感を育て、一生折れない自信につながると信じています。

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 小学生と未就学児の兄弟を育てている母です。長男にはASD・ADHD・DCD・吃音があり、療育や学校生活、家庭での関わりを通して、さまざまな困りごとに向き合ってきました。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、実際の子育て経験をもとに、家庭・学校・療育で使える視覚支援カードや無料教材、子育ての工夫を発信しています。 「ことばだけでは伝わりにくい」「次に何をすればよいか分からない」「学習につまずいている」など、その子に合う「分かる方法」を一緒に見つけられる場所を目指しています。 子育ての困りごとが少しでも軽くなりますように。どうぞ気軽に読んでいってください☺️

みんなが読んでいる人気記事

ぼくのいいとこ絵本表紙 1

はじめに 「自分のいいところを書いてね。」 小学校でそんな宿題が出て、 「何を書けばいいの?」 と困ってしまう子は少なくありません。 「自己肯定感を育てたい。」 「自分に自信を持ってほしい。」 「小学 …

ジグソーパズルが苦手な子に視覚支援カード 2

はじめに 「対象年齢より簡単なパズルなのに、なかなか完成できない。」 「合わないピースを、力いっぱい押し込もうとする。」 「枠から作ろうと伝えても、自分のやり方で進めたがる。」 そんなことはありません …

何で勉強しないといけないの?水の入ったコップ視覚支援カード 3

はじめに 「なんで勉強しないといけないの?」 子どもが小学校に入る頃になると、一度は聞かれることがある質問ではないでしょうか。 私も息子に聞かれたことがあります。 そんなとき、SNSで見かけた「水の入 …

WISC検査体験談 4

はじめに|WISC検査をすすめられて悩んだ 年中の冬から年長になり、すぐの頃。 児童発達支援や相談員さんより、 「発達検査はどうしますか?受けれるなら受けた方がいいかもしれないね」 と言われました。 …

5

はじめに 🌱こんにちは。ブログにお越しいただきありがとうございます。 前回の記事では、息子に発達検査を受けさせるまでの葛藤や、療育を始めた理由についてお話ししました。 「発達検査って本当に必要なの?」 …

-視覚支援
-, , , , , , , , , , , , , , , , , ,