発達検査

発達クリニック診断後は何をする?5回目以降の通院・ST・OT・経過観察を体験談で解説

発達クリニック診断後に医師と親子がST・OT・経過観察など今後の支援について相談しているイラスト

※この記事は、実際に発達クリニックへ通院している我が家の体験談です。
診断後の流れや支援内容は、クリニックやお子さんの状況によって異なります。

はじめに|診断が出たら終わりだと思っていた

発達クリニックを受診する前の私は、

「診断が出たら終わり」

だと思っていました。

診断名が付いたら、

何か特別な手続きが必要?
ずっと通院するの?
療育に通うことになる?
薬を飲むの?

そんなイメージを持っていました。

でも実際は、少し違いました。

診断はゴールではなく、
その子に合った支援を考えるスタート でした。

結論から言うと、発達クリニックは診断を受けたら終わりではありません。

子どもの状況に応じて、

経過観察
ST・言語トレーニング
OT・作業療法
保護者向け勉強会
必要に応じた投薬の説明

などを受けながら、成長を見守っていくことがあります。

一方で、診断書の取得や就学相談などの目的が終わったあと、通院を終了する家庭もあります。

今回は我が家の実体験をもとに、
発達クリニック診断後のリアルな流れ を紹介します。

目次

発達クリニックの診断後は何をするの?
我が家が実際に提案された支援内容
吃音に対する言語トレーニング・ST
DCDに対する作業療法・OT
定期的な経過観察では何をする?
保護者向け勉強会の案内もあった
発達クリニックの診断後は薬を飲むの?
投薬を見直したり終了したりすることはある?
診断後に驚いたこと|どれも強制ではなかった
発達クリニック診断後のデメリットはある?
診断後に通院しなくても大丈夫?
我が家が今も通い続けている理由
よくある質問
まとめ

発達クリニックの診断後は何をするの?

結論から言うと、診断後に必ずやらなければいけないことはありませんでした。

我が家の場合、先生から提案されたのは、

言語トレーニング・ST
作業療法・OT
定期的な経過観察
保護者向け勉強会
投薬・経過を見ながら検討

などです。

ただし、どれも強制ではありませんでした。

先生からも、

「必要だと思うものを一緒に考えていきましょう」

という説明でした。

私は受診前、診断されたら何かが一気に決まってしまうのではないかと不安でした。

でも実際には、子どもの様子を見ながら、必要な支援を少しずつ選んでいく形でした。

我が家が実際に提案された支援内容

我が家が診断後に提案された内容は、次のようなものでした。

経過観察:あり
ST・言語トレーニング:あり
OT・作業療法:あり
保護者向け勉強会:案内あり
投薬の説明:あり
投薬実施:なし
通院継続:あり

診断後すぐにすべてが始まったわけではありません。

子どもの困りごとや特性に合わせて、

「吃音についてはSTで見ていきましょう」
「体の使い方はOTで相談できます」
「学校生活の様子は定期的に確認しましょう」

というように、一つずつ提案されました。

吃音に対する言語トレーニング・ST

発達クリニック診断後に言語聴覚士と子どもが絵カードを使ってST・言語トレーニングをしているイラスト

息子には吃音があります。

そのため、診断後も言語聴覚士さんによる言語トレーニング・STを受けています。

内容は、

吃音の状態確認
言葉の発達チェック
会話の様子の確認
家庭での関わり方のアドバイス
保護者相談

などです。

「トレーニング」と聞くと、厳しい練習を想像していました。

でも実際は、遊びや会話を通して様子を見てもらう時間が中心でした。

息子も無理に話させられる感じではなく、自然なやり取りの中で見てもらっています。

親としても、

「今の吃音の状態はどうなのか」
「家庭でどんな声かけをしたらいいのか」

を相談できる場所があるのは、とても心強いです。

関連記事:
発達検査は必要?吃音・幼稚園での困りごとから決断した理由とは

DCDに対する作業療法・OT

発達クリニック診断後に作業療法士と子どもがバランス遊びや手先の課題に取り組むOTのイラスト

息子はDCD・発達性協調運動症の診断もあります。

不器用さや体の使い方のぎこちなさがあり、診断後は作業療法・OTも利用しています。

OTで見てもらっているのは、

手先の使い方
姿勢
バランス
体の動かし方
運動面の課題
力加減
目と手の協応

などです。

作業療法と聞くと少し難しく感じますが、実際には遊びに近い活動も多いです。

バランスを取る遊びをしたり、手先を使う課題に取り組んだり、体を動かしながら様子を見てもらっています。

本人は毎回楽しそうに参加しています。

親としても、

「ただ不器用なだけ」

と思っていた部分を、専門家の視点で見てもらえることは大きな安心につながっています。

定期的な経過観察では何をする?

発達クリニック診断後の経過観察で母親が医師に学校生活や家庭での困りごとを相談しているイラスト

診断後も、定期的な診察があります。

我が家の場合は、

学校生活の様子
支援級での状況
交流級での困りごと
友達関係
学習面
家庭での困りごと
吃音の変化
疲れやすさ
切り替えの難しさ

などを相談しています。

診察というより、

「最近どうですか?」

と成長を一緒に確認する時間に近い印象です。

特に困りごとがないときは、2〜3分ほどで終わることもあります。

でも、何か気になることがあるときに相談できる場所があるのは、親にとって大きな安心材料です。

保護者向け勉強会の案内もあった

クリニックによっては、保護者向けの勉強会が開催されることもあります。

我が家も何度か案内を受けました。

内容は、例えば、

ASDの理解
ADHDの特性
感覚過敏への対応
家庭での関わり方
学校生活での困りごとへの対応

などです。

保護者向け勉強会は、参加必須ではありませんでした。

ただ、同じような悩みを持つ保護者の話を聞けたり、専門家から関わり方を学べたりするので、必要に応じて参加できると心強いと思います。

発達クリニックの診断後は薬を飲むの?

※我が家は投薬を行っていません。
以下は、主に周囲の保護者から聞いた話や一般的な説明です。

我が家の場合は、STやOT、経過観察が中心でした。

一方で、周りの保護者の話を聞くと、子どもの状況や困りごとの内容によっては、医師から投薬という選択肢について説明を受けるケースもあるようです。

例えば、

不注意が強い
多動や衝動性が強い
学校生活に大きな支障がある
本人が強い困り感を抱えている
安全面で心配がある

などの場合です。

ただし、

「診断されたら必ず薬を飲まなければならない」

というわけではありません。

投薬については、医師から説明を受けたうえで、保護者や本人と相談しながら検討していくことが多いようです。

投薬を見直したり終了したりすることはある?

周りの保護者の話を聞くと、医師と相談しながら、投薬内容を見直したり、服薬を終了したりした家庭もありました。

理由は、

困りごとの変化
成長による変化
生活環境の変化
副作用の確認
学校生活への適応

など、さまざまです。

薬の必要性や継続期間は、子どもの状況によって異なります。

気になることがある場合は、自己判断ではなく主治医へ相談することが大切だと感じています。

診断後に驚いたこと|どれも強制ではなかった

受診前の私は、

「診断されたら、何かを絶対にやらなければいけない」

と思っていました。

でも実際は違いました。

ST
OT
経過観察
勉強会
投薬という選択肢

どれも選択肢の一つでした。

先生から提案はありますが、最終的にどうするかは保護者と本人の状況を見ながら考えていく形でした。

このことは、診断前の私が知っておきたかったことの一つです。

発達クリニック診断後のデメリットはある?

正直に言うと、通院の負担はあります。

我が家が感じているデメリットは、

通院の時間がかかる
送迎が必要
予約調整が大変
待ち時間がある
学校や園との予定調整が必要
診断歴が残ることを気にする人もいる

などです。

特にSTやOTがある日は、診察だけの日より時間がかかります。

我が家の場合、診察だけなら短時間で終わることもありますが、OTやSTがある日は、トレーニングや保護者へのフィードバックも含めて、全体で1時間弱になることが多いです。

一方で、

「専門家に見守ってもらえる安心感」

も大きいと感じています。

診断後に通院しなくても大丈夫?

ここも受診前は知らなかったことです。

私は、

「診断されたらずっと通院するもの」

だと思っていました。

でも実際には、診断後しばらくして通院を終了する家庭もあります。

我が家の周りでは、

就学相談で診断書が必要だった
支援級や通級利用のために診断を受けた
放課後等デイサービス利用のために診断が必要だった

というケースも少なくありませんでした。

そのため、必要な手続きや支援につながったあと、定期通院を終了したり、受診間隔を空けたりする家庭もあります。

一方で、

STを利用している
OTを利用している
学校生活に不安がある
定期的に相談したい
成長の変化を見てもらいたい

などの理由で継続して通院する家庭もあります。

地域やクリニック、子どもの状況によって違いますが、診断を受けたら必ず長期間通院しなければならないわけではないようです。

我が家が今も通い続けている理由

我が家は現在も定期的に通院しています。

理由は、何か問題が起きた時だけではなく、成長の過程を一緒に見てもらえるからです。

支援級のこと。
交流級のこと。
友達関係のこと。
吃音のこと。
家庭での困りごとのこと。

成長とともに悩みも変わります。

その時に相談できる場所があることは、親にとって大きな安心材料になっています。

また、我が家の場合は、吃音に対する言語トレーニング・STや、DCDに対する作業療法・OTも利用しています。

そのため、

「診察だけのために通っている」

というより、

「必要な支援を受けながら、経過も見てもらっている」

という感覚の方が近いです。

我が家にとって発達クリニックは、何か問題が起きた時だけ駆け込む場所ではなく、成長を見守ってもらうための定期点検のような存在になっています。

よくある質問

発達クリニックは診断後も通院しますか?

子どもの状況によります。
我が家はST・OT・経過観察のため、定期的に通院しています。

診断後は必ず療育になりますか?

必ずではありません。
子どもの困りごとや状況に応じて、必要な支援が提案されます。

ST・言語トレーニングとは何ですか?

言語聴覚士による支援です。
言葉やコミュニケーション、吃音などについて相談できます。

OT・作業療法とは何ですか?

作業療法士による支援です。
手先の使い方、姿勢、体の動かし方、不器用さなどを見てもらうことがあります。

診断されたら薬を飲まなければいけませんか?

必ずではありません。
困りごとの程度や生活への影響を見ながら、医師と相談して検討します。

投薬は途中で見直すことがありますか?

子どもの状況に応じて、医師と相談しながら見直されることがあります。

経過観察では何を話しますか?

学校生活、家庭での困りごと、友達関係、学習面、吃音の様子などを相談しています。

保護者向け勉強会は参加必須ですか?

我が家の場合は任意でした。
必要に応じて参加する形でした。

診断後に通院しなくなる家庭もありますか?

あります。
診断書や就学相談などの目的が終わった後、通院を終了する家庭もあります。

保護者向け勉強会は参加必須ですか?

我が家の場合は任意でした。
必要に応じて参加する形でした。

診断後に通院しなくなる家庭もありますか?

あります。
診断書や就学相談などの目的が終わった後、通院を終了する家庭もあります。

発達クリニックは診断後も役に立ちますか?

我が家では、子どもの成長を継続して相談できる場所として、とても支えになっています。

発達クリニックは何歳まで通えますか?

クリニックによって異なります。
小児専門のクリニックでは高校生頃まで対応している場合もありますし、成人診療へ移行するケースもあります。

診断後に療育へつながることはありますか?

あります。
子どもの状況によっては、療育や放課後等デイサービスなどの支援を紹介されることがあります。

診断だけ受けて通院をやめても大丈夫ですか?

子どもの状況によります。
我が家の周りでも診断後に通院を終了した家庭はあります。
ただし困りごとが続いている場合は、主治医と相談しながら判断することが大切です。

支援級に入るために診断は必要ですか?

自治体によって異なります。
診断書が求められる場合もあれば、就学相談や教育委員会の判断で決まる場合もあります。

放課後等デイサービス利用に診断は必要ですか?

必ずしも必要とは限りません。
自治体によっては診断がなくても受給者証が発行される場合があります。
詳しくは自治体や相談支援事業所へ確認してください。

まとめ|診断後こそ本当のスタートだった

受診前は、

「診断されたら終わり」

と思っていました。

でも実際は、診断後こそ本当のスタートでした。

言語トレーニングや作業療法、経過観察や勉強会。

必要に応じて、投薬という選択肢について説明を受けることもあります。

そして、どれも強制ではありませんでした。

我が家にとって発達クリニックは、診断を受けた場所だけではありません。

今では、子どもの成長を一緒に考えてくれる場所になっています。

診断後に何をするのか不安に感じている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

📢次回予告

次回は、
「発達クリニックの通院歴はデメリットになる?|保険・就職・進学への影響を調べてみた」
をお届けします。

お楽しみに!

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  • この記事を書いた人
しょうがなすこのプロフィールイラスト

しょうがなすこさん

はじめまして🌼「しょうがなすこ」と申します。 小学生と未就学児の兄弟を育てている母です。長男にはASD・ADHD・DCD・吃音があり、療育や学校生活、家庭での関わりを通して、さまざまな困りごとに向き合ってきました。 児童発達支援アドバイザーの資格を持ち、実際の子育て経験をもとに、家庭・学校・療育で使える視覚支援カードや無料教材、子育ての工夫を発信しています。 「ことばだけでは伝わりにくい」「次に何をすればよいか分からない」「学習につまずいている」など、その子に合う「分かる方法」を一緒に見つけられる場所を目指しています。 子育ての困りごとが少しでも軽くなりますように。どうぞ気軽に読んでいってください☺️

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