はじめに|支援級の1日って実際どんな感じ?
「支援級に入ったら、子どもはどんな1日を過ごすの?」
小学校入学前、私はそこがまったく想像できませんでした。
支援級で授業を受ける時間はどれくらい?
交流級には行くの?
給食はどこで食べるの?
放課後等デイサービスまで行くと疲れすぎない?
宿題やお風呂、寝る時間はどうなる?
入学前は、学校生活そのものも不安でしたが、学校が終わった後の生活まで含めて不安でした。
わが家の息子は、小学校1年生で情緒支援級に在籍しています。
国語・算数は支援級で学び、その他の教科や活動は交流級に参加することもあります。
さらに放課後は、放課後等デイサービスを利用しています。
この記事では、わが家の実体験をもとに、
- 支援級に通う小1息子の1日の流れ
- 学校でのスケジュール
- 交流級との行き来
- 給食や休み時間の様子
- 放課後等デイサービス利用日のリアル
- 帰宅後の疲れと家庭での工夫
- 使ってよかった持ち物・便利グッズへの導線
をまとめます。
※支援級や放課後等デイサービスの内容は、学校・自治体・事業所・子どもの状況によって異なります。この記事は、わが家の体験談として参考にしてください。
※この記事には広告・アフィリエイトリンクが含まれる場合があります。実際の体験をもとに、わが家で役立ったものや選び方を紹介しています。
結論|支援級+放デイの1日は、安心もあるけれど想像以上に忙しい
先に結論から言うと、支援級と放課後等デイサービスを利用する1日は、かなり忙しいです。
朝の準備。
登校。
支援級と交流級を行き来する学校生活。
給食。
放課後等デイサービス。
帰宅後のご飯、お風呂、宿題、翌日の準備。
大人が思っている以上に、子どもは1日中かなり頑張っています。
ただ、その一方で、
- 支援級で見通しを確認できる
- 少人数で落ち着いて学べる
- 困った時に先生に聞きやすい
- 放デイで宿題や遊びの時間がある
- 学校以外にも安心できる居場所がある
という安心感も大きいです。
入学前は「支援級で大丈夫かな」と不安でした。
でも実際に1日を過ごしてみると、息子にはこの流れが合っていたのだと感じる場面が増えました。
支援級に通う小1息子の1日スケジュール

わが家の平日は、だいたいこのような流れです。
| 時間 | 内容 |
|---|---|
| 6:30 | 起床 |
| 7:00頃 | 朝ごはん |
| 7:30頃 | 着替え・持ち物確認 |
| 7:35〜7:45 | 自宅出発 |
| 8:15頃 | 朝の会 |
| 8:25〜12:40 | 授業 |
| 12:40頃 | 給食 |
| 13:25頃 | 昼休み |
| 13:50頃 | 掃除 |
| 14:15頃 | 帰りの会 |
| 14:30頃 | 放課後等デイサービスのお迎え |
| 15:00〜17:30 | 放デイで過ごす |
| 17:30〜18:00 | 帰宅 |
| 18:30頃 | 休憩・ゲーム |
| 19:00〜20:30 | ご飯・お風呂 |
| 20:30〜21:00 | 宿題・音読など |
| 21:00〜22:00 | 自由時間 |
| 22:00〜22:30 | 就寝準備・就寝 |
こうして見ると、かなり予定が詰まっています。
特に小1の入学直後は、学校に行くだけでも大仕事です。
そこに放デイ、宿題、生活リズムが重なるので、最初は親子ともにかなりバタバタしました。
朝のスケジュール|登校前からすでに一仕事
6:30 起床
朝は少し余裕を持って起きるようにしています。
発達特性がある子にとって、朝の準備は意外と大変です。
- 着替える
- 朝ごはんを食べる
- 歯を磨く
- 持ち物を確認する
- ランドセルを背負う
- 家を出る
大人から見ると普通の流れでも、子どもにとっては切り替えの連続です。
息子も、朝から急かされると一気に不機嫌になることがあります。
そのため、できるだけ「早くして」だけにならないように、見通しを持たせることを意識しています。
7:00頃 朝ごはん
朝ごはんは、食べられるものを少しでも食べることを大切にしています。
学校生活は思っている以上に体力を使います。
朝食を食べないと、途中で疲れやすくなることもあります。
ただ、朝からしっかり食べられない日もあります。
わが家では、
- パン
- ヨーグルト
- バナナ
- フルーツ
- 食べ慣れたもの
など、無理なく食べられるものを選ぶことが多いです。
7:30頃 登校準備
登校準備では、着替えや持ち物確認をします。
正直、まだ親のサポートはかなり必要です。
自主的に全部できる日もありますが、親がほぼ全自動で準備を進める日もあります。
入学前は、
「小学生になったら自分で準備してほしい」
と思っていました。
でも実際は、慣れるまではかなり時間がかかります。
わが家では、ランドセル収納や名前シール、持ち物チェックを使いながら、少しずつ自分で準備できるようにしています。
関連記事として、入学後に役立った持ち物はこちらにまとめています。
【支援級・小1】「できない」は道具のせいかも?入学後に買ってよかった持ち物・便利グッズ
7:35〜7:45 自宅出発
今のところ、靴箱付近まで付き添って登校しています。
家を出る時間が少し遅れると、親も子どもも焦ります。
特に雨の日は、傘や靴、荷物でいつもより時間がかかります。
できれば5分早く出たい。
でも実際は、毎朝なかなか理想通りにはいきません。
それでも、朝の焦りを減らすだけで、登校前の親子の空気はかなり変わると感じています。
学校での1日|支援級と交流級を行き来する
8:15頃 朝の会
学校に着くと、朝の会があります。
朝の会では、
- 出欠確認
- 健康観察
- 今日の予定確認
- 持ち物確認
などを行います。
支援級では、1日の見通しを確認する時間がとても大切だと感じています。
息子は「次に何をするか」が分かると安心しやすいタイプです。
逆に、予定が分からないと不安になったり、切り替えが難しくなったりします。
朝の会で予定を確認できることは、安心して1日を始めるための大事な支援になっています。
1時間目〜3時間目|国語・算数などの学習
午前中は、国語や算数などの学習があります。
わが家の場合、国語と算数は支援級で受けることが多いです。
支援級では、
- 少人数で学べる
- 個別に声をかけてもらいやすい
- 分からないところを聞きやすい
- 作業量を調整してもらえる
- 見通しを持ちやすい
という良さがあります。
息子は、普通級のような大人数の環境だと、周囲の刺激で集中が切れやすいタイプです。
でも、支援級の少人数環境では、比較的落ち着いて取り組めています。
「できない」のではなく、環境が合うと力を出しやすいのだと感じています。
交流級へ行く時間もある
支援級に在籍していても、ずっと支援級だけで過ごすわけではありません。
息子も、交流級へ行く時間があります。
例えば、
- 音楽
- 図工
- 体育
- 生活
- 道徳
- 図書
- 給食
などは、交流級で過ごすことがあります。
朝のうちに、
「国語と算数は支援級だね」
「次の生活は交流級だね」
と確認できると、息子も安心しやすいです。
支援級と交流級を行き来する生活は、最初は親もイメージしにくかったです。
でも実際には、子どもの状況に合わせて学ぶ場所を調整している感じに近いです。
中休み|トラブルも起きやすい時間
中休みは、子どもにとって楽しみな時間です。
でも、発達特性がある子にとっては、トラブルが起きやすい時間でもあります。
理由は、
- ルールが曖昧になりやすい
- 友達との距離感が難しい
- 遊びの切り替えが難しい
- 興奮しやすい
- 疲れが出てくる
からです。
息子も、友達との関わり方がまだ難しい場面があります。
悪気があるというより、距離感やルールの理解が追いつかないことがあります。
支援級では、必要に応じて先生がフォローしてくれることもあり、少しずつ経験を積んでいるところです。
4時間目〜5時間目|疲れが出やすい時間帯
午前の後半になると、疲れが出やすくなります。
特に小1の入学直後は、学校にいるだけでもかなりエネルギーを使います。
支援級では、
- 視覚支援
- 個別の声かけ
- 作業量の調整
- クールダウン
- 気持ちを整える時間
など、子どもに合わせた対応をしてもらえることがあります。
わが家の場合も、ずっと頑張り続けるのではなく、必要に応じて整えながら参加できることが大きな安心につながっています。
給食|偏食・牛乳・食べるペースの課題
給食は、特性が出やすい時間です。
息子の場合、
- 食べるスピードが遅い
- 牛乳が苦手
- 野菜が苦手
- 不器用さがあり、お箸が心配
という不安がありました。
入学前は、「ちゃんと食べられるかな」とかなり心配していました。
でも実際には、みんなと一緒だと食べられるものもあるようです。
野菜も、家より学校の方が頑張れることがあります。
一方で、牛乳は半分残すこともあります。
無理に完食を目指すより、まずは安心して給食時間を過ごせることを大切にしています。
給食や食べることに不安がある場合は、食べられたものを見える化する方法も役立ちます。
【無料公開】食べられた!ステップアップ表
昼休み|友達との関わりを学ぶ時間
昼休みは、友達との関わりが増える時間です。
鬼ごっこ、遊具、おしゃべり、図書室、自由遊び。
楽しい時間である一方で、子どもによっては疲れやすい時間でもあります。
息子は、友達付き合いに苦手さがあります。
そのため、必要に応じて先生が見守ってくれることはとても助かっています。
昼休みは、ただ遊ぶ時間ではなく、人との関わり方を学ぶ時間でもあるのだと感じています。
掃除・自由時間|切り替えの練習にもなる
掃除も、実は大切な学習です。
- 役割を理解する
- 手順通りに動く
- 友達と協力する
- 終わったら切り替える
こうした力が必要になります。
支援級で掃除をする場合もあれば、交流級で掃除をする場合もあります。
また、少し自由時間があることで、気持ちを整えられることもあります。
好きなことをして落ち着く時間があると、その後の切り替えがしやすくなることもあります。
帰りの会|忘れ物確認と明日の見通し
5時間授業の日は、帰りの会をして下校になります。
帰りの会では、
- 今日の振り返り
- 明日の確認
- 忘れ物チェック
- 配布物の確認
などをします。
息子は持ち物管理が苦手なので、帰りの会で確認してもらえることは助かります。
それでも忘れ物はあります。
でも、少しずつ「自分で確認する」経験を積んでいるところです。
放課後等デイサービスのお迎え
学校が終わると、放課後等デイサービスのお迎えがあります。
学校まで迎えに来てもらえるので、親としてはかなり助かっています。
下校の心配が減ること。
学校から放デイまでの移動をサポートしてもらえること。
この安心感は大きいです。
入学前は、学校の後に放デイまで行くと疲れすぎるのではないかと不安でした。
でも息子にとっては、放デイが学校や家とは違う安心できる場所になっています。
放課後等デイサービスで過ごす時間
放課後等デイサービスでは、だいたい15:00〜17:30頃まで過ごしています。
内容は事業所によって違いますが、わが家の場合は、
- 宿題
- SST
- 集団活動
- 自由遊び
- 運動
- おやつ
- 友達との関わり
などがあります。
放デイで宿題を見てもらえる日は、本当に助かります。
ただ、音読など家でやるものが残る日もあります。
放デイは、ただ預かってもらう場所ではなく、学校とは違う形で社会性や生活力を育ててもらえる場所だと感じています。
帰宅後|小学校+放デイ後は電池切れになることも

17:30〜18:00 帰宅
帰宅後は、かなり疲れていることがあります。
小学校、支援級、交流級、給食、休み時間、放デイ。
1日中いろいろな場所で頑張っているので、家に帰ると一気に力が抜けます。
入学直後から1か月頃までは、特に反動が出やすかったです。
例えば、
- 帰宅後に寝てしまう
- 急に泣く
- ちょっとしたことで怒る
- 言葉遣いが荒くなる
- 音読で癇癪になる
- ぼーっとする
などです。
最初は、
「学校で何かあったのかな」
「放デイが疲れすぎるのかな」
と心配しました。
でも、少しずつ分かってきたのは、
学校で頑張っているからこそ、家で崩れることもある
ということです。
18:30頃 休憩・ゲーム
帰宅後は、まず休憩を優先しています。
わが家では、ゲーム時間も気持ちを切り替える時間の一つだと考えています。
もちろん時間の区切りは必要です。
でも、学校と放デイでたくさん頑張った後に、好きなことで一度落ち着く時間も大切だと感じています。
19:00〜20:30 ご飯・お風呂
この時間帯はかなりバタバタします。
疲れている日は、
- 食事が進まない
- 食事中に眠くなる
- お風呂を嫌がる
- 切り替えに時間がかかる
こともあります。
小学校入学直後は、生活リズムを整えるだけでも大変でした。
20:30〜21:00 宿題・音読
宿題は、短時間で終わるように意識しています。
学校と放デイでエネルギーを使い切っている日は、集中力が残っていません。
我が家では、
- 完璧を目指しすぎない
- できる分だけ取り組む
- 音読だけの日もある
- 疲れている日は早めに切り上げる
こともあります。
入学前は「宿題はきちんと全部やらせなきゃ」と思っていました。
でも今は、まず学校へ行けたこと、放デイも頑張ったことを大事にしたいと思っています。
22:00〜22:30 就寝準備
できればもっと早く寝たい。
これが本音です。
ただ、実際には帰宅後の流れが詰まっていて、寝る時間が遅くなる日もあります。
発達特性がある子は、疲れているのに寝つけないこともあります。
脳が興奮しているような感じで、なかなか眠れない日もあります。
寝る前は、
- YouTubeやゲームを控える
- 絵本を読む
- 部屋を暗くする
- 安心できる流れにする
ことを意識しています。
支援級の1日は普通級とどう違う?
実際に通って感じる違いは、次のようなところです。
- 少人数で落ち着きやすい
- 見通し確認が多い
- 個別の声かけがある
- 疲れた時に配慮してもらいやすい
- 支援級と交流級を行き来できる
- 持ち物や切り替えの確認がしやすい
息子は、
- 身支度が苦手
- 持ち物管理が苦手
- 友達との距離感が難しい
- 予定変更が苦手
- 複数指示が苦手
という特性があります。
支援級では、こうした困りごとに対して、スケジュール確認や個別フォローがあります。
そのおかげで、安心して過ごせている部分が大きいです。
小1で支援級+放デイに通って感じたこと
入学前は、
「支援級って特別な場所なのかな」
「放デイまで行ったら疲れすぎないかな」
と不安でした。
でも実際には、息子にとって支援級も放デイも安心できる場所になっています。
もちろん、毎日がスムーズなわけではありません。
疲れる日もあります。
荒れる日もあります。
宿題が進まない日もあります。
でも、
「学校に行けた」
「放デイも頑張れた」
「少しずつ慣れてきた」
という積み重ねは、とても大きいです。
特に入学して1か月ほど経つと、少しずつ落ち着いてきたと感じる場面が増えました。
最初は見通しが持てず、緊張や興奮で不安定になることもありました。
でも、学校生活の流れが分かってくると、安心できる時間も増えてきたように思います。

家庭で助かったもの・見直してよかったもの
支援級や放デイの1日は、持ち物や準備が多いです。
そのため、家庭では「子どもが分かりやすい仕組み」を作ることがかなり大切だと感じました。
わが家で見直してよかったのは、
- ランドセル収納
- 名前シール
- 直飲み水筒
- 履きやすい靴
- タイマー
- 持ち物チェック
- 視覚支援カード
などです。
子どもができない時、本人の努力不足ではなく、道具や環境が合っていないだけのこともあります。
入学後に役立った持ち物はこちらにまとめています。
【支援級・小1】「できない」は道具のせいかも?入学後に買ってよかった持ち物・便利グッズ
また、登校後の流れを見える化したい場合は、こちらのカードも役立ちます。
【無料公開】小学校についたらカード|視覚支援絵カードで登校後の流れを見える化
よくある質問
支援級ではずっと別教室で過ごしますか?
学校や子どもの状況によります。支援級に在籍しながら、交流級で授業や給食に参加する子もいます。
支援級の1日は普通級と大きく違いますか?
時間割自体は似ていますが、少人数での学習、見通し確認、個別の声かけなど、支援の入り方が違うと感じます。
支援級でも給食は交流級で食べますか?
学校や子どもの状況によります。交流級で食べる子もいれば、支援級で食べる子もいます。
支援級の子は放課後等デイサービスを利用しますか?
利用する子もいますが、必須ではありません。家庭や子どもの状況に合わせて利用します。
小学校の後に放デイへ行くと疲れませんか?
疲れることはあります。ただ、放デイが安心できる居場所になっている子もいます。帰宅後は休憩時間を確保すると少しラクです。
放デイで宿題は見てもらえますか?
事業所によります。わが家では宿題を見てもらえる日があり、とても助かっています。
帰宅後に荒れるのは普通ですか?
学校や放デイで頑張った反動が出る子もいます。続く場合や強い場合は、学校や放デイと相談すると安心です。
支援級に入ると友達はできますか?
交流級や支援級、放デイなどで友達と関わる機会はあります。ただし、関わり方にサポートが必要な子もいます。
支援級の持ち物管理は大変ですか?
子どもによりますが、持ち物が多くて混乱しやすいことがあります。収納や名前シール、チェックリストが役立つことがあります。
支援級にしてよかったですか?
わが家では、安心して学校へ通える環境があることが大きなメリットでした。
まとめ|支援級+放デイの1日は忙しいけれど、安心できる工夫がある
支援級に通う小1息子の1日は、想像以上に忙しいです。
朝の準備。
学校生活。
支援級と交流級の行き来。
給食や休み時間。
放課後等デイサービス。
帰宅後のご飯、お風呂、宿題、就寝準備。
親子ともに慣れるまでは本当にバタバタしました。
それでも、支援級には、
- 見通しを確認できる
- 少人数で学べる
- 困った時に相談しやすい
- 無理をさせすぎない
- 子どもに合った支援を受けやすい
という安心感があります。
放課後等デイサービスも、学校や家庭とは違う安心できる居場所になっています。
毎日完璧にはいきません。
疲れる日も、崩れる日もあります。
でも、
「今日も学校へ行けた」
「放デイも頑張れた」
「少しずつ生活に慣れてきた」
その積み重ねが、子どもの自信につながっているように感じます。
支援級や放課後等デイサービスを検討している方にとって、少しでも1日のイメージがしやすくなれば嬉しいです。
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